広報みたか2012年6月3日2面
■新川防災公園多機能複合施設(仮称)整備事業
新川防災公園・多機能複合施設(仮称)における、市民サービスの向上、最適な施設サービスの提供に向けた管理運営面の検討作業を進め、平成24年3月に方針を策定しました。今号より、管理運営方針の内容をご紹介していきます。今号は、管理運営方針の構成、管理運営の目標と基本的な考え方をご紹介します。
[問]都市再生推進本部事務局TEL内線2052
事業概要
市民のみなさんの安全安心と市民サービスの向上を図るため、市が暫定管理地として活用している市役所東側の東京多摩青果(株)三鷹市場跡地(新川6丁目)を中心とした約2.0haに、災害時の一時避難場所となる防災公園と、健康・スポーツ施設、老朽化し耐震性に課題のある公共施設などを集約化し、防災センター機能を加えた多機能複合施設を整備します。事業の推進に当たっては、独立行政法人都市再生機構の防災公園街区整備事業として国庫補助金を活用するなど財政負担の軽減を図り、早急な整備を目指します。
管理運営方針とは
新川防災公園・多機能複合施設(仮称)開設後の管理運営の目標やその実現に向けた体制づくり、基本的な事項についての考え方などをまとめたものです。この施設で、市民のみなさんの多様なニーズに対応し、各施設の集約化による相乗効果を高めながら、適正かつ効率的な施設管理とサービス提供を行うことを目的とします。
※管理運営方針は、市ホームページでも確認できます。
管理運営方針の構成
【施設の概要】
○施設整備の目標と概要
○施設の機能と配置
【管理運営の目標と管理運営体制】
○管理運営の目標と基本的な考え方
○管理運営体制
【施設の管理運営に関する基本事項】
○施設の休館日・開館時間
○諸室の貸出
○施設利用のための条件整備
○集約化による事業連携
○災害時における機能転換
○市民参加と協働の推進
○利用者からの意見聴取と評価・見直し
○施設のランニングコストの縮減に向けた取り組み
管理運営の目標と基本的な考え方
新川防災公園・多機能複合施設(仮称)に集約する施設などについては、利用時間帯や利用方法なども異なることから、集約後も、それぞれが独自の管理運営を行うと、複合施設としての効果が十分に発揮されないことが懸念されます。複合施設としての特性を最大限に活かすため、目標と基本的な考え方を設定し、それに向けて、各施設間の連携と融合を図るとともに、施設全体の効率的な運用を進めていきます。
◆施設間の「連携」・「融合」と施設全体の「最適化」により…
市民交流の促進と施設利用の利便性の向上
・施設の共用空間などを活用し、ボランティアなどの市民参加と協働を推進することで、分野を超えた市民間の交流を促進します。
・ユニバーサルデザインの導入、ICT(情報通信技術)を活用したサービス提供など、利用者の視点で「わかりやすく、使いやすい」施設とします。
・各施設の利用時間の拡充やスペースの有効活用を行い、施設利用の利便性向上を図ります。
質を確保した安全・安心な施設サービスの提供
・施設サービスの質と施設利用の公平性を確保し、利用者のみなさんの満足度向上を図ります。
・利用時間の統一や各施設の開館状況に応じたセキュリティを確保します。
・災害時には、施設全体が防災拠点となることからICTを活用した情報提供や施設全体の有機的な連携を図ります。
効率的な管理運営の実現によるランニングコストの縮減
・複合施設の維持管理の一元化や環境に配慮した施設整備を行うとともに、施設の広告媒体としての活用も検討します。
■市内の空間放射線量測定結果
[問]環境政策課TEL内線2523
4月2日から第5次測定として、定点観測地点と市内110カ所の測定を順次実施しています。5月17日〜30日に測定した各施設(星と森と絵本の家など全28施設)の地上1mの値は0.04〜0.09毎時マイクロシーベルトでした。くわしい測定結果は市ホームページのトップページ「東日本大震災関連情報」から、または三鷹市公式ツイッター[HP]http://twitter.com/mitaka_tokyoからご覧ください。
また、第1〜3次測定結果の地図情報を市ホームページの「三鷹市わがまちマップ」(トップページ「地図情報」)で確認できます(第4次以降の測定結果は掲載準備中です)。
〈市内放射性物質測定結果〉
※「不検出」とは、検査機関の分析による検出限界値未満であることを示します。くわしくは、市ホームページの各検査結果をご覧ください。
[問]水再生課TEL内線2873
キーワード:
・毎時マイクロシーベルトとは、放射線が人体に与える影響を1時間当たりで表す単位です。
・1マイクロシーベルトとは、1シーベルトの100万分の1を表す単位です。
・ベクレルとは、放射線を放つ放射能の量であり、放射能の強さを表す単位です。
■みたか防災まちづくりディスカッション 7月28日(土曜日)・29日(日曜日)開催
参加者を無作為抽出方式で募集します
[問]防災課TEL内線2283
三鷹市地域防災計画の改定に向けて、市民のみなさんからご意見を伺うため、「みたか防災まちづくりディスカッション」を開催します。
今後、事業を協働して実施する共催団体(下部参照)と設置する実行委員会で具体的な検討などを進め、市が住民基本台帳から無作為で抽出した方へ6月初旬を目途に参加依頼状をお送りし、参加の意向を確認します。
ディスカッション当日は、事前に開催した市民会議で市内の防災関連団体のみなさんと選定した検討テーマについて、参加に同意いただいた方と1日半にわたって話し合います。初めての方でも、防災について日ごろ抱いている関心や意見を発表し、参加者同士で意見交換できる機会です。依頼状が届いた方は、ぜひご参加ください。
◆共催団体 三鷹青年会議所、三鷹商工会青年部、JA東京むさし三鷹地区青壮年部、東京三鷹ロータリークラブ、特定非営利活動法人みたか市民協働ネットワーク
■「三鷹くらしのガイド2012・2013(駐輪場)」お詫びと訂正
「三鷹くらしのガイド2012 ・2013」に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。
◆67ページ「駐輪場」の表に、右記のとおり誤りおよび記載漏れがありました。
※青字は訂正箇所です。
[問]道路交通課TEL内線2883
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり