緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2012年4月29日15面

■基本計画素案に対するパブリックコメントなどの結果をお知らせします

パブリックコメント
基本計画素案に対するパブリックコメントなどの結果をお知らせします
 1月に実施した「第4次基本計画素案」に対するパブリックコメント、まちづくり懇談会では、87件のご意見をいただきました。主なご意見とそれに対する市の考え方は以下のとおりです。

●は、主なご意見
→は、市の考え方

基本計画素案で、「性と生殖の権利」が削除され、「女性の健康と権利」となっているが、その意義がわからないので対応してほしい。
→「性と生殖に関する健康と権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)」については、施策の基本的な考え方に盛り込むとともに、「男女平等参画のための三鷹市行動計画2022」においても、追加修正し、総合的な啓発事業などの中で取り組みを進めます。

三鷹駅前再開発については、住民とよく話し合って進めること。しろがね通りは、通勤・通学に利用する市民が多いことから現状のまま残してほしい。
→市道13号線(通称しろがね通り)の一部につきましては、三鷹駅前地区再開発基本計画に基づき、区域内幹線道路第2期の道路区域に付け替えることとしています。昨年実施した「まち歩き・ワークショップ」では、「再開発の際には建物1階部分に通路を通す」といったアイデアが参加者より提案されました。市としても、都市計画決定に係る手続きを進める段階において、みなさんからのご意見を聴きながら進めていきます。

道路の交通量とバスの運行本数が整合していないように感じるのでルートを検討してほしい。
→「交通総合協働計画2022」の推進の中で、バス事業者とも協議を行いながら、検討します。

東京外かく環状道路の整備は、中止してほしい。
→東京外かく環状道路は、交通渋滞の緩和および大気汚染など環境改善を図るための広域的なネットワークを形成する道路として、必要な環状道路であると認識しています。

災害に強い住宅という点では、耐震化が重要と考える。耐震化に関する目標設定とともに、助成制度のわかりやすい周知が必要である。
→「『耐震改修促進計画』の改定と推進」の中で取り組みます。同計画については、耐震化をより一層計画的に進めていくため、平成24年度に改定する予定です。また、助成制度の周知については、普及啓発の方法を含めて検討し、計画に反映します。

保育園や学校給食食材に関する放射線測定については、三鷹市として独自に継続的な取り組みを行うなど充実を図ってほしい。
→「空間放射線量等への対応」の中で、児童・生徒の安全確保や情報提供などについての対応を国、東京都へ要請します。また、状況に応じて、市独自の給食食材などの放射性物質の検査などを実施します。

市民の健康を守るために、大切な情報を医療関係団体とも協力し、だれにでもわかりやすい方法で伝えるようにしてほしい。
→「健康づくりのための情報提供の充実」の中で取り組むとともに、個別計画(健康福祉総合計画2022)の中にも同趣旨の内容を盛り込んでいます。

市が地域との協働を行う際に、正面から向き合っていないように感じる。事業開始当初の要請だけではなく、その後の運営に関するバックアップなどについても検討してほしい。
→「コミュニティ活動の新たな展開に向けた取り組み」が該当します。地域の活動の活性化を支援し、協働のまちづくりを推進する視点から地域力の向上につながる取り組みを進めます。

新川防災公園・多機能複合施設(仮称)については、厳しい財政状況に鑑み中止するべきである。
→老朽化した公共施設の耐震性などの課題を解決し、市民の命と暮らしを守り、災害に強いまちづくりを進めていく上でも、本整備事業は最優先課題と位置づけ推進する重要な事業です。
  この事業は後年度負担に関する的確な予測のもとに、将来負担に無理がないと見極めた上で取り組んでいます。今後、事業経費の精査および国・都補助金を確保するなど、負担の抑制に努めながら、事業を進めます。

井口グラウンドは、売却しないでほしい。
→井口特設グラウンドについては、売却の方針です。周辺環境との調和や良好な住環境の確保などを十分考慮し、地区計画制度などを活用するなど、利用者、近隣のみなさんのさまざまな意見も伺いながら、慎重に判断をしていきます。

 第4次基本計画素案に対していただいたご意見とそれに対する市の考え方などは、相談・情報センター(市役所2階)、市政窓口、市民協働センター、図書館で閲覧できるほか、市ホームページ「パブリックコメント」で閲覧できます。


■第4次基本計画策定の経緯(平成21〜22年度)

平成21年度

平成22年1月
三鷹まちづくり総合研究所「第4次基本計画と市民参加のあり方に関する研究会」の検討・提言

 平成21年7月に「三鷹まちづくり総合研究所」(所長 三鷹市長)を、三鷹ネットワーク大学推進機構と共同で設置し、検討・提言を行いました。提言書では、第4次基本計画と個別計画のあり方や、地域課題や政策課題の検討における市民参加のあり方などについて提案されました。

平成22年3月
「第4次基本計画及び個別計画の策定等に関する基本方針の策定」

 「三鷹まちづくり総合研究所」の提言を踏まえて、第4次基本計画のあり方とともに、平成22年度〜23年度にかけて取り組みを行う市民参加の進め方を定めました。これを基に、「まち歩き・ワークショップ」や「まちづくりディスカッション」を実施しました。

平成22年度

平成22年8月
「三鷹を考える論点データ集」「三鷹を考える基礎用語事典(web版)」の発行

 「三鷹を考える論点データ集」は、庁内公募の若手職員を中心としたプロジェクトチームが作成しました。市民生活の視点から市政の課題や論点を抽出し、「比較情報」「争点情報」の資料集としてわかりやすくまとめました。人口や財政状況の推移などのほか、計画の施策分野ごとに関連するデータや近隣自治体との比較データを掲載し、市民会議などさまざまな協議・検討会での基礎資料としました。
※「三鷹を考える論点データ集」は、1部1,000円で、相談・情報センター(市役所2階)、市政窓口にて販売し、市ホームページにも掲載しています。

平成22年9月〜平成23年2月
コミュニティ住区ごとの「まち歩き・ワークショップ」の実施

 平成22年9月〜12月にかけて住民協議会、町会・自治会、商工会ほか市内で活動している団体や学生、公募の市民のみなさんと一緒に、7つのコミュニティ住区で市内のまち歩きを行い、ワークショップを開催しました。
 平成23年2月には、全体会「まち歩きカフェ」を開催し、住区を越えて、まちづくりのアイデアについて共有しました。

平成23年2月
市民意向調査・団体意向調査の実施

 市民意向調査は、前計画(第3次基本計画第2次改定)の各施策に対する市民のみなさんの意向などを十分把握するために実施しました。調査方法は、住民基本台帳から無作為に3,500人を抽出し、三鷹市での定住意向や地域活動への取り組み状況、市政への満足度などを調査しました。
 団体意向調査は、市内を中心に活動する市民団体・グループの活動状況や意向を把握するために実施しました。調査対象団体の抽出方法は、市の公共施設の利用登録団体や市との連携事業実施団体などの市が把握する団体です。
 これらの調査結果を参考に、第4次基本計画の策定に向けた取り組みを行いました。

平成23年2月〜3月
まちづくりディスカッションコーディネーター養成講座の開催

 第4次基本計画策定に向けた「まちづくりディスカッション」の開催に向けて、市民自身による実施・運営に取り組むため、その担い手となる人財の養成講座を開催しました。市内でさまざまな活動している37人の市民のみなさんが受講し、平成23年10月に実施したまちづくりディスカッションの実行委員会の委員を担っていただきました。

各市民会議・審議会などによる計画の達成状況の検証と計画策定に向けた提案

※詳細はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


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