緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2012年2月19日1面

■三鷹で学ぶ、平和と復興

3月は、平和と復興を考える。

 1945年3月10日の東京大空襲、そして昨年3月11日の東日本大震災では、多くの方が犠牲になりました。戦後66年が過ぎ、阪神淡路大震災から16年が経過した年に起きた大災害。この災害から得た教訓を今後どう生かしていくのか、私たち一人ひとりが考えていかなければなりません。市ではこの3月に平和と復興をテーマにパネル展、講座、フィールドワークなどを開催します。一人でも多くの方が平和への願い、復興への誓いを新たにしていただければと思います。

[問]企画経営課TEL内線2116


■平和はつくれるか?  理想と現実の間で

平成23年度地球市民講座

 市では、貧困・経済格差・南北問題・環境破壊などを、よりグローバルな視点からとらえた地球市民講座を毎年開催しています。「地球市民」として、日本、世界そして未来について考えてみませんか。講師は東京外国語大学大学院教授の伊勢崎賢治さん。

[主]市、(財)三鷹国際交流協会
[日]3月3日(土)午後2時〜3時50分(1時40分開場)
[所]三鷹駅前コミュニティセンター
[申]当日会場へ

伊勢崎賢治さんプロフィル
1957年東京生まれ。長年にわたりアフリカ、東ティモール、アフガニスタンなど紛争地域での開発援助や武装解除に携わる。「紛争屋の外交論−ニッポンの出口戦略」(NHK出版新書)、「国際貢献のウソ」(ちくまプリマー新書)など著書多数。

※詳細はPDFをご覧ください。


■平和と復興を考える パネル展

 戦争の記憶を次世代へ語り継ぎ、平和の大切さを伝えるため、今年も「東京空襲パネル展」を実施します。また今回は、「東日本大震災と復興パネル展」として、昨年の東日本大震災で被災地支援を行った市内団体と、姉妹町である福島県矢吹町をはじめ被災地の支援に赴いた市の職員が現地で撮影した写真も併せて展示します。

協力:三鷹市社会福祉協議会、三鷹青年会議所、福島県矢吹町

[日]3月6日(火)〜13日(火)午前8時30分〜午後5時15分(土・日曜日を除く)
[所]市役所1階市民ホール、2階市民サロン
[申]期間中会場へ

※詳細はPDFをご覧ください。


■三鷹市内の戦跡を訪ねる フィールドワーク講座

 今から60余年前、三鷹には多くの飛行機関連の工場やその従業員などが集まり、「飛行機工場の町」と呼ばれる軍需地帯でした。今回は、そうした市内にある戦争の痕跡や傷跡を訪ね、平和について学びます。講師は法政大学中学高等学校教諭の牛田守彦さん。

内容 (1)講演「市内の戦争遺跡について」、(2)大沢地区周辺フィールドワーク(徒歩)

[人]20人
[日]3月11日(日)午後1時〜4時30分
[所](1)市営大沢住宅集会所(大沢6-6-1)、(2)調布飛行場付近(高射砲陣地台座・犠牲者慰霊碑)、野川公園(飛燕(ひえん)プロペラ)、武蔵野の森公園(掩体壕(えんたいごう)「大沢2号」)など(予定)全行程約8km
[申]2月29日(水)午後5時までに電話またはファクスで企画経営課TEL内線2116・FAX0422-45-1271へ(申込多数の場合は抽選)

武蔵野の森公園に現存する掩体壕(えんたいごう)
 戦争中、軍需工場が多かった三鷹はたびたび空襲を受けました。市の西にある調布飛行場では、戦闘機を空襲から守るため、掩体壕が作られました。厚さ約50cm、鉄筋コンクリート製の掩体壕はかまぼこ形で、中は空洞になっています。

※詳細はPDFをご覧ください。


■黙とうにご協力を

 東京都では戦争の惨禍を再び繰り返さないことを誓い、東京大空襲のあった3月10日を「東京都平和の日」と定めています。戦災で亡くなった方々の追悼と世界の恒久平和を祈り、3月10日(土)午後1時から市の防災無線のチャイムを合図に、1分間の黙とうを行います。また、3月11日(日)午後2時46分には、東日本大震災で亡くなった方々への哀悼の意を込めて黙とうを行います。みなさんのご協力をお願いします。


■市長コラム「がんばる地域応援プロジェクトが広げる地域の絆」

三鷹市長 清原慶子

 昨年の3月11日に発生した東日本大震災を経験して、私たちは、改めて、家族の絆、学校の絆、職場の絆、地域の絆の大切さを痛感したように思います。

 三鷹市では、平成19年度から、市内の町会、自治会、マンションの管理組合等が行う、地域課題の解決に取り組む事業、住民相互の交流を深める事業、他の団体や市民との連携を深める事業などで、他の地域自治組織にヒントを与える活動に対して、活動費の3分の2(上限10万円)を補助する「がんばる地域応援プロジェクト」を実施してきました。

 2月11日、三鷹市市民協働センターで、今年の助成団体の取り組みの発表会と交流会が開かれ、団地の夏祭りで団地以外の地域の住民と交流を進めた事例、地域の祭りや運動会の運営に小中学生の参加を促した事例など、それぞれに創意工夫をしている15の団体の活動が報告されました(写真)。助成団体以外の町会の役員も熱心に発表を聞いていました。

 これらの事例には、町会や自治会の地域外への交流の広がりを進めたり、子どもから長寿の方まで、幅広い世代の参加を促したり、妊娠している女性が参加しやすい学習機会を提供したり、引きこもりがちな一人暮らしの長寿の方に花を届けることで近所付き合いのきっかけを生み出したりするなど、地域を越えて、あるいは世代を超えて、交流の広がりと深まりをめざす努力が伺えました。

 また、町会単位の防災訓練や災害時要援護者支援事業の事例、地域の防災マップづくりなど、「自分たちの地域は自分たちで守る」という防災活動の取り組みも目立ちました。

 人のくらしの現場、人生の舞台が地域です。がんばる地域応援プロジェクトを通して、地域の絆を強める町会、自治会、管理組合等の存在意義が再確認されてきています。町会、自治会、管理組合、住民協議会の活動に、改めてご注目とご参加をお願いします。

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