緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2012年1月1日8面

■津村節子さん×松田哲夫さん 文学講演会

 講師に市内在住の作家である津村節子さんと、同じく市内在住の元筑摩書房編集者の松田哲夫さんをお招きし、対談形式の文学講演会を行います。

テーマ 「小説を書くこと」

 十代なかばに最初の作品を書いてから約70年、飽きることなく小説を書いています。少女小説のころ、吉村昭との出会い、芥川賞受賞、子育てのころ、どんな時も小説を書いてきました。執筆中は難渋することもありますが、書き上げたときの達成感と客観的な評価をいただく喜びはたとえようもないものでした。―津村節子さんが、自らの読書遍歴、小説家としての軌跡、そして夫との別れ、最新作「紅梅」執筆までを語ります。

[主]市、筑摩書房 [人]150人
[日]1月14日(土)午後2時〜4時(1時30分開場)
[所]三鷹産業プラザ
[申]当日会場へ(先着制)
[問]コミュニティ文化課TEL内線2515

津村節子(つむらせつこ)さんプロフィル
 昭和3(1928)年、福井県福井市生まれ。26(1951)年、学習院女子短期大学文学科国文学専攻に入学、文芸部を創部し校友雑誌「はまゆふ」を創刊。大学文芸部の同人誌「赤繪」に参加し、吉村昭さんと知り合い、28(1953)年に結婚。34(1959)年、「華燭」を処女出版。40(1965)年に「玩具」で第53回芥川賞を受賞。平成10(1998)年、「智恵子飛ぶ」で芸術選奨文部大臣賞を受賞、15(2003)年に日本藝術院賞受賞(会員となる)、23(2011)年、短編「異郷」で第37回川端康成文学賞を受賞。同年、夫吉村昭さんの最後の日々を描いた「紅梅」を発表し、第59回菊池寛賞を受賞。

松田哲夫(まつだてつお)さんプロフィル
 編集者・書評家。大正大学客員教授。昭和22(1947)年、東京生まれ。筑摩書房在社中には、浅田彰「逃走論」、安野光雅ほか編「ちくま文学の森」、赤瀬川原平「老人力」、天童荒太「包帯クラブ」などのベストセラーを手掛けるほか、太宰治賞を推進。TBS系テレビ「王様のブランチ」のコメンテーターを12年半務め、平成22(2010)年からNHK「ラジオ深夜便」書評コーナーを担当。著書に「編集狂時代」「印刷に恋して」「『本』に恋して」「『王様のブランチ』のブックガイド200」など。また最近は、個人編集のアンソロジー「中学生までに読んでおきたい日本文学」が好評。

※詳細はPDFをご覧ください。


■おめでとう88歳 文も絵も 神沢利子展

 『くまのこウーフ』『ふらいぱんじいさん』でおなじみの市内在住の童話作家、神沢利子さんが米寿を迎えます。これまで神沢さんが描いてきた絵を一冊の本にまとめた『TOSHIKOらくがき帳』掲載の原画や手書き原稿などを、お祝いの気持ちを込めて展示します。また、1月中は三鷹図書館(本館)と各分館で、神沢さんの本の特集展示やおはなし会を行います。

[日]1月4日(水)〜2月26日(日)午前9時30分〜午後8時(土・日曜日、祝日は5時まで、月・第3水曜日休館)
[所]三鷹図書館(本館)
[申]期間中会場へ
[問]同館TEL0422-43-9151

※詳細はPDFをご覧ください。


■太宰治文学サロン 新春作品朗読会

 朗読は(1)朗読家で朗読グループ「幸風」代表の鈴木千秋さん、(2)朗読家で(株)ソラオト代表の相川陽介さん。初出演の2人による新鮮な「語り」をご堪能ください。

[人]各回25人
[日](1)第20回「畜犬談」=1月21日、(2)第21回「春の盗賊」より抜粋=28日、いずれも土曜日午後6時〜6時45分
[所]太宰治文学サロン
[申](1)1月10日(火)、(2)17日(火)(いずれも消印有効)までに往復はがきに必要事項(7面参照)・参加希望の回・参加希望人数(2人まで)を記入し「〒181-0013下連雀3-16-14グランジャルダン三鷹1階太宰治文学サロン朗読会係」へ(応募は1人1通まで。申込多数の場合は抽選)
[問]同サロンTEL0422-26-9150

鈴木千秋さんプロフィル
 1980年代後半から舞台朗読の第一人者幸田弘子さんに師事し、平成12(2000)年「朗読グループ・幸風」を立ち上げる。以後毎年公演を主宰。現在はフェリス女学院大学、早稲田大学オープンカレッジなどで朗読の講師を務める。JAL機内オーディオのナレーションを担当するなど幅広く活躍。

相川陽介さんプロフィル
 世界一のヴォイストレーナーと呼ばれるエドウィン・コパードさん、元NHKアナウンサーの酒井広さんより朗読指導を受け、現在、タレントのヴォイストレーニング指導や雑誌などマスメディアで活躍中。通算観客動員数25,000人を超える朗読家。

※詳細はPDFをご覧ください。


チケットインフォメーション
[問]公益財団法人三鷹市芸術文化振興財団TEL0422-47-5122 [HP]http://mitaka.jpn.org/

■小学校訪問演奏アーティストによるニューイヤー・ファミリーコンサート [保]

1月15日(日) 15:00開演 芸術文化センター 風のホール 全席指定
チケット発売中 会員=900円 高校生以上=1,000円 小・中学生=500円
曲目 メンデルスゾーン(編曲:梅本由紀):「真夏の夜の夢」(お話つき)、木村弓:ジブリ映画『千と千尋の神隠し』より「いつも何度でも」ほか
後援:三鷹市教育委員会

チケットお求め方法
電話予約 
芸術文化センターTEL0422-47-5122

インターネット予約(要事前登録)
 パソコン http://mitaka-art.jp/ticket
 携帯電話 http://mitaka-art.jp/ticket-m(座席自動採番)

窓口販売 10:00〜19:00
 芸術文化センター(1月5日(木)から)/美術ギャラリー(1月7日(土)から) 月曜日休館
[保]料金500円、対象は1歳〜未就学児、定員10人、申し込みは1月5日(木)まで


■フェアリー・テイル展―妖精たちの物語

 「妖精」と聞くと、羽がついた小さな「ティンカー・ベル」のような姿を最初に思い浮かべる方も多いかもしれません。妖精のルーツは森や水辺に息づく自然の精霊を敬うイギリスの古い民間信仰にあり、アーサー王伝説、シェイクスピアによるパックやエアリエル、最近ではハリー・ポッターに出てくる屋敷しもべ妖精など、さまざまな姿、性格、習慣をもった多くの妖精が文学や演劇に取り入れられてきました。この展覧会では、絵画と挿絵本に描かれた妖精のほか、妖精画をデザインした陶磁器、「コティングリー妖精事件」の資料などで、ヴィクトリア朝時代のイギリスに花開いた妖精の世界を紹介します。

[日]1月7日(土)〜2月19日(日)午前10時〜午後8時(入館は午後7時30分まで)
※休館日=月曜日(1月9日(祝)は開館)、1月10日(火)
[所]三鷹市美術ギャラリー
[¥]一般600円、65歳以上・学生300円(中学生以下・障害者手帳などをお持ちの方は無料)
※この記事を持参した方は、一般600円を480円に割り引きます(1回に限り2人まで)。

三鷹市美術ギャラリー
JR三鷹駅(南口)CORAL5階TEL79-0033
[HP]http://mitaka.jpn.org/gallery/

※詳細はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり

▲ページのトップへ

目次ページに戻る

トップページへ戻る


 
三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)