緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2011年10月13日2面

■都市空間整備の基本的な考え方の方向性

 市の人口は、しばらく増加傾向を示すとされていますが、将来確実に訪れる人口減少時代を見据え、地域特性を活かした都市空間整備を図ることが重要です。都市基盤・都市施設が更新時期を迎える現代において、少子高齢化が進む社会構造への対応や環境との共生による都市の持続可能性を高める取り組みを進めることが求められています。

 また、市が平成22年度に実施した市民意向調査では、三鷹市民の定住意向は高まっています。今後も高品質なまちづくりを目指して、都市のブランドイメージと活力の向上を図ることが重要です。

※詳細はPDFをご覧ください。


■1 「質」の高い「新たな都市空間」創出に向けて

 東京外かく環状道路の建設に伴い周辺地域の将来像を構築することや、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)の整備、調布保谷線・東八道路の完成後のまちづくりなど、今後、大きく土地利用の展開が図られる地域での対応を検討するとともに、こうした事業によってもたらされるまちの変化を、「質」の高い「新たな都市空間」の創出につなげる取り組みとして進める必要があります。

 現行計画では、市内を「住環境整備ゾーン」、「自然環境整備ゾーン」、「活動環境整備ゾーン」の3つのゾーンに分類し、緑と水の公園都市の実現に向けて取り組んできました。今後も、安全・安心のまちづくりの観点を含め、良好な都市空間を整備していく必要があります。

 都市骨格の重要な要素である道路に関しては、安全で安心な交通環境を整備するため、道路のバリアフリー化や歩道の設置、自転車走行空間の整備、狭あい道路の拡幅などが必要となります。加えて、コミュニティバスなどの公共交通機関の充実、駐輪場整備など、過度のマイカー依存を見直し、環境にも配慮したサステナブル都市として「質」の高い交通環境創出のための都市基盤、都市施設の整備に取り組みます。


■2 「質」の高い「緑と水の快適空間」の創造

 「緑と水の公園都市」実現のために、市民・事業者・市が協働して緑と水の保全・創出に努める必要があります。現行の計画に位置付けられた、「骨格(軸)」、「拠点」、「まちづくりのゾーニング」の整備などについて進捗状況の検証を行いながら、緑と水の公園都市の実現を図る必要があります。そのための取り組みとして、「回遊ルート」に沿った緑化推進や公園整備などの「拠点」緑化に加え、新たに市域全体に点在する小規模な緑地を貴重な資源として見直し、都市計画法などの制度との連携を図るなど、三鷹らしい「質」の高い緑の空間の確保を図ります。

 さらに、「まちの新たな拠点」として設置される新川防災公園(仮称)や、東京外かく環状道路事業の進展により市内に創出される北野の里(仮称)などの拠点や空間などについて、新たな「コミュニティ創生」の拠点として、市民の交流と憩いの場となるように、既存の周辺環境との調和を図り、整備・活用に向けた取り組みを進めていくことが課題となっています。


■3 「質」の高い「風景・景観」創出に向けて

 市の目指すべき風景・景観像の実現に向けて、地域特性を踏まえた良好な風景・景観の誘導を行います。具体的には、神田川、玉川上水、国分寺崖線などの地域特性に適した風景・景観誘導の充実を図り、ふれあいの里をはじめとする風景・景観づくりの拠点となる区域の風景・景観誘導について検討します。

 コミュニティ住区ごとの風景・景観づくりについては、三鷹らしい風景・景観の構成要素である(1)自然の風景・景観、(2)農の風景・景観、(3)文化の風景・景観、(4)活動の風景・景観、(5)コミュニティの風景・景観を基本に、住区の風景・景観資源を加え、各住区の地域特性を活かした「質」の高い風景・景観づくりを進めます。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり

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