緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2011年9月18日4面

■三鷹市山本有三記念館企画展「三人の『女の一生』−ジャンヌと允子(まさこ)とけい−」

[問]同館TEL42-6233

[主]市、三鷹市芸術文化振興財団(協力=日仏会館図書室、文学座、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、早稲田大学図書館)
[日]10月1日(土)〜平成24年2月29日(水)午前9時30分〜午後5時
※休館日=月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、10月11(火)・12日(水)、12月29日(木)〜1月4日(水)、1月10(火)・11日(水)
[所]三鷹市山本有三記念館(下連雀2-12-27)
[¥]入館料 一般300円(20人以上の団体200円)
※中学生以下、障害者手帳持参の方とその介助者、高校生以下の校外学習と引率教諭は無料。
[申]期間中会場へ

 1932年、山本有三が長編小説4作目のテーマに選んだのは「女の一生」でした。フランス人作家モーパッサンの同名小説(原題「Une Vie」1883年刊)を意識しつつ執筆された本作は、主人公御木允子(みき まさこ)が恋愛や結婚、出産、仕事を通して一人の人間として自立していく過程が描かれ、連載当時に大きな反響を呼びました。劇作家森本薫の同名戯曲「女の一生」(1945年初演)は布引(ぬのびき)けい役の女優・杉村春子の演技が好評を博した、今も上演され続ける名作です。

 本展では有三が描いた允子の一生を、モーパッサンのジャンヌ、森本薫のけいと比較しながら読み解きます。また、画家・中村研一による装丁が美しい山本有三著「女の一生」初版本(中央公論社 1933年 写真)のほか、後に発禁処分となるモーパッサン著・広津和郎訳「女の一生」(植竹書院 1913年)、杉村春子の書き込みがある「女の一生」台本や楽屋に掛けられていたのれんなど、貴重な資料を公開します。

 激動の時代の中を、自分で選んで歩き出した道を力強く踏みしめ、生きた女性たちの姿をご覧ください。

ボランティアガイド
 土・日曜日、祝日の午後1時〜4時に解説を行っています。事前の申し込みは不要です。

※詳細はPDFをご覧ください。


■山本有三「女の一生」(上・下)復刊

 絶版となっていた山本有三の「女の一生」を文庫本として復刊しました。同館または同財団ホームページ[HP]http://mitaka.jpn.org/store/で10月1日(土)から販売します。

[¥]各650円

オリジナルブックカバープレゼント
 本書と昨年復刊した『波』(三鷹市山本有三記念館文庫 2010年)を購入した方に、ブックカバーをプレゼントします。3色(紺・えんじ・深緑)の中から1冊につき一つお選びください。

※詳細はPDFをご覧ください。


■朗読会(山本有三「女の一生」より抜粋)

 朗読は文学座の瀬戸口郁さん。

[人]50人(入館券が必要です)
[日]11月3日(祝)午後6時〜7時30分終演予定(5時30分開場)
[申]10月24日(月)(消印有効)までに往復はがきに必要事項(11面参照)、参加人数(2人まで)を記入し「〒181-0013下連雀2-12-27山本有三記念館『朗読会係』」へ(応募は1人1通まで。申込多数の場合は抽選)

※詳細はPDFをご覧ください。


■森本薫「女の一生」上映

 杉村春子主演「女の一生」の公演映像(文学座 1961年 モノクロ 128分)を同館展示室で上映します。

[人]10人
[日]12月18日、平成24年1月15日、2月19日のいずれも日曜日午前10時から
[申]当日会場へ(先着制。入館券が必要です)


■谷川晃一展−南の庭のアトリエより−

 谷川晃一は画家としてだけでなく、美術評論など文筆活動でも活躍し、近年では独創的でユニークな絵本も話題になっています。ほかにも多くの美術企画に携わり、平成5(1993)年には「伊豆高原アートフェスティバル」を立ち上げ、現在も毎年5月に開催されています。

 この展覧会では、谷川晃一の多岐にわたる活動を絵画約85点のほか陶人形、絵皿、絵本原画などにより紹介します。

[日]10月23日(日)までの午前10時〜午後8時(入館は午後7時30分まで)
※休館日=月曜日(祝日の場合は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)
[¥]一般600円、65歳以上・学生300円(中学生以下と障害者手帳などをお持ちの方は無料)
※この記事を持参した方は、一般600円を480円に割り引きます(1回に限り2人まで)。

※詳細はPDFをご覧ください。


■谷川晃一講演会「伊豆高原アートフェスティバルの不思議」

[人]80人
[日]9月25日(日)午後2時〜3時30分
[所]三鷹市芸術文化センター
[申]事前に同センターTEL47-5122へ(先着制)


■ワークショップ「グルグルにょろにょろピーン−糸で絵をかこう−」

[人]小学生20人
[日]10月2日(日)午前10時30分〜午後3時30分
[所]三鷹市美術ギャラリー〜三鷹市芸術文化センター
[¥]2,000円(材料代を含む)
[申]9月22日(木)(必着)までに必要事項(11面参照)・性別・学校名を記入し往復はがきまたはファクスで「〒181-0013三鷹市下連雀3-35-1三鷹市美術ギャラリー『グルグル』係」・79-0030へ(申込多数の場合は抽選)
[問]いずれも同ギャラリーTEL79-0033

三鷹市美術ギャラリー
JR三鷹駅(南口)CORAL5階TEL79-0033
[HP]http://mitaka.jpn.org/gallery/


■太宰治ふれあいトーク「わたしの交友記−井伏鱒二、高田英之助が明かす太宰秘話−」

[問]太宰治文学サロンTEL26-9150

 太宰と妻・美知子の仲介役を務めた井伏鱒二と高田英之助の両者と交友のあった詩人・豊田雅敏さんを迎え、ここでしか聴くことのできない太宰秘話をお届けします。

[人]70人
[日]10月16日(日)午後2時〜3時30分(受付開始1時30分)
[所]三鷹産業プラザ
[申]10月5日(水)(必着)までに往復はがきに必要事項(11面参照)・参加希望人数(2人まで)を記入し「〒181-0013下連雀3-16-14グランジャルダン三鷹1階太宰治文学サロンふれあいトーク講演会係」へ(応募は1人1通まで。申込多数の場合は抽選)

※詳細はPDFをご覧ください。


■太宰治文学サロン企画展示−三鷹時代の短編傑作「ヴィヨンの妻」を開催中−

 太宰治が疎開先から三鷹の家に戻り、昭和22(1947)年に執筆した「ヴィヨンの妻」。太宰晩年の傑作といわれる本作にまつわる品々を公開する今回の展示では、山梨県立文学館の協力により制作した冒頭部分と併せて4枚の原稿、初出雑誌、初版本、交友のあった作家が「ヴィヨンの妻」について述べた評論、映画のチラシなどのほか、同時期に太宰が著した「おさん」「櫻桃」の原稿などをご覧いただけます。太宰の筆跡や文章へのこだわりをお楽しみください。

[日]平成24年2月5(日)までの午前10時〜午後5時30分
※休館日=月曜日(祝日の場合は開館し、翌日と翌々日を休館)
[所]同サロン
[申]期間中会場へ


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり

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三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)