緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2011年8月7日5面

■みたかまちづくりディスカッションで協働のまちづくり 第4次三鷹市基本計画の策定に向けて

 市では、「第4次三鷹市基本計画」(第4次基本計画)の策定に向け、さまざまな市民参加の取り組みにより、市民のみなさんの意見をお聞きしていきます。

 その一つとして、計画策定にあたっての重点課題からテーマを選定し、住民基本台帳からの無作為抽出によって多くの市民のみなさんに議論への参加を依頼する「みたかまちづくりディスカッション」を開催します。

[問]企画経営課TEL内線2112


第4次基本計画策定への流れ

※図はPDFをご覧ください。

キーワード:「第4次基本計画」と「まちづくりディスカッション」
 「第4次基本計画」は、市政運営の最上位計画である三鷹市基本計画に基づいて、平成23年度から34年度までの施策や事業などを定めるものです。平成13年に策定した「第3次基本計画」が10年間の計画期間を満了したことから、次期の総合計画として「第4次基本計画」を策定します。
 この計画の策定に向けて、6月に確定した「討議要綱」をもとに検討を重ね、9月に骨格案を確定します。この骨格案に対し、10月を中心として「まちづくり懇談会」や「パブリックコメント」など、さまざまな手法で市民のみなさんの意見を伺っていきます。「多元的・多層的」な市民参加の取り組みのひとつが、「みたかまちづくりディスカッション」です。

「みたかまちづくりディスカッション」実施に関するパートナーシップ協定を締結

 「みたかまちづくりディスカッション」の円滑な運営に向けて、NPO法人みたか市民協働ネットワークと市は7月14日にパートナーシップ協定を締結し、この協定に基づいて「みたかまちづくりディスカッション」の実行委員会が設置されました。
 協定では、市と実行委員会の役割分担や責任を明確に示しており、実行委員会への情報提供や運営を支える業務は、NPO法人と市が連携・協力して取り組むなど、市民の主体的運営を市が支える形で円滑な運営を目指します。

「みたかまちづくりディスカッション」実行委員会
 実行委員会は、市が「第4次三鷹市基本計画策定に関する基本的方向(討議要綱)」などで示した主な課題について、「みたかまちづくりディスカッション」の2日間でどのように話し合うのか、具体的な内容を設計します。当日は、未経験の方でも気軽に参加しスムーズに話し合えるよう、論点を整理するための情報を提供するほか、リラックスして話し合いが進められる会場を設営するなど、さまざまな角度からディスカッションの運営をサポートします。
 その後、当日出された意見やアイデアを取りまとめ、市民意見として市に提出します。市は受け取った意見について、第4次基本計画(素案)への反映を検討します。
 また、提出した市民意見がその後どのように反映されたのか確認し、実施報告書を取りまとめて市長へ提出するとともに、ディスカッションの参加者へフィードバックします。

ご参加ください 「みたかまちづくりディスカッション」

[日]10月29日(土)・30日(日)
[所]三鷹産業プラザ(7階全体を使用)

 実行委員会による検討・事務作業が進むと、市が住民基本台帳から無作為で抽出した方へ参加依頼状をお送りし、参加の意向を確認します(9月中旬ごろ)。
 当日は、参加に同意された方100人にお集まりいただき、2日間にわたり検討テーマについて課題とその解決に向けたアイデアを話し合います。初めての方でも、市政に対して日頃抱いている関心や意見を発表し、同じ立場の参加者同士で意見を交換できる機会です。依頼状が届いた方はぜひご参加ください。

そのほかの取り組み

 みたかまちづくりディスカッションのほか、誰でも参加できる「まちづくり懇談会」をコミュニティ住区ごとに開催し、意見を伺います。
 また、懇談会に参加する時間のない方や都合のつかなかった方からも、「パブリックコメント」などで意見を伺う予定です。
 今後の市民参加にご期待ください。

「みたかまちづくりディスカッション」の開催に向けたこれまでの取り組み
 市では、平成21年度に学識者を交えて設置した「まちづくり総合研究所」で、第4次基本計画での市民参加のあり方について提言を取りまとめました。この提言の中で、「第4次基本計画策定におけるまちづくりディスカッションでは、市民協働センター(みたか市民協働ネットワーク)が中心となり、市民スタッフの養成、実行委員会の立ち上げと提言の取りまとめなど、市民参加の事務局やプラットフォームとしての役割を果たすことが重要」とされたことから、平成22年度に「市民スタッフ養成講座」を実施するとともに、今回のパートナーシップ協定の締結に至ったものです。
 養成講座では、住民協議会や町会・自治会、市民活動団体などから推薦された受講者40人を対象に、三鷹市の市民参加の歴史や第4次基本計画の策定に向けた取り組みの概要などの集中講座を行いました。講座では、実際に模擬ディスカッションを行い、初対面での少人数による話し合いの雰囲気づくりや話しやすい言葉使いなど、運営スタッフに求められるノウハウを学びました。

「無作為抽出された市民による話し合い」の手法
 まちづくりディスカッションは、三鷹市が全国に先駆けて平成18年度に「子どもの安全・安心」をテーマに実施しましたが、多様な市民が参加したこと、参加者が高い満足度を得ていたことから有効性を確認しました。この手法は、その後平成19年度には「第3次基本計画の第2次改定」の際に、「まちづくり懇談会」や「パブリックコメント」と並行して市民からの意見を伺う機会として取り入れるとともに、平成20年度には国・都・市の三者で共催した「東京外かく環状道路中央ジャンクション三鷹地区検討会」でも採用しました。
 この「無作為抽出された市民による話し合い」は、現在では各地で100回以上の開催実績があり、「三鷹モデル」とも呼ばれて全国に拡大しています。
 今回、これからの12年間の市政の方向性を示す第4次基本計画の策定にあたっても、市民参加の一環としてこの手法を採用しました。

※詳細はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり

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