広報みたか2010年12月5日4面
■市の財政は健全に運営されています
平成19年6月に成立した「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、財政の健全度を測る4つの指標(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)と公営企業(下水道事業)の資金不足比率について算定し公表します。
いずれかの指標が「早期健全化基準」以上になると、議会で「財政健全化計画」を議決し自主的な改善努力により財政健全化を図ることになります。また、「財政再生基準」以上の指標がある場合は、いわゆる「財政破たん」とみなされ、国などの関与による財政再建に取り組むことになります。
平成21年度決算から算出した市の各指標は、いずれも基準値を大きく下回り、財政の健全性が維持されています。今後も「三鷹市自治基本条例」で定める自治体経営の趣旨に従い、適切な情報公開・提供を行いながら、健全な自治体経営を進めていきます。
健全化判断比率など(平成21年度)
■平成21年度の財務諸表
財務状況を包括的にとらえていただくために、市では毎年、財務諸表を作成しています。
平成21年度決算に基づいたバランスシート、行政コスト計算書、キャッシュ・フロー計算書は次のとおりです。
バランスシート(普通会計・市全体・連結)(平成22年3月31日現在)
※バランスシート(貸借対照表)とは
バランスシートは、年度末時点で市が保有するすべての資産・負債などのストックの状況を示すものです。主に単年度での収支状況を示す自治体会計だけでは把握しにくい、市が行政活動を行ううえでの財産の状況、負債(借金)の状況などについての情報を見ることができます。
市では、(1)普通会計バランスシート、(2)すべての会計を加えた市全体のバランスシート、(3)出資団体を加えた連結バランスシートの3種類を作成しています。
キャッシュ・フロー計算書(平成21年4月1日〜22年3月31日)
※キャッシュ・フロー計算書とは
キャッシュ・フロー計算書は、自治体の活動を(1)行政活動、(2)投資活動、(3)財務活動に区分し、それぞれの資金収支の状況を示したものです。
行政コスト計算書(平成21年4月1日〜22年3月31日)
※行政コスト計算書とは
行政コスト計算書は、企業会計における損益計算書の自治体版で、資産形成以外の人的サービスや給付サービスにかかった費用と、その財源を示しています。
平成21年度決算の詳細は、「平成21年度各会計決算概要」として1冊の冊子にまとめています。この冊子は、相談・情報センター(市役所2階)や図書館で閲覧できるほか、同センターで販売(1冊200円)しています。また「決算概要」の全文、「財政事情の公表(抜枠)」、バランスシートなどの財務諸表の詳細は、市のホームページでもご覧いただけます。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり