広報みたか2010年11月28日1面
■家庭系ごみの有料化実施1年間のごみ量の変化
家庭系ごみの有料化がスタートしてから1年
みなさんのご協力で
燃やせるごみは3,457t
燃やせないごみは709t 減量しました
平成21年10月に家庭系ごみ(燃やせるごみと燃やせないごみ)の有料化がスタートし、1年が経過しました。市民のみなさんのご協力により、この1年間で、燃やせるごみは3,457t(△13.2%)、燃やせないごみは709t(△28.3%)減らすことができました。
一部の自治体では、有料化により、分別は進んだものの、ごみの総量としては余り減量しなかったという例も見受けられます。しかし、三鷹市では、分別が進んだだけでなく、資源物も含めたごみ全体の量も3,771t(△8.7%)減っています。これは、市民のみなさんが日頃の生活の中でごみについて考え、年間を通じて、ごみの減量と資源化に取り組んでいただいた成果です。
今後とも、引き続き、ごみ減量・資源化にご協力をお願いいたします。
ごみの総量の変化〜有料化実施前1年間との比較
燃やせるごみは40lの袋で約576,000袋分減量しました
燃やせないごみは40lの袋で約118,000袋分減量しました
■ごみを燃やすための電力使用量も減量しました
環境センターでは、ごみを燃やすために多くの電力を使用しています。今回、家庭系ごみの有料化により、燃やせるごみが減量したため、この1年間で環境センターの電力使用量は780,850kwh減りました。これにより、使用料金も約670万円減ったことになります。ごみの減量は、市が取り組んでいる地球温暖化対策にも貢献しています。
■家庭系ごみの処理手数料は、ごみ処理経費に使われています
平成21年度に市民のみなさんが家庭系ごみ指定収集袋(燃やせるごみと燃やせないごみの有料袋)を購入していただいた金額は約2億3,680万円です。これに、指定収集袋への広告掲載料等を加えると、家庭系ごみの有料化による歳入は約2億5,400万円となります。この金額から、有料化を実施するうえでかかった費用を除くと約1億6,800万円となり、この貴重な財源は、燃やせるごみと燃やせないごみの収集・運搬にかかる費用の一部に充てました。また、これにより、高環境のまちづくり実現のため、環境基金への積み立てを行うこともできました。
【歳入】
市民のみなさんが指定収集袋を購入していただいた額(ごみ処理手数料) 約2億3,680万円
指定収集袋への広告掲載料 約160万円
東京都からの補助金 約1,560万円
【歳出】
有料化を実施するうえでかかった費用 約8,600万円
主な費用
・ごみ袋の作成等にかかった費用 約3,400万円
・ごみ袋を販売するためにかかった費用 約2,000万円
・早朝ごみ出しパトロール、不法投棄・ごみの出し方相談出張パトロール、ごみ出し臨時相談窓口の開設費用 約1,560万円
(この事業については、補助金を活用しました)
燃やせるごみ・燃やせないごみの収集・運搬費用(※)の一部
※総額は約4億4,700万円です。
(金額は平成21年度決算額です)
■水切りの徹底にご協力をお願いします
もうひと工夫で、
ごみ袋のサイズを小さくしてみませんか?
燃やせるごみの約3割が生ごみです。重さにすると平成21年度では約9,200tとなります。生ごみの8割は水分といわれていますので、その水分を切ることは、あの嫌な臭いを抑えるだけでなく、容量を小さくし、ごみの減量にも大きな効果となります。
また、生ごみの水分が減ると、焼却場でごみが燃えやすくなり、燃やすのに必要な燃料や電力使用量の節約にもつながります。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり