緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2010年10月3日1面

■都内最古の現存水車“しんぐるま”が40年ぶりに復活!! 11月1日から一般公開


「三鷹市大沢の里水車経営農家」をリニューアル公開

 市では、大沢の野川沿いに残る水車「新車(しんぐるま)」をリニューアルし、水を受けて回転する水輪を約40年ぶりに稼働させ、11月1日(月)から一般公開します。

 「新車」は、江戸時代後期に創設された水車で、約200年にわたり農家の峯岸家に代々受け継がれてきました。しかし、昭和40年代に野川が河川改修されて以降、水を引き込むことができなくなり、平成6(1994)年に当時の所有者、峯岸清氏から市へ寄贈されました。その後も、平成20(2008)年に峯岸氏が亡くなるまでの14年間、水車は峯岸氏などの手で大切に守られてきました。

 市ではこの貴重な水車を、市民グループ「新車の水輪をつくる会」から寄贈された新しい水輪などを活用して修復するとともに、水を循環させて水車を動かす地下貯水槽とポンプなどを新たに整備し、「三鷹市大沢の里水車経営農家」として動態保存しながら、その歴史的価値を後世に伝えていきます。

[問]生涯学習課TEL内線3315

※詳細はPDFをご覧ください。


江戸の暮らしを伝えます

文化5(1808)年ごろ創設された都内に現存する最古の水車で、江戸時代に原型がつくられた水車機構(水輪の回転で稼働する装置部分)を現代に伝えています。

創設当初から昭和43年ごろに稼働を停止するまで、改良を重ねながら製粉・精米に使用され、搗き臼14基、挽き臼2基などさまざまな機能を備えています。

※詳細はPDFをご覧ください。


貴重な民族資料です! 都有形民俗文化財・機械遺産

水車本体はもちろん、かやぶき屋根の母屋や土蔵、「カッテ」など付帯建築物も歴史的・民俗的価値を評価され、平成10(1998)年に「武蔵野(野川流域)の水車経営農家」として東京都有形民俗文化財に指定された貴重な文化財です。

水車機構は江戸・明治・大正の各年代の職人が巧みな技術で仕上げており、世界に紹介できる存在として平成21(2009)年に日本機械学会から「旧峯岸水車場」として機械遺産に認定された、日本を代表する水車です。

※詳細はPDFをご覧ください。


“しんぐるま”の案内人 市民ボランティア

 「新車」の構造や歴史を学ぶ養成講座を修了した市民ボランティア約50人が交代で常駐し、見どころや魅力をお伝えします。どう使っていたんだろう、どう動くんだろう…気になった時が、聞き時です。


利用案内

[日]11月1日(月)からの水曜日を除く毎日午前10時〜午後4時(水曜日が祝日の場合は開館し翌日休館)
[所]大沢6-10-15
[¥]100円(中学生以下無料)

◆アクセス案内
 (自動車での来場はご遠慮ください)
・三鷹駅南口から 小田急バス「鷹52 朝日町」または「鷹52 車返団地」行き、「竜源寺」バス停下車徒歩5分
・杏林大学病院から 小田急バス「調布飛行場」行き、「大沢六丁目」バス停下車徒歩2分

※詳細はPDFをご覧ください。


■市長コラム「協働ですすめる『花と緑のまち三鷹』の創造」

三鷹市長 清原慶子

 9月25日(土)、暫定管理地の大屋根広場を会場に、市制施行60周年記念事業として「花と緑のフェスティバル」を開催しました。

 当日は、市民緑化推進委員をはじめとする実行委員会の企画運営とNPO法人花と緑のまち三鷹創造協会を事務局として、各住民協議会等の皆様が種から育てた草花を飾り、三鷹市園芸緑化組合の皆様がレイアウトしてくださった花と緑があふれる会場で、48の団体が日頃の活動を展示発表し、参加者との交流の輪を広げました。

 舞台では午前中、開会式に続いて、今年で6回目を迎える「ガーデニングフェスタ2010」に応募された「私の庭部門」89人、「街並みレポーター部門」25人の皆様に記念プレートを贈呈しました。

 午後は、「東京みどりの研究会」を構成する武蔵野市長、中野区長、杉並区長、板橋区長、練馬・世田谷・大田の各副区長、三鷹市長の私に加えて、東京都建設局公園緑地部長、国土交通省都市・地域整備局公園緑地・景観課長をパネリストとして、「都市のみどりを守るフォーラム」を開催しました。

 私の司会進行で、「住民との協働による緑の創出」をテーマに各市区の具体的な事例を報告し合った後、都市の緑を保全するために必要な、市区、都及び国の役割などについて意見交換しました。最後に、(1)公園緑地や街路樹、屋敷林、農地等の連続したみどりの創出、(2)自治体間の連帯によるみどりの保全・創出のための協働の創出、(3)既存の法制度の活用と各種税制度等の軽減ならびに緑地保全を図る為の財政処置の充実を関係機関に働きかける、という「みどりのアピールin三鷹」を全員で宣言しました。

 このフェスティバルを通して、私は花と緑のまちづくりに努力してくださっている三鷹市民の皆様の層の厚みと、協働の絆の強さを改めて痛感しました。

※詳細はPDFをご覧ください。

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