緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2010年8月1日1面

■8月は平和強調月間 平和を未来へつなぐために今私たちができることを考えてみませんか

 昭和20(1945)年8月、広島・長崎に人類史上初の原子爆弾が投下され、8月15日に終戦を迎えてから、間もなく65年の歳月が過ぎようとしています。戦争体験を持つ方々が高齢化する中で、世代を超えて戦争の記憶を受け継いで心に刻み、平和を守ることは私たちの大切な役目です。

 市では毎年8月を平和強調月間として「平和のつどい」などを開催し、平和事業を積極的に推進しています。また、今年は市制施行60周年の記念事業として、三鷹・長崎両市の子どもたちによる平和交流事業も予定しています。

 この機会に、多くの尊い命を奪い去り、人々に大きな苦しみと悲しみを残した戦争と向き合い、平和を願う気持ちを新たにしてみませんか。

[問]企画経営課TEL内線2115、地域福祉課TEL内線2615
※市では、1982(昭和57)年に「三鷹市非核都市宣言」を行い、1992(平成4)年には「三鷹市における平和施策の推進に関する条例」を制定しています

※詳細はPDFをご覧ください。


■ご参加ください 8月15日(日曜日)みたか平和のつどい−世代をこえて平和を考える日−

関連記事は2面をご覧ください


■戦没者追悼並びに平和祈念式典

[日]午前10時〜午後0時5分ごろ
[所]三鷹市公会堂

 第二次世界大戦で犠牲になられた方々のご冥福を祈り、平和を願う式典です。手話通訳付き。

◆式典の内容
献花、コーラス(女声合唱ラベンダー、中原小学校合唱団)、追悼と平和祈念のことば、被爆体験談「いま語り伝えたいこと」(三鷹市被爆者の会)、黙とう
※午前9時50分〜午後3時30分の間、ロビーにてどなたでも献花ができます。

※詳細はPDFをご覧ください。


■仙川公園における献花 (荒天中止)

 三鷹市民の平和への思いが託され、みなさんの浄財により仙川公園に建立された「平和の像」の前で、どなたでも献花ができます。また、この日のためにお寄せいただいた千羽鶴を献呈します。

[日]午前9時〜10時30分
[所]仙川公園・平和の像前
※仙川公園から三鷹市公会堂まで連絡バス(午前9時20分・9時50分の2回)を運行いたします。

トピックス 三鷹に平和の像があるのはなぜ?
 仙川公園の平和の像は、1989(平成元)年に三鷹100周年記念事業の一環として、長崎平和公園内にある北村西望氏の代表作「平和記念像」の原型をもとに鋳造されました。像の原型は現在も井の頭自然文化園内の「彫刻園」に展示されています。


■市制施行60周年記念事業「三鷹・長崎平和交流事業」

三鷹と長崎の子どもたちが互いのまちを訪問し合って、平和を一緒に考えます

 この夏、三鷹市と長崎市の子どもたちが核兵器のない平和な世界を目指し、交流を深めます。三鷹市からは8月8日(日)〜9日(月)に市立中学校に通う7人を長崎へ派遣し、長崎市が主催する「青少年ピースフォーラム」の平和学習や平和集会に参加します。長崎市からは8月20日(金)〜21日(土)に青少年20人が三鷹市を訪れ、三鷹市から派遣した中学生とともに意見発表会や交流会を行う予定です。

長崎市訪問に向けて 中学生たちの声

◆北朝鮮の核実験のニュースなどから、世界にはまだ核兵器の脅威があることに怖さを感じます。原爆が投下された長崎の地を初めて訪れることで戦争を肌で感じ、実際に戦争を体験した人から戦争の現実を聞いて、平和について考えたいと思っています。 久芳理紗(一中3年)

◆戦争を始めたのは一部の人なのに、関係のない人々まで殺されたり悲しい思いをするのはとても残酷で、あってはならないことだと思います。これから自分たちが何をしていけばいいのかを考えるために、長崎の中学生から意見を聞いて考えを高め合いたいです。 三戸栞(二中2年)

◆長崎は原爆の投下で壊滅的な被害を受けたまちですが、そうした暗い歴史と戦後の混乱を乗り越えたまちでもあります。今回の訪問では、人の命を簡単に奪ってしまう戦争のむごさと同時に、現在の平和な長崎のまちをつくり上げた人々の努力も学びたいです。 津田陽香(三中2年)

◆現在でも世界の各地で紛争が起きていることを父から聞きました。自分が戦争におびえることなく暮らしている今も世界には苦しんでいる人がいることを思うと、心が痛みます。長崎の訪問をきっかけに平和について真剣に学んでみたいと思っています。 浅野華央莉(四中2年)

◆祖父から「東京大空襲の日、真っ赤に燃え上がる下町を吉祥寺から見ていた」と聞いたことがあります。平和を守るには、戦争体験のない世代が戦争について深い考えを持たなくてはと思います。長崎で、自分ができる「戦争をしないための努力」を考えたいです。 前村優貴子(五中1年)

◆祖母の兄は広島県呉市で原爆の光と爆音を見聞きし、自転車で親戚を探しに駆けつけたところ、みな真っ黒焦げで誰も判別がつかない状態だったそうです。今も世界から戦争がなくならない現実を、この犠牲者たちが知ったらどんなに悲しむだろうかと思います。 冨永惟温(六中3年)

◆毎年8月にテレビで原爆について放送をしているのを見ると、残酷だなと思います。長崎は遠いまちというイメージですが、今回実際に行ってみることで、原爆のこと以外にも当時の人々の暮らしや現在との差などを自分の目で見て学んできたいと思います。 大塚杏子(七中1年)

※詳細はPDFをご覧ください。


■市長コラム「熱中症対策を万全に 子どもたちの想像力と創造力が生かされる夏に」

三鷹市長 清原慶子

 梅雨明けしてから、連日35度を超す猛暑日が続き、健康管理に気を遣う今年の夏です。屋内にいても熱中症になることがあるとのことですので、屋内外に関わらず、一時間に一回の水分補給と規則正しい食事による栄養摂取に心がけ、夏を乗り切っていきましょう。

 さて、夏休みは子どもたちにとって、普段の授業とは違う経験ができる大切な時期です。三鷹市では、子どもたちに夏休みを生かして参加していただく事業を提案しています。たとえば、三鷹市環境基金を活用して毎年公募している「みたか環境ポスター」の取組では、6月の環境フェスタ2010で表彰した市長賞の環境標語「地球のみらい じぶんたちの力で かえようよ」を生かして、「みんなの力で地球の未来のためにできること」をテーマとしました。B4の画用紙に描いて、9月3日(金)必着で環境対策課あてに応募してください。

 また、三鷹市では毎年、子どもたちの絵を生かして「平和カレンダー」(写真)を作っていますが、今年も子どもたちが考える「平和」の絵とメッセージを募集しています。9月8日(水)までに企画経営課に応募してください(くわしくは2面をご覧ください)。

 さらに、市制施行60周年記念事業として、市と教育委員会と市内の郵便局及び郵便事業株式会社との共催で「夏休み想い出絵はがきコンクール」を実施しています。締切は8月23日(月)消印有効で、かもめーるを利用して日本郵便三鷹支店のコンクール係あてに送ってください。

 子どもたちの想像力と創造力から、子どももおとなもお互いに常に学びつつ、一緒に平和な未来を切り拓いていきたいと思います。

※詳細はPDFをご覧ください。

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