緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2010年7月4日1面

■三鷹市名誉市民に古在由秀(こざい・よしひで)さん、宮崎駿(みやざき・はやお)さん

古在由秀さん (初代国立天文台長)
宮崎 駿さん (三鷹市立アニメーション美術館―通称:三鷹の森ジブリ美術館―館主)

 市では、国際的な天文学者であり、国立天文台の初代台長を務めた古在由秀さんと、世界的に活躍するアニメーション映画監督で、三鷹市立アニメーション美術館(三鷹の森ジブリ美術館)の館主である宮崎駿さんのお二人を、三鷹市名誉市民に推挙することについて、三鷹市名誉市民条例第3条の規定により議会の同意を求める議案を、6月22日の市議会本会議に提出し、同日、満場一致で同意を得て、決定しました。

 名誉市民の誕生は、故・武者小路実篤氏(昭和27年)、故・山本有三氏(昭和33年)、故・鈴木平三郎氏(昭和55年)、福王寺法林氏(平成17年)に続き、5人目、6人目となり、古在さん、宮崎さんのお二人には、今年11月3日(祝)に開催される三鷹市市制施行60周年記念式典で、名誉市民証・市民章が贈呈されます。

[問]秘書広報課秘書係TEL内線2011


■古在由秀(こざい・よしひで)さん

 古在由秀さんは、昭和3年東京府生まれ。昭和26年に東京大学理学部天文学科を卒業後、米国スミソニアン天文台・ハーバード大学天文台研究員を経て、昭和41年東京天文台教授、昭和56年には東京天文台長に就任され、昭和63年に同天文台が改組により自然科学機構(大学共同利用機関)国立天文台となったことから初代国立天文台長となられ、平成6年3月まで在任されました。天体力学に関する論文を数多く手掛け、米国滞在時に著した「人工衛星の運動に及ぼす月や太陽の影響」に関する論文では、当時のNASA(米国航空宇宙局)の計算結果に影響を与えるような、人工衛星の軌道計算法を確立しました。また、小惑星の軌道に関する「古在機構」の発見者としても知られるほか、昭和63年から平成3年までは「国際天文学連合」という国際的な天文学会の会長を、日本人として初めて務めるなど、天文学の発展に大いに貢献され、平成21年11月にはこうした業績を讃え「文化功労者」として顕彰されました。現在も、三鷹ネットワーク大学の講座で講師としてお話しされるなど、天文学を身近にするためにご活躍です。

※詳細はPDFをご覧ください。


■宮崎駿(みやざき・はやお)さん

 宮崎駿さんは、昭和16年東京府生まれ。昭和38年に学習院大学政治経済学部を卒業後、アニメーション映画の世界に入り、「アルプスの少女ハイジ」(昭和49年)などのTVシリーズや、「ルパン三世 カリオストロの城」(昭和54年)、「風の谷のナウシカ」(昭和59年)などの映画作品を手掛け、昭和60年には、スタジオジブリの設立に参加。その後、「天空の城ラピュタ」(昭和61年)、「となりのトトロ」(昭和63年)、「もののけ姫」(平成9年)、「千と千尋の神隠し」(平成13年)、「ハウルの動く城」(平成16年)、「崖の上のポニョ」(平成20年)などの映画作品を発表。「千と千尋の神隠し」では第52回ベルリン国際映画祭金熊賞をはじめ、米国アカデミー賞やベネチア国際映画祭などの国際的な映画祭で高い評価を受けており、個人としても第62回ベネチア国際映画祭栄誉金獅子賞を受賞されています。平成13年には、企画・プロデュースを手掛けた三鷹市立アニメーション美術館(三鷹の森ジブリ美術館)の館主に就任し、現在まで務められています。三鷹のキャラクターである「Poki(ポキ)」の原作者でもあります。

※詳細はPDFをご覧ください。


■新しい名誉市民の誕生にあたって

 このたび、市制施行60周年を記念して、名誉市民として古在由秀さんと宮崎駿さんを推挙し、決定いたしました。宇宙に向けて広がる大切な研究施設である国立天文台を拠点に、国際的に活躍された古在さん。独創的なアニメーション映画作品と三鷹の森ジブリ美術館を通して、常に新しい文化のあり方を発信し続ける宮崎さん。三鷹市ゆかりのお二人のご活躍は、三鷹市にとって大いなる誇りです。私たちが、これからも、三鷹市の自然と文化、歴史を大切にし、参加と協働のまちづくりを進めつつ、市民として誇りに思える地域社会を築いていくために、お二人の名誉市民の存在は、心強い大きな力です。

三鷹市長 清原慶子


■7月11日(日曜日)は参議院議員選挙の投票日です(くわしくは2面をご覧ください)

投票時間 午前7時〜午後8時

一票で 変わる社会と 君自身
 私たちが自らの手で代表を選ぶ大切な選挙です。
 貴重な一票を無駄にしないよう、必ず投票しましょう。

[問]選挙管理委員会事務局TEL内線3033

投票の方法など、くわしくは2面をご覧ください


■市長コラム 「めだかの学校」の発車メロディが流れる三鷹駅

三鷹市長 清原慶子

 JR三鷹駅は、1930年6月25日に開業しました。当時の三鷹村の人口は約7千8百人、乗降客も約30人程度だったということです。その後人口増が進み、10年後に三鷹町になり、1950年には三鷹市が誕生しました。

 今年の6月26日午前、三鷹駅開業80周年記念セレモニーが開かれ、三鷹市は市制施行60周年を迎えていることから、JR東日本のご依頼で、私は思いがけず女性の市長として初めての「一日駅長」を拝命しました。そして、三鷹駅の山田駅長と共に、記念列車の出発の合図をしました(写真)。その瞬間から、三鷹駅の発車メロディは、今年没後10年を迎える中田喜直さん作曲の「めだかの学校」に変わりました。

 中田さんは、戦後三鷹市に住まい、「夏の思い出」「小さい秋見つけた」「雪の降る街を」など、今でも愛唱されている多くの名曲をうみだされました。その一つである「めだかの学校」のメロディが、6番線まである三鷹駅のホームでそれぞれに異なる編曲で流れます。

 さて、三鷹市は、厚生労働省から認定を受けて、今年の3月3日に「ワークライフバランス都市」として宣言をし、市民の皆様の「仕事と生活のバランス」の確保に貢献する事業を展開しているところです。

 一日に約9万人の乗降客がいる三鷹駅は、三鷹市民にとっては通勤・通学やさまざまな活動にとって欠かせない駅です。新しく登場した三鷹駅の発車メロディ「めだかの学校」が、仕事だけでなく、家族や友人との時間、個人の時間を大切にすることを応援するように、「いってらっしゃい」「お帰りなさい」と、皆様を励ましたり、癒したりしてくれることを期待します。

※詳細はPDFをご覧ください。

三鷹市長メールマガジン
市長のメッセージ、活動記録、部課長コラム、新着情報などをお届けします。登録は、三鷹市ホームページまたは携帯サイトからどうぞ。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり

▲ページのトップへ

目次ページに戻る

トップページへ戻る


 
三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)