広報みたか2010年1月1日1面
■今年、三鷹市は市制施行60周年を迎えます
昭和25(1950)年11月3日に三鷹市に市制が施行されてから、今年は60周年目の記念の年です。
当時の市制実現への市民のみなさんの熱い想いは、人口5万4千人の町から18万人都市となった今も「協働のまちづくり」として受け継がれ、今日の三鷹を形作ってきました。
市では、市制施行60周年を迎える今年も、新たな飛躍に向けた着実な取り組みを進めていきます。
▼ 保育園児による市制施行の旗行列(三鷹駅南口)
三鷹駅前に住む市民のみなさんが費用を出し合って作成した市制施行を祝うアーチ。セレモニーには多くの人々が集い、「三鷹市」としての華やかなスタートを切りました。子どもたちも旗を手にとって、大人に交じって喜びを分かち合いました。市制施行が、三鷹に暮らす人々にとっての一大関心事だったことをうかがわせる一枚です。
▼現在の三鷹駅南口
当時の写真が撮影された場所とほぼ同じ位置から撮影しています。駅前広場は拡張され、ペデストリアンデッキと高層の建物がロータリーを囲み、当時の風景とは様変わりしました。
■市制施行60周年の記念事業を実施します
11月3日(祝)の記念式典をはじめとして、さまざまな記念事業を予定しています。市では、この1年間、市の60歳の誕生日を市民のみなさんと共にお祝いするため、(1)記念事業を三鷹の新たな魅力を発見する契機とし、(2)住みよいまち、住み続けたいまちに向けた「三鷹ブランド」の創設を目指し、(3)これまでの協働の歴史を活かした、「民・学・産・公」の連携による市民参加型の事業に取り組みます。
■覚えてね!市制施行記念ロゴマーク ポキが活躍
市では、市制施行60周年を記念して三鷹のキャラクター「ポキ」を活用したロゴマークを作成しました。
さまざまな記念事業で、「ポキ」が市制施行60周年をPRします。
[問]企画経営室TEL内線2114
※「ポキ」…2001年に宮崎駿氏(スタジオジブリ)が手掛け、公募で名づけられた三鷹のキャラクター
■市長コラム「市制施行60周年の新年を迎えて」
三鷹市長 清原慶子
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
今年は、三鷹が町から市になって60周年を迎えます。昭和25(1950)年11月3日、文化の日に三鷹市は誕生しました。
昭和48(1973)年には、全国の自治体で初の公共下水道100%を達成しました。また、市民の転入と転出も多い中で、市民の融和と地域自治づくりのために、住民協議会がコミュニティセンターを管理運営する、新しいかたちのコミュニティづくりも推進してきました。
「高環境・高福祉のまちづくり」を進めることによって「人間の明日へのまち」をめざす三鷹市では、少子長寿化の進展の中、環境問題、多様化する福祉課題、防犯や防災、産業振興や地域活性化などの様々な課題を、「民学産公の協働」で解決する歩みを進めています。
こうした参加と協働の実践を基礎に、平成18(2006)年4月、「三鷹市自治基本条例」は施行されました。60周年の年頭にあたり、改めて自治基本条例の前文の最後を、ご一緒に確認して、この一年の出発にしたいと思います。
「私たち市民は、郷土三鷹を愛し、自然と文化、歴史を大切にし、誇りに思える地域社会を築くとともに、世界平和への寄与、基本的人権の尊重、協働とコミュニティに根ざした市民自治を確かなものとし、日本国憲法に掲げる地方自治の本旨をこの三鷹において実現するために、三鷹市の最高規範として、ここにこの条例を制定する。」
新春対談 4・5面
井の頭在住の芥川賞作家・津村節子さんをお迎えし、三鷹に暮らしての印象や夫である故・吉村昭さんとの思い出などについて、清原市長と語り合います。
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