緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2009年12月6日4面

■三鷹市の財政状況をお知らせします

 市民のみなさんからお預かりした税金がどのように使われているのかをお知らせするため、年2回「財政事情の公表」を行っています。今回は平成20年度決算の概要と平成21年度上半期の財政状況についてお知らせします。

[問]財政課TEL内線2126


■平成20年度一般会計の歳入・歳出決算の状況

※詳細はPDFをご覧ください。


■平成20年度に実施した主な事業

 平成20年度は、「高環境・高福祉のまちづくり」の実現に向けて「安全安心のまちづくり」「地域ケア推進」「都市の更新・再生」「バリアフリーのまちづくり」「子ども・子育て支援」「協働のまちづくり」「ユビキタス・コミュニティの推進」の7つのプロジェクトを最重点に取り組む課題として、各事業の展開を図りました。

 平成20年度に実施した新規・拡充事業のうち、主なものは次のとおりです(金額は決算額)。

安全安心のまちづくりプロジェクト 〜すべての人が心安らかに暮らせるまちづくり〜
・「東京都地域防犯モデル事業」の指定地域について、防犯対策を実施 3,378万9,535円
・消防団詰所の耐震化整備として、第一分団詰所の建て替えに向けて実施設計を実施 241万5,000円

地域ケア推進プロジェクト 〜いつまでも元気で心ゆたかに生活できる地域をめざすまちづくり〜
・新川中原地区、西部地区においても新たに地域ケアネットワークを設立 1,229万8,348円
・国民健康保険の事業として特定健康診査・特定保健指導がスタート 1億3,533万4,896円
・障がい者の工賃アップや勤労意欲の向上のため、「ぴゅあネット事業」を実施 756万1,555円

都市の更新・再生プロジェクト 〜安全・快適・便利を未来につなげるまちづくり〜
・公共施設の整備・再配置などの基本方針となる「都市再生ビジョン」を策定 651万9,750円
・中央保育園・母子生活支援施設三鷹寮について、実施設計を行い建て替え工事に着手 2億1,201万1,958円
・鷹南学園東台小学校の建て替えに向けて、仮設校舎の使用を開始し、既存校舎の解体に着手 1億9,083万4,149円

バリアフリーのまちづくりプロジェクト 〜すべての人がいきいきと暮らせるまちづくり〜
・「ベンチのあるみちづくり整備計画」に基づき、ほっとベンチを設置 975万4,500円
・下連雀南浦地区公会堂に身体障がい者用トイレなどを設置 239万9,999円
・コミュニティ・センターなどにオストメイト対応トイレなどを整備 298万6,200円

子ども・子育て支援プロジェクト 〜健やかに育ち笑顔がきらめくまちづくり〜
・「三鷹子ども憲章」を制定し、普及・啓発の取り組みを推進 65万9,447円
・「三鷹市子育て支援ビジョン」を策定 5万8,926円
・国立天文台旧1号宿舎の保存活用などにより、星と森と絵本の家の整備を推進 1億5,660万9,777円

協働のまちづくりプロジェクト 〜ともに信頼し責任を担うまちづくり〜
・三鷹ネットワーク大学の講座を充実し、まちづくり総合研究所事業を実施 8,463万2,278円
・みたか都市観光協会のNPO法人化と観光案内所兼事務所の運営などを支援 1,625万8,894円
・NPO法人みたか市民協働ネットワークを設立し、市民協働センターの協働運営を充実 3,312万5,292円
・花と緑のまち三鷹創造協会の設立を準備 1,838万9,408円

ユビキタス・コミュニティ推進プロジェクト 〜いのち・しごと・くらしが輝くまちづくり〜
・「みたか地域SNS」を本格稼動するとともに、FAQシステムの導入に向けて検討 4,401万967円
・ICタグを活用した図書館新資料情報管理システムを導入 1,863万212円
・情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の適用範囲の対象部署を拡大 769万7,250円

基本計画における重点プロジェクト事業など
・商店会連合会と商工会が実施する市内共通商品券事業への支援を実施 1,668万6,328円
・粗大ごみ収集の受付と収集体制を拡充 6,563万6,359円
・大沢総合グラウンドについて、砂入り人工芝のテニスコート(6面)の整備を実施 9,963万7,825円


■平成21年度上半期の財政状況

■各事業の展開
 平成21年度は、「人間のあすへのまち」の扉を開くために、(1)まちの「安心」をもたらす施策、(2)まちの「活力」を高める施策、(3)まちの「未来」を切り開く施策の3点を基本に据えて、「第3次基本計画(第2次改定)の着実な推進と現在の社会経済状況を踏まえた適切な対応」、「行財政改革の推進と財政の健全性の維持」を市政運営の基本的な考え方として7つの最重点プロジェクトを中心に、各事業を展開しています。

■市有財産の概況(平成21年9月30日現在)
 平成20年度末と比較して、市有物件では、土地が279.78平方メートル増加、建物が4,148.86平方メートル減少しています。

※詳細はPDFをご覧ください。


■市の財政は健全に運営されています

 平成19年6月に成立した「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、財政の健全度を測る4つの指標(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)と公営企業の資金不足比率について算定し公表します。

 いずれかの指標が「早期健全化基準」(=黄色信号)以上になると、議会で「財政健全化計画」を議決し自主的な改善努力により財政健全化を図ることになります。また、「財政再生基準」(=赤信号)を超える指標がある場合は、いわゆる「財政破たん」とみなされ、国などの関与による財政再建に取り組むことになります。

 平成20年度決算から算出した市の健全化判断比率などは、いずれも基準値以下の水準を保っています。今後も「三鷹市自治基本条例」で定める自治体経営の趣旨に従い、適切な情報公開・提供を行いながら、健全な自治体経営を進めていきます。

※詳細はPDFをご覧ください。


■平成20年度の財務諸表

 財務状況を包括的にとらえていただくために、市では毎年、財務諸表を作成しています。

 平成20年度決算に基づいたバランスシート、行政コスト計算書、キャッシュ・フロー計算書は次のとおりです。

※詳細はPDFをご覧ください。

バランスシート(貸借対照表)とは
 バランスシートは、年度末時点で市が保有するすべての資産・負債などのストックの状況を示すものです。主に単年度での収支状況を示す自治体会計だけでは把握しにくい、市が行政活動を行ううえでの財産の状況、負債(借金)の状況などについての情報を見ることができます。
 市では、(1)普通会計バランスシート、(2)すべての会計を加えた市全体のバランスシート、(3)出資団体を加えた連結バランスシートの3種類を作成しています。

行政コスト計算書とは
 行政コスト計算書は、企業会計における損益計算書の自治体版で、資産形成以外の人的サービスや給付サービスにかかった費用と、その財源を示しています。

キャッシュ・フロー計算書とは
 キャッシュ・フロー計算書は、自治体の活動を(1)行政活動、(2)投資活動、(3)財務活動に区分し、それぞれの資金収支の状況を示したものです。

平成20年度決算の詳細は、「平成20年度各会計決算概要」として1冊の冊子にまとめています。この冊子は、相談・情報センター(市役所2階)や図書館で閲覧できるほか、同センターで販売(1冊300円)しています。また「決算概要」の全文、「財政事情の公表(抜枠)」、バランスシートなどの財務諸表の詳細は、市のホームページでもご覧いただけます。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり

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