広報みたか2009年10月18日5面
■10月27日(火)〜11月9日(月)は読書週間 読書の秋です 図書館へ行ってみませんか
大人向けの講座も開催！
市立図書館では、小さなお子さんが本と出会い、本を読む楽しさを知り、本と通して知る喜びを体験できるように映画会やおはなし会などを開催しています。この機会に参加してみませんか。
■国立天文台 三鷹・星と宇宙の日
［問］国立天文台三鷹キャンパスTEL34-3600
ガリレオが初めて望遠鏡で天体観測をしてから400年目の今年は「世界天文年」。その節目の年に、国立天文台で「天文学と望遠鏡の400年」を考え、遠い星と宇宙に思いをはせてみませんか。普段は見られない観測施設や実験装置も公開します。
［日］10月24日（土）午前10時〜午後7時（入場は6時まで）
［所］同キャンパス（大沢2-21-1）
［申］当日会場へ
講演会
（1）すばる望遠鏡から30m望遠鏡TMTへ＝家正則さん（国立天文台 総合研究大学院 教授〈写真左〉）、（2）電波望遠鏡の進化と電波天文学の発展＝石黒正人さん（国立天文台名誉教授〈写真右〉）
［日］10月24日（土）午後1時15分〜3時30分
［所］同キャンパス内解析研究棟
［申］当日会場へ
■星と森と絵本の家 秋まつり2009〜むかしなつかしほのぼの宇宙(スペース)〜
星と森と絵本の家では、絵本のテーマ展示「見る・知る・感じる絵本展〜月とおつきさま〜」、昔懐かしの駄菓子などの縁日や喫茶コーナーの出店のほか、昔遊び体験コーナー、紙芝居やお話し会を開催します。
［日］10月24日（土）午前11時〜午後4時（施設は午前10時〜午後5時開館）
［所］星と森と絵本の家（同キャンパス内）
［申］当日会場へ
［問］同施設TEL39-3401
■健康コラム「膵（すい）がんの早期発見と治療について」
膵（すい）臓は消化酵素や糖代謝のホルモン産生など大切な働きを持っていますが、どこにどうあるのか、あまり知られていないかもしれません。膵（すい）臓はお腹の奥、胃の裏側にあり、「たらこ」に似た扁平な臓器です。膵（すい）臓の疾患としては、急性膵（すい）炎、慢性膵（すい）炎などの炎症、糖尿病、そして様々な腫瘍（しゅよう）、特に膵（すい）がんが挙げられます。膵（すい）がんは多くの悪性腫瘍（しゅよう）の中でも早期診断が難しく、進行も早いことから最も難治性のがんとして認識されています。
わが国では年間2万人以上が膵（すい）がんと新たに診断され、8番目に多いがんです。膵（すい）がんの治療としては切除手術が唯一治癒の期待できる治療であり、そのためには早期診断が必要です。しかし、特徴的な症状が少なく、検査も難しいことから、進行した状態でみつかることも多いのが現状です。
膵（すい）がんの症状としては胃が痛いなどの腹痛、背部痛、胆管閉塞による黄疸（おうだん）、糖尿病の増悪、食欲不振、体重減少などが挙げられますが、膵（すい）がんに特有なものではありません。早期診断のためにはこれらの症状が続くときには膵（すい）臓をしっかり調べてもらう必要があります。担当医に遠慮なく「膵（すい）がんが心配」と申し出てください。膵がんの高危険因子として、近親者に膵（すい）がんがある、糖尿病、慢性膵（すい）炎、膵（すい）のう胞が挙げられ、これらの危険因子を持つ方は定期的にチェックを受けることが大切です。特に、突然糖尿病が発症したり、急に糖尿病が悪化したときなどは、ぜひ膵（すい）臓の専門医に相談してください。
膵（すい）がんは切除できない状態で見つかることも多く、切除できても再発が非常に多い、やっかいな疾患です。手術以外の治療として、抗がん剤による化学療法や放射線療法との組み合わせの治療があり、どんどん進歩しています。これらの治療を適切に受けることで、いい状態で生活していただき、延命につながっています。膵（すい）がんの治療では、外科医、化学療法、放射線療法、緩和治療の専門医や看護師、薬剤師などチーム医療の重要性が増しています。
［問］三鷹市医師会TEL47-2155
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり
