緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2009年10月4日1面

■すべての市立小・中学校が小・中一貫教育校になりました

 9月19日に「鷹南学園」が開園し、市立小・中学校すべてが小・中一貫教育校になりました。市ではこれまで、平成18年にモデル校「にしみたか学園」を開園し、その後3年間にわたる検証を行いながら、小・中一貫教育校への展開を図ってきました。小・中学校間の円滑な接続ができるよう連続性・系統性のあるカリキュラムなどを活かし、9年間の義務教育を一層充実させていきます。

[問]指導室TEL内線3245

※詳細はPDFをご覧ください。


■三鷹市が目指す小・中一貫教育校とは

学校・家庭・地域のパートナーシップによる教育

 三鷹市が推進する小・中一貫教育校は、保護者や地域住民が地域ぐるみで学校を支援する「コミュニティ・スクール」を基盤としています。子どもたちの教育を小・中学校と家庭、地域が共に手を携えて行っていくシステムで、子どもの「人間力」「社会力」を力強く育成し、9年間を通した質の高い教育を保障していきます。

キーワード:コミュニティ・スクール
コミュニティ・スクールとは、地域ぐるみで子どもたちの教育を支援するため、保護者や地域住民のみなさんの意見を反映させる「学校運営協議会」を設置した学校のことです。同協議会は、校長が作成した学校運営の基本的な方針などの「承認」、教員の採用・任用などの人事に関する意見を教育委員会に述べることができるなどの権限が認められています。こうした学校運営への参画に加えて、三鷹市のコミュニティ・スクールは保護者や地域のみなさんによる教育ボランティアなどの学校教育への支援もしていただいています。

一貫教育ならではの効果

 小・中一貫教育校では、現行の学校制度のもとで児童・生徒はそれぞれの学校に通学しながら、小・中一貫カリキュラムに基づき連続性と系統性のある教育を受けます。児童・生徒の交流、小・中学校教員による相互乗り入れ授業、合同研修会などの特色ある教育活動は、小学校から中学校への円滑な接続や教員の授業力向上につながり、児童・生徒の学習意欲と学力の向上に効果があることが検証されています。

◇「授業がよくわかる」児童・生徒の増加
 小・中学校教員による相互乗り入れ授業や、小・中一貫カリキュラム実践のために年間数十回に及ぶ合同研修会を実施して、小・中学校の教員が相互に学び合いながら授業力を向上させた結果、年度が進むごとに「授業がよくわかる」と答える児童・生徒の数が増加しています。

◇中学校入学後の不登校が減少
 中学生になると、生活・学習環境の変化から不登校が急増する現象を「中1ギャップ」といいます。市では小・中一貫教育校が開園した平成18年度以降、中学1年生の不登校の出現率が東京都全体に比べ減少しています。

※詳細はPDFをご覧ください。

◇部活動が活性化
 小・中一貫教育校では、小・中学校の区別なく教員として職務に就くことができるため、小学校の教員が中学校の部活動の顧問を務めることができます。この効果として、小学校教員が顧問を務める「サッカー部」「バレーボール部」「バドミントン部」などが新たに発足し、活発に活動している学園が複数あります。また、小学6年生のときに体験入部を行うなど、部活動へのスムーズな参加を促す取り組みも行われています。


■鷹南学園が開園しました

 中原小、東台小、五中を統合した「鷹南学園」が9月19日にスタートを切りました。同学園は、学園旗に描かれた鷹のように力強く、学園歌に歌われている「大きな明日へ」向かって飛翔するため、小・中9年間を通した「確かな人間力と学力の育成」をテーマに教育活動に取り組みます。

 本学園の取り組みの一端は、来年1月15日(金)に実施する研究奨励校の発表会でご紹介します。

※詳細はPDFをご覧ください。


■10月1日から家庭系ごみの有料化が始まりました

 燃やせるごみと燃やせないごみは指定収集袋でお出しください。

[問]ごみ対策課TEL内線2533


■市長コラム さらなるごみの減量と分別による資源化の推進を

三鷹市長 清原慶子

 市では、10月1日からご家庭で発生する「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」について、市指定のごみ袋を購入して出していただく家庭系ごみの有料化を開始しました。

 古紙、古着、プラスチック、ペットボトル、空きびん、空き缶については、「資源物」として従来どおり無料で回収し、紙おむつ、落ち葉や草、ボランティア活動で集めたごみ等についても無料で回収します。減免制度もありますので、ご不明の点はごみ対策課にお問い合わせください。

 現在、三鷹市は調布市と新ごみ処理施設の建設を準備していますが、稼働は平成25年度中と予定されています。それまで、すでに稼働後25年が過ぎている、環境センター(新川の可燃ごみ処理施設)の延命化が必須となっています。

 そこで、可燃ごみ等のごみのさらなる減量とともに、一層の分別の徹底をお願いします。名刺大以上の紙や、食品やお菓子を包んでいたプラスチック類などは、資源物としてリサイクルしますので、可燃ごみから分別してください。

 ごみ処理には、収集運搬や処理にもエネルギーと人手と多額の経費がかかり、二酸化炭素も発生します。皆様お一人おひとりのごみの分別と減量化のご努力は、経費の削減とともに温暖化防止など地球環境の保全にもつながります。 

 あらためてごみの減量と資源化へ、さらなるご協力をお願いします。

※詳細はPDFをご覧ください。

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