緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2009年8月2日12面

■日食を見たよ!市内各所で観察会

 国内で46年ぶりとなる皆既日食が観察された7月22日、市内でも羽沢小や「星と森と絵本の家」などで日食の観察会が行われました。当日は、あいにくの空模様でしたが、「天文台のあるまち・三鷹」で多くのみなさんが天体ショーを楽しみました。

[問]秘書広報課広報係TEL内線2133

※詳細はPDFをご覧ください。


■羽沢小で 忘れないよ!みんなで見た日食

 夏休みに入ったばかりの市立おおさわ学園(羽沢小、大沢台小、七中)では、羽沢小の校舎を開放した観察会が開催され、あいにくの天気にも関わらず、3校の児童・生徒と地域住民ら250人ほどが集まりました。参加者は、日食の仕組みを学ぶスタンプラリーや校庭からの観察、東京では見られない皆既日食のテレビ中継放映など、自宅で空を見上げるのとは一味違う体験を思い思いに楽しみました。

 東京での部分日食が最大を迎えた午前11時13分。朝方からの雨が上がり、雲間から太陽が顔をのぞかせると、「見えたよ!」の声に、子どもたちは一斉に校庭へ駆け出します。一心に空を見上げる鵜沢亜斗夢(うざわあとむ)君は、「お日さまが細くなって三日月みたいでとても不思議だった」と満足げ。校庭中からも、雲が切れるたびに「三日月みたい!」と歓声があがります。

 続いて一行は、硫黄島と太平洋の船上からの皆既日食中継が大型スクリーンで放映される体育館へ。真っ黒な画面に、太陽から噴き出す高温のガス「コロナ」や「プロミネンス」だけが明るく映し出された次の瞬間、日食から脱し始めた部分がキラッと強く光る「ダイヤモンドリング」に、会場からは歓声と拍手が沸き起こります。食い入るように見入っていた中島茜(なかじまあかね)さんは、「(硫黄島・船上の)2回ともすごくきれいだった。次の皆既日食(2025年)でもし本物が見られるなら行ってみたい」とうっとり。集まった多くの人たちも、興奮気味に会場を後にしました。

※詳細はPDFをご覧ください。


■星と森と絵本の家で 家族の願い、空に届く!

 分厚い雲が一面をおおっていた国立天文台上空。この日のために集まったご家族も「日食のパラパラ絵本」を作るべく大きな天体望遠鏡を用意していた職員も、恨めしそうに空を見つめていました。「日食が始まるまでになんとか晴れてほしい」と絵本の家のスタッフが新聞紙で作ったてるてる坊主を庭先につり下げ、その時を待ちます。

 空は暗くなったり明るくなったり、てるてる坊主が曇り空と一進一退の攻防を続けています。そしてついに…「あっ!見えた!」スタッフの大きな声に驚いて空を見ると、雲の切れ間からうっすらとのぞく三日月形の太陽が。ほんの数十秒でしたが、決定的瞬間を目撃した喜びで、誰からともなく拍手と歓声があがりました。

 みんなで空を見上げたこの日、子どもにも大人にもひと夏のいい思い出として刻まれたことでしょう。

星と森と絵本の家(大沢2-21-3国立天文台三鷹キャンパス内)
TEL39-3401・FAX39-3402
開館時間 午前10時〜午後5時/休館日 火曜日、年末年始
JR三鷹駅・武蔵境駅、京王線調布駅からバスで「天文台前」または「天文台裏」下車
※駐車場はありませんので、車での来館はご遠慮ください。

※詳細はPDFをご覧ください。


■ジブリ美術館で 「ポニョ展」も日食も見たよ!

 ジブリ美術館ではこの日のために、同館のキャラクターが太陽の光で映し出されるダンボール製の“投影箱”10個を3日かけて手作りし、来館者と日食を観察しようと準備をしてきました。しかし、当日のあいにくの空模様で結局、観察会は中止に。何度も空を見上げてあきらめきれずに「ふーっ、ダメかあ」とため息をついていた同館スタッフ。「今日はお子さんの来館が多かったので、投影箱を使って一緒に日食を体験したかったのですが」と残念そうに話していました。

 それでも、雲の合間から数秒間だけ三日月のような太陽が顔を出すときがあり、来館者から「見えた!」と歓声があがると、「どこ?どこ?」と探す人たちなどで盛り上がるときもありました。「子どもが日食を見たがっていたので、ジブリも日食も楽しめると思い予約して来ました」という斎藤千鶴子さん(市内在住)も、お子さんたちと一緒にうっすらと見える日食を探して空を見上げていました。

※ジブリ美術館は完全予約制です。

※詳細はPDFをご覧ください。


■三鷹の森ジブリ美術館にご招待

三鷹市民・近隣市民デー
[人]市および近隣市(武蔵野市、小金井市、西東京市、調布市、府中市)に在住の方、4人一組で600組(2,400人)
[日]10月1日(木)(1)午前10時、(2)正午、(3)午後2時、(4)午後4時

三鷹市民デー
[人]市民4人一組で600組(2,400人)
[日]10月3日(土)(5)午前10時、(6)正午、(7)午後2時、(8)午後4時

[申]いずれも8月12日(水)(必着)までに、はがきに代表者の必要事項(11面参照)、人数(代表者を含む4人まで。ただし3歳以下は人数に含めない)、希望時間の番号を記入し、「コミュニティ文化室『三鷹の森ジブリ美術館招待係』」へ
※1人での申し込みも可能です。複数枚の申し込みは無効。当選者には9月中旬までに招待状を郵送します。電話などによる当否の確認はできません。
[問]コミュニティ文化室TEL内線2517


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり

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