広報みたか2009年6月7日1面
■6月は環境月間です
毎日の「小さなエコ」は地球を救う大きな力!
市では6月の環境月間にちなみ、地球環境を見直し、環境問題への理解を深めるためのイベントを開催します。
今年2月には、市立小学校の4年生(現5年生)が家族と一緒に、家庭から出る二酸化炭素(CO2)の削減に取り組み、大きな成果をあげました。6月には再び5年生の家庭が7日間のCO2削減にチャレンジします。
環境月間を機に、みなさんもご家庭のエコをもう一歩進めてみませんか?
[問]環境対策課TEL内線2525
■市立小5年生の全児童と家族がチャレンジ! 7日間でCO2を何グラム減らせる?
家庭でできる10項目をリストアップし、実践できたものの数に応じて何グラム分のCO2が削減できたかを算出します。
チェック項目と一日あたりのCO2削減量
エアコンの温度を1℃高くする 104g
エアコンをつける時間を1日1時間短くする 65g
部屋の電気をつけっぱなしにしない 24g
テレビを見る時間、テレビゲームの時間を1日1時間短くする 39g
テレビやパソコンなどを長い時間使わないときは主電源やコンセントを切る 159g
ポットや炊飯器などの保温をとめる 93g
シャワーなどのお湯を流す時間を1日1分短くする 80g
顔を洗う時や歯磨きの時など、水道を小まめに止める 34g
ごみは決められた通りに分けて捨てる 22g
買い物袋を持っていき、レジ袋はもらわない 15g
アサガオで緑のカーテンにもチャレンジ!!
アサガオの種を児童に配布。家庭で緑のカーテン作りに取り組みます。
■4年生1,172人が参加! 2月は5日間でこれだけ減らせました!
参加家庭1世帯あたりのCO2削減量は 平均1,771g
全参加家庭の総削減量は 約2t
115本分の木が1年間に吸収するCO2の量と同じくらいの削減効果がありました。
子どもたちからひと言
●省エネは難しくなかったよ。毎日の積み重ねが温暖化防止につながるんだと思う。
●テレビを見る時間を減らすのは、ちょっと難しかったです。そのほかは、かなり○(丸印)が付けられました。
●スーパーにはマイバッグ持参だけど、コンビニには忘れがちなので気をつけようと思いました。
保護者からひと言
●子どもが楽しみながら省エネに取り組んでくれました。環境について家族で話すきっかけになりました。
●CO2削減のための行動は、経済的という意味でのエコでもあるので、家計にとってもプラス!
●「お風呂は家族で一緒に入っちゃったほうがいいね」って子どもに言われました。
■みたかプレゼンツ・ドリームエコミュージカル 「バスに乗ってゴーゴーゴー -森のなかまがちきゅうをすくう-」
6月28日(日)午後2〜4時(開場1時30分)
[主]みたか環境活動推進会議・市
[人]800人
[申]当日午後0時30分から会場で整理券配布
[問]環境対策課TEL内線2525
[所]三鷹市公会堂ホール
昨年も好評だった環境を考えるミュージカルを再演! 今回は、より多くの方がご入場できるようになりました。出演は、歌と踊りのミュージカルユニット、クッキーズスペシャル。市民と市の協働から生まれた楽しいミュージカルに、ご家族そろってお出かけください。
※開演前に環境標語表彰式を行います。
■環境パネル展「考えよう 地球温暖化とリサイクル」
6月8日(月)〜12日(金)(12日は午後4時まで)
[所]市役所1階市民ホール
地球温暖化をメインテーマに、環境問題を写真パネルや資料などでわかりやすく紹介。ごみ対策など身近な問題も取り上げます。
■市議会議長、副議長、監査委員が決まる
5月19日の第2回市議会臨時会で、市議会議長に田中順子氏が、副議長に谷真一朗氏が選出されました。
また、市議会選出の監査委員に川原純子氏が選出されました。
議長 田中順子氏
三鷹市議会政新クラブ
当選4回 66歳
副議長 谷真一朗氏
三鷹市議会民主党
当選3回 36歳
監査委員 川原純子氏
三鷹市議会公明党
当選2回 57歳
■市長コラム「『鷹』の字の復活を求めて」
三鷹市長 清原慶子
昭和55(1980)年に告示された「三鷹市民憲章」前文は「わたくしたちは、郷土三鷹を愛し」で始まります。私は、たとえ三鷹市で生まれた市民でなくても、この三鷹に住み、学び、働き、活動することを通して、「郷土三鷹」と思える市政を進めたいと思います。
さて、文化庁文化審議会で検討中の「新常用漢字表(仮称)」では、昨年5月に公表された第1次字種候補素案には含まれていた三鷹の「鷹」の字が、6月の第2次素案から除外されてしまいました。
「鷹」の字は、明治22年に「三鷹村」が誕生して以来重要な地名を表す漢字で、住民としての帰属意識に大切な字であるばかりでなく、「鵜目鷹目」などの四字熟語や「一富士、二鷹、三茄子」「犬も朋輩、鷹も朋輩」といった諺でも使われていて、使用頻度も高い漢字です。
私は「鷹揚(おうよう)」に構えているわけにはいかないと思い、昨年11月に、文化庁長官及び文化審議会会長あてに、三鷹市長として「鷹」の字の復活を求める要望書を提出し、今年3月のパブリック・コメントでは、「鷹」の字の復活を求める意見書を提出しました。
また、姉妹市町の福島県矢吹町、兵庫県たつの市はじめ、北海道鷹栖町、山形県白鷹町など多くの友好市町村や三鷹商工会、東京むさし農業協同組合三鷹支店等の団体からも提出されました。結果として、「鷹」に関する意見書が最も多かったことから、新聞各紙やNHK「クローズアップ現代」の取材(9日(火)放映予定)も受けました。
たかが漢字と言わず、「鷹」の字の復活をめざしたいと思います。
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