広報みたか2009年5月10日2面
■家庭系ごみ有料化に伴うごみの出し方説明会を開催します
ごみの出し方の変わるところや変わらないところなど、有料化の具体的な内容と家庭系ごみの収集に関するみなさんの疑問にお答えするため、各地域で説明会を実施します。
■家庭系ごみの有料化の目的と効果
・さらなるごみの減量と資源化の推進
有料化により、ごみ(有料)と資源(無料)の分別がさらに進むとともに、ごみはなるべく排出しないという意識、実践につながることで、ごみの減量・資源化が進みます。
・環境負荷およびごみ処理経費の軽減
ごみの減量により、収集・運搬・中間処理・最終処分時の環境負荷の軽減(焼却時のCO2の削減など)とごみ処理経費の軽減を図ります。
・ごみ処理経費の負担の公平化
排出した量に応じて手数料の負担額(指定収集袋の購入料金)が決まるため、ごみ処理経費の負担の公平化が図られます。
・ごみ処理施策および環境施策の拡充
有料化による歳入を活用して、(1)ごみの減量・資源化等のごみ処理施策、(2)地球温暖化対策等の環境保全施策を拡充します。
・ごみ減量に向けてのライフスタイルの見直し
有料化をきっかけに、買い物の時に「ごみになりにくいもの」「長期に使用ができるもの」「リサイクルしやすいもの」を意識することで、ライフスタイルの見直しが促されます。
■家庭系ごみの有料化による歳入の活用
有料化による歳入は、ごみ処理経費やごみ処理施策の充実に活用するほか、環境基金への積み立てを行い、ごみの減量・資源化施策の促進、環境施策の充実を図ります。
〈拡大・充実する事業〉
・太陽光発電などの助成
・住宅省エネ工事・高効率給湯器設置費の助成
・家庭用生ごみ処理機購入費の助成
・再生資源集団回収事業の助成
■環境にもお財布にもやさしい分別のポイント
水きりは生ごみの減量の最善策
生ごみの約80%は水分です。生ごみを減らすことは燃やせるごみの減量につながり、いかに水気をきるかがごみ減量のポイントとなります。そのためには、(1)調理くずなどの乾いたごみは、三角コーナーなどに捨てずに、水に濡らさないようにする、(2)三角コーナーのごみは捨てる前に、ギュッとひと絞りをすることが効果的です。生ごみを手で絞るのは抵抗があるという方は、一晩置いてからごみ袋にいれるだけでも、減量効果があります。
ちょっと待って、捨てる前ひと手間かけて分別を
焼却施設である環境センターに運ばれるごみの中身を調べてみると、お菓子の包装箱、メモ用紙や食品のトレイ、ラップなどが見受けられます。平成20年度の調査では、紙類が約50%、プラスチックが約10%含まれていました。この紙類の中の約半分は、きちんと分別すればリサイクルが可能な雑紙となるものです。
また、どんな小さなものでも、プラマークがついていれば、プラスチックとしてリサイクルができ、ちょっと汚れているトレイでも、さっとひと洗いすればリサイクルができ、その分、燃やせるごみを減らすことができます。
ごみの減量は購入するごみ袋の削減につながります。有料化をきっかけに、ごみ袋に入れる前に、ちょっとひと手間かけて、環境にもお財布にもやさしい分別を心がけてください。
燃やせるごみの組成分析結果
紙類 50% 捨てられた紙類の約半分が雑紙として資源にできます
プラスチック類 10% すべてプラスチックとして資源にできます
塵芥類※ 16%
その他 24%
※塵芥類とは台所から出る生ごみです。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり