広報みたか2009年5月3日2面
■豚インフルエンザについて
メキシコを中心として各国で豚インフルエンザの流行拡大が報告されています。4月30日(木)現在、日本での感染者は確認されていませんが、WHO(世界保健機関)は警戒レベルをフェーズ4からフェーズ5に1段階引き上げました。くわしい情報は、東京都感染症情報センターがホームページhttp://idsc.tokyo-eiken.go.jp/top.htmlで提供しています。
※メキシコなど、豚インフルエンザが発生した地域に渡航した方などで健康に不安のある方は、電話でご相談ください。
◆東京都多摩府中保健所
TEL042-362-2334
(平日午前9時〜午後5時)
◆東京都発熱相談センター
TEL03-5320-4509
(平日午後5時〜午前9時、土・日曜 日、祝日は24時間)
豚インフルエンザの症状
通常の季節性インフルエンザと同様の症状(38度以上の発熱、倦怠感(けんたいかん)、食欲不振、咳など)を発症します。鼻水、咽頭痛(いんとうつう)、吐き気、嘔吐、下痢などを発症する場合もあります。
感染経路
主に3つのルートが想定されます。
(1)感染した豚との接触(直接接触)
(2)ウイルスが付着した物に触れ、そのまま口や鼻などの粘膜に触れる(間接接触)
(3)感染者の咳・くしゃみなどにより空気中を漂うウイルスを吸い込む(飛沫感染)
都市部では特に(2)、(3)への対策を徹底することで、感染経路を絶つ効果が期待できます。
予防のために…
通常の季節性インフルエンザ予防と同様に
・手洗い、うがいを習慣化
・咳エチケット(ティッシュなどで口をふさぐ、マスクを着用など)の徹底
・人混みや不要不急の外出を避ける
などの対策を心がけましょう。
[ 問]健康推進課TEL内線2691
■救急指定病院、連休中の診察はこちらへ
◆休日診療所(内科・小児科)
三鷹市医師会館
(野崎1-7-23 TEL47-2155)
午前10時〜11時45分・午後1時〜4時30分
◆休日準夜診療所(内科・小児科)
三鷹市医師会館
(野崎1-7-23 TEL47-2155)
午後6時〜9時30分
◆休日歯科応急診療所
総合保健センター1階
(新川6-35-28 TEL46-3234)
午前10時〜11時45分・午後1時〜4時
◇救命救急センター
杏林大学医学部付属病院
(新川6-20-2 TEL47-5511)
◇市内救急指定病院
野村病院
(下連雀8-3-6 TEL47-4848)
三鷹中央病院
(上連雀5-23-10 TEL44-6161)
武蔵野病院
(下連雀4-8-40 TEL47-1000)
◇電話での問い合わせ
◎東京消防庁救急テレフォンサービス(24時間)
TEL03-3212-2323
TEL042-521-2323
◎東京都保健医療情報センター
ひまわり
(24時間・医療機関案内)
TEL03-5272-0303
[HP]http://www.himawari.metro.tokyo.jp/
■市内商店街でありがとうセールを開催
5月17日(日)〜26日(火)
三鷹むらさき商品券事業ありがとうセール
三鷹市商店会連合会と三鷹商工会では、定額給付金の支給にあわせ、昨年11月に実施して大好評だった「市内共通商品券(三鷹むらさき商品券)」への感謝の意を込め「ありがとうセール」を開催します。
セール中は商品の割引はもちろん、粗品の進呈など、各商店街、店舗で工夫を凝らした企画を実施します。この機会に、地元の商店街をもっと知っていただき、市内でお買い物を楽しみませんか?
[所]市内のポスター掲示のあるお店
※くわしくは、5月17日ごろ市内の各ご家庭にお配りするチラシをご覧ください。
[問]三鷹市商店会連合会事務局TEL49-3111、生活経済課TEL内線2542
■「ほっとベンチ」への寄付を募集しています
−だれもが安心して歩ける道を…ベンチのあるみちづくり整備事業−
[問]道路交通課TEL内線2845
市内の道路沿いで、ほっと一息つけるベンチを見かけたことはありませんか。
このベンチは、市内の道路のさらなるバリアフリー化推進をめざし、市民のみなさんとの協働で設置しているもので、設置費用(一基あたり約30万円)の一部にはみなさんからの寄付金が使われています。昨年度は多くの方からのご協力と寄付により、35基のベンチを設置することができました。各ベンチには、寄付していただいた方の個人・企業・団体名やメッセージなどの刻まれたプレートを設置(希望される方のみ)しており、今年度も35基程度の設置を予定しています。
この事業に賛同していただける方からの寄付を募集(通年)しています
[申]所定の申込用紙を持参または郵送で道路交通課(市役所5階50番窓口)へ。申込用紙は同課、市民課、市政窓口、市民協働センターで配布するほか、市のホームページ [HP]https://www.city.mitaka.lg.jp/からもダウンロードできます。
※申込が募集数に達した場合は、来年度分として活用します。
■みたかいきもの図鑑 第31回 スズメ(雀)
人家のないところにはいない
スズメは私たち日本人にとって、古くから最も身近な野鳥といえるでしょう。「舌切り雀」などの童話にも多く登場します。よく知られているように稲などを食べ荒らす害鳥で、畑の中の「かかし」はスズメから農作物を守るために作られるものです。しかし、春から夏にかけて、特にひなを育てる時にはたくさんの毛虫や青虫などを捕食する益鳥でもあります。
繁殖期が終わって秋口になると、その年に生まれた若鳥を中心に、かなりの距離を移動する「渡り」をしていることが分かってきています。寒さが厳しくなると餌を求めて南下するのでしょうが、定着性の強い種であるスズメにとって、遺伝子を分散させる意味があるのかもしれません。
また、たとえば高尾山に登るとき、鳥を見ながら歩いて行くと、ふもとの集落の周りにはスズメがいますが、森の中に入っていくと出会うことはなくなります。しかし、山頂の茶店の近くでは見かけます。このように、人間の住まいのないところには住んでいないのも特徴の一つです。
スズメは人家の瓦の隙間や、木のうろなどに巣を作りますが、近年はコンクリートのビルが増え、住宅難といえるでしょう。シジュウカラ用の巣箱の入口を広げて使うこともあります。
5月10日〜16日はバードウィークです。「なんだスズメか」といわずによく観察してみると、水浴びのときなどにとても可愛らしいしぐさを見ることができます。
参考文献
1.スズメのお宿は街のなか 都市鳥の適応戦略
唐沢孝一著 中公新書
2.フィールドガイド 日本の野鳥
日本野鳥の会
[問]緑と公園課TEL内線2833
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり