広報みたか2009年5月3日1面
■町会・自治会活動でまちを元気に! がんばる地域を応援するための助成金を交付します。
市民のみなさんの手による地域のニーズや課題に応じたさまざまな町会・自治会の活動は、まちの元気を作り出す大きな力です。市ではそうした活動を応援するための助成金「がんばる地域応援プロジェクト」(正式名称:地域自治組織活性化事業)を設け、事業を公募しています。採択された事業については、その必要経費の一部を助成します。みなさんの力を活かし、地域の方に喜ばれる新たなアイデアをお寄せください。
コミュニティ文化室TEL内線2513
■がんばる地域応援プロジェクト(地域自治組織活性化事業)の概要
内容 地域の課題解決などに取り組む町会・自治会などの活動で、地域の活力を生み出すための好事例として他の地域自治組織にも紹介できるような事業
金額 採択された事業にかかる経費の3分の2相当(上限10万円)
対象 (1)町会・自治会、集合住宅管理組合などの地域自治組織
(2)NPO等市民活動団体と連携・協働して事業を実施する地域自治組織
選考方法 7月10日(金)(予定)にヒアリング形式の審査会(事業概要の紹介と質疑)を行い、公益性や独創性などの観点から選考委員の審査により採択事業を決定します
[申]6月30日(火)までに申請書類(所定の様式)に記入し、コミュニティ文化室へ
町会等自治組織助成金 (基礎交付金)もご活用ください
基礎交付金は、世帯割額(一世帯あたり200円)、均等割額(世帯数により8,000〜17,000円)です。
[申]5月29日(金)までに、(1)平成20年度事業実績報告書(平成20年度に助成金を受けていない団体は不要)、(2)平成21年度交付申請書に必要事項を記入し、コミュニティ文化室へ
※平成20年度助成団体には、関係書類を5月上旬に郵送する予定です。
■元気の出るさまざまなアイデアの提案をお待ちしています
がんばる地域応援プロジェクトへの申し込みに先立ち、町会などの地域自治組織や、NPO等市民活動団体のみなさんから多種多様なアイデアを出していただくための提案や相談を受け付けます。
町会・自治会、集合住宅管理組合などが単独で事業を実施する場合
NPO等市民活動団体と連携・協働して事業を行う場合
NPO等市民活動団体が、町会など地域自治組織活動の活性化を促すような事業のアイデアや、その提案を受けて連携・協働事業を希望する町会など、地域自治組織との出会いや引き合わせに関する相談を受け付けます。
※直接相談にお越しになる場合は、事前にコミュニティ文化室に電話で予約してください。相談は市民協働センター(下連雀4-17-23TEL46-0048)でも受け付けます。
※昨年度採択事業7団体の事業を紹介する実例集をコミュニティ文化室と市民恊働センターで配布しています。
■市長コラム「山本有三が三鷹で編纂(へんさん)した日本少国民文庫が伝えるもの」
三鷹市長 清原慶子
現在、三鷹市山本有三記念館では企画展「『日本少国民文庫』の世界と編集者たち」を開催しています。
1936年4月に三鷹の家に転居した山本有三は、37年にかけて全16巻の「日本少国民文庫」を編纂しました。この文庫は子どもたちにヒューマニズムを伝えたいという山本有三編の「心に太陽を持て」「世界名作選」に象徴される児童向けの教養叢書です。有三の旧宅を公開している山本有三記念館には、天皇皇后両陛下が昨年9月19日に行幸啓され、庭の草木の管理作業を行っている三鷹市シルバー人材センターの会員を激励されました。
皇后陛下は1998年、国際児童図書評議会での基調講演において、疎開中にお父様に与えられた思い出に残る本の内3冊は「日本少国民文庫」であったこと、そして世界情勢の不安定であった1930、40年代に、子どもたちのために広く世界の文学を読ませたいと願った同文庫の編集者たちを評価し紹介されています。
企画展では、三鷹の家にアメリカの劇作家エルマー・ライス夫妻を招いた際の山本有三夫妻や子どもたちと編者の一人である石井桃子が写っている貴重な写真や、明治大学文芸科の初代科長を務めていた山本有三はじめ岸田國士、吉野源三郎ら編者が写っている写真も展示され、初版本とともに、激動の時代の児童に向けた編者たちの熱い思いを伝えています。
大型連休もある5月、緑溢れる記念館をぜひお訪ねください。
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