緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2009年4月19日3面

■東京外かく環状道路(関越道〜東名高速間)「対応の方針」(素案)について 三鷹市は、国土交通省・東京都に対して要望書を提出しました

 国土交通省(以下「国」)および東京都(以下「都」)が1月19日に公表した「東京外かく環状道路(関越道〜東名高速間)『対応の方針』(素案)」について、良好な環境の維持・創出に向け、より具体的な取り組みを検討するよう求めることから、市では「要望書」(案)を策定し、「広報みたか」2月15日発行号で要旨をお知らせしました。また、2月13日〜28日には、「要望書」(案)に対する市民のみなさんからの意見募集を行い、124件のご意見をいただきました。市では、これらのご意見のほか、三鷹市議会特別委員会、都市計画審議会およびまちづくり推進委員会などでいただいたご意見をもとに補強・修正を行い、3月9日に「『対応の方針(素案)』に係る三鷹市の要望書〜北野の里(仮称)の創出に向けて〜」(以下「要望書」)を国および都に提出しました。この要望書については、今後、国および都からの回答を「東京外かく環状道路(関越道〜東名高速間)『対応の方針』」の確定日までに求めることとしています。

 ここでは、みなさんからいただいたご意見のうち「要望書」(案)の修正を求めるご意見(概要)(◆マーク)と市の考え方(→マーク)について、ご紹介します。

[問]まちづくり推進課TEL内線2862


■個別課題への対応に係る主な市民意見(概要)と市の考え方

■環境

(大気質)
◆換気塔に生産的な機能(換気塔壁面に太陽光発電パネルを張り付けるなど)を持たせてほしい。
→換気所については、地域住民の意見を聴きながら環境に配慮した施設とするよう要望していきます。

(地下水)
◆いまだ確立されていないとされる地下水流動保全工法で、事故が起きない保障はどこにあるのか懸念が払しょくされていない。
→地下水位の変動を低減する対策として「対応の方針」(素案)に示された地下水流動保全工法における信頼できるデータを示すとともに、さらなる調査・研究を進めることを要望していきます。

■まちづくり

(蓋かけ部の上部利用)
◆周辺への影響を軽減させるため環境施設帯を整備するとのことだが、隣接する地域の土地利用状況を十分考慮して、地域住民の意見や意向を聴きながら進めてほしい。また、整備について、単に樹木を密に植えるだけでなく、ゲートボール場やスポーツ広場など、地域の住民の意向にも十分配慮して地域の施設を残してほしい。
→ジャンクション部およびインターチェンジ部の蓋かけ上部の整備については、環境施設帯を含めて検討することを要望するとともに、今後も国や都に対し、真摯(しんし)な対応を求めていきます。

◆地域のシンボル的公園や施設などは、住む人たちの意見が一番大切である。市民全体の意向も分かるものの、遠くに住む人たちの利用者の意見には偏らないこと。近隣者を中心にした会議を持つべきであると思う。
→蓋かけ部の上部利用については、ワークショップを開催するなど、地域住民の意見を十分聴きながら市民と協働のまちづくりが推進できるよう要望していきます。

(良好な住環境等の維持および創出)
◆農地は、周辺の環境とともに保全を考えるべきである。
→「農住調和形成ゾーン」の整備方針に沿って、良好な住環境や農環境等の維持および創出が図れるよう、地区計画や特別用途地区などの制度を活用したまちづくりへの支援を国および都に要望していきます。

(吉祥寺通りおよび北野中央通りの分断に対する対策)
◆吉祥寺通りおよび北野中央通りの分断の懸念は、バスに限らず、一般住民車両の通行にも影響が大きいので、慎重かつ利便性を十分に検討願う。
→分断される道路については、バスなどの公共交通機関をはじめ、地域住民の利便性の低下が生じないよう交通機能の確保を図るよう求めていきます。

(仙川の親水公園化)
◆仙川親水公園化には賛成するが、増水時などの安全性に十分配慮すべきである。
→親水公園を含め、河川を整備する際には、河川を管理している都に対し、増水時の安全性の確保について要請していきます。

■安全・安心

(安全・安心の空間整備)
◆「防犯施設の設置を適切に」とは漠然としている。大きな道路ができれば、犯罪が増えることから、照明、環境の整備、特に交番の設置は急務である。
→具体的な安全・安心対策については、地域住民の意見を十分聴きながら検討するよう、事業実施の段階において国および都に要請していきます。

■用地・補償

(代替農地の確保)
◆代替農地として確保した物納農地が耕作などに適した土の状態を維持できるよう、耕作して管理してほしい。また、認定農業者(NPO法人・市民農園)などを活用し、代替えのためにストックした農地の適正な管理を行う仕組みなどを構築してほしい。
→今後も国や都に対し、要望内容の具体的な対応を求めていきます。

このほか、「要望書」(案)に反対するご意見や「要望書」(案)以外に対するご意見などをいただきました。

「要望書」の全文と「市民のみなさんからお寄せいただいたご意見の一覧と市の考え方」は、以下でご覧いただけます。
◆三鷹市ホームページ[HP](https://www.city.mitaka.lg.jp/)「市政情報→主要な取り組み→東京外かく環状道路計画」
◆まちづくり推進課(市役所本庁舎5階)


■地域の安全は自分たちで守る 安全安心・市民協働パトロール実施中!

 平成16年8月に始まった、市民と事業所が一体となって地域の安全を守る「安全安心・市民協働パトロール」は、地域の防犯活動として定着し、年々拡大してきました。活動開始からの約4年半の間に市内での犯罪発生件数は減少を続け、昨年1年間では1,952件と、昭和63年以来20年ぶりに2,000件を下回り、着実に成果が表れています。

[問]安全安心課TEL内線2551

◆活動継続団体に感謝状を贈呈
 市では3年以上継続して活動している団体に対し、日ごろの活動への感謝をこめて感謝状を贈呈しました。3月23日の贈呈式では、市長から15団体の代表者に感謝状が手渡され、各団体からの活動報告や三鷹市生活安全推進協議会委員との意見交換が行われました。

感謝状贈呈団体(敬称略)
◇町会・自治会など
井口親和会、井の頭玉川町会、八幡町会、東京都北多摩東更生保護女性会三鷹分区、中原第二都営自治会
◇事業所など
武蔵野三鷹ケーブルテレビ(株)、三鷹市建設業協会、三鷹市管工事業協同組合、東京むさし農業協同組合、公益法人三鷹商工会、日産プリンス西東京販売(株)、佐川急便(株)関東支社三鷹店、武蔵野ヤクルト販売(株)、(株)ユニマットライフ三鷹営業所、(株)プロメディア

◆ますます広がる、安全安心のネットワーク
 大手宅配サービス事業者のヤマト運輸(株)から同パトロールへの参加申し出があり、3月24日に市との覚書を締結し活動を始めました。同社西東京主管支店が市内で運行する60台の車両が「安全安心パトロール」のボディパネルを装着し、日常の業務の中で子どもたちの見守りや地域の安全をサポートします。

※詳細はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり

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