緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2009年4月5日1面

■元気で健やかに暮らすために 4月から健診・検診が始まります

 元気で健やかに暮らしたい…多くの人に共通する願いです。そのためには、病気の予兆を少しでも早く見つけるための健康診査が重要です。日々の食事、運動、睡眠を大切にするように、1年に1度の健康診査をあなたの暮らしに活かしてみませんか。

 健康長寿のまちづくりに向け、市では4月からの各種健康診査をさらに充実させました。より多くの方に、より精度の高い検査を提供します。ぜひご活用ください。

[問]特定健診・後期高齢者健診は保険課特定健診係TEL46-3271、各種がん検診などは健康推進課TEL46-3254

※詳細はPDFをご覧ください。


■充実 特定健診・後期高齢者健診

 市が実施してきた基本健康診査に代わり、昨年度からメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健康診査(特定健診)が導入されました。市では、三鷹市国民健康保険(国保)の保険者として、特定健診の検査項目に市の上乗せ(独自)検診を追加し、昨年4月から実施しています。さらに今年度からは、検査項目の一つである「便潜血検査」をより精度の高い方法に変更します。

 対象は4月1日現在で40〜74歳になる三鷹市国保加入者です。また、75歳以上の長寿医療制度(後期高齢者医療制度)加入者が対象の後期高齢者健康診査(後期高齢者健診)でも、特定健診と同じ時期・項目で受診できます。

※会社等にお勤めの方やその扶養家族の方は、各自が加入している健康保険組合などにお問い合わせください。
※生活保護を受給されている方は、担当のケースワーカーにご相談ください。

◆受診案内 誕生月ごとに、受診期間が3つに分かれています。それぞれの受診期間に合わせて、市から受診票をお送りします。

4〜7月生まれの方 6月1日(月)〜9月30日(水)に受診

8〜11月生まれの方 8月1日(土)〜11月30日(月)に受診

12〜3月生まれの方 10月1日(木)〜平成22年1月31日(日)に受診


■充実 妊婦健康診査

●一部公費負担の回数を拡充します

 母体と胎児の健康を確保し経済的な負担を軽減するため、これまで5回分だった妊婦健康診査費用の一部公費負担を、望ましいとされる健診の回数(14回)分に拡充します。

●助産院や里帰り出産にも対応します

 これまで市が発行する受診票が使えなかった、助産院での健診や里帰り出産に伴う健診にも新たに対応します。健診にかかる一部公費負担分の費用を助成しますので、出産後に一括して申請してください。


■充実 眼科検診

 緑内障・白内障や、目の状態からわかる内科的疾患の早期発見に向け、眼科検診の対象者を850人から950人に拡充します。


■各種がん検診

 日本人の死因の約3分の1は、がん(悪性腫瘍)によるものです。4月からのがん検診では、日本人に多いといわれる胃がんの個別検診対象者を拡充します。また、女性に特有のがん(乳がん・子宮がん)の検診については人数の制限なく受け付けています。

充実 胃がん検診(30歳以上の方)
 胃部エックス線検査による個別検診の対象者を1,500人から1,600人に拡充します。

大腸がん検診(40歳以上の方)
 国保・各健保などの実施する特定健診・後期高齢者健診で、市の上乗せ(独自)検診の大腸がんに関する検査項目(便潜血検査)を受診できる方を除きます。

肺がん検診(40歳以上の方)
 胸部エックス線検査・喀痰細胞診

乳がん検診(30歳以上の方、隔年で受診可)
 視触診・マンモグラフィーまたはエコー

子宮がん検診(20歳以上の方)
 子宮頚部細胞診


■通常の健(検)診メニューもご利用ください

●骨粗しょう症健診 40〜70歳の5歳おきの年齢の女性
●結核検診 16歳以上の方。国保・各健保などの実施する特定健診・後期高齢者健診で、市の上乗せ(独自)検診の検査項目を受診できる方を除きます。
●歯周疾患検診 40〜70歳の10歳おきの年齢の方。指導が必要とされた場合、検診を受けた歯科医療機関で個別指導(1回)が受けられます。
●成人歯科健診 41歳以上で希望する方。45・55・65歳の方には受診票をお送りします。

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■市長コラム 太宰治賞から芥川賞作家が誕生

三鷹市長 清原慶子

 去る2月20日、私は東京会館で開催された「第百四十回芥川賞・直木賞贈呈式(日本文学振興会主催)」に出席しました。これは、今回の芥川賞に第21回太宰治賞受賞者である津村記久子さんの「ポトスライムの舟」が選ばれ、太宰治賞主催者の一人として招待されたからです。

 津村さんは、「マンイーター(単行本化にあたり「君は永遠にそいつらより若い」に改題)で太宰治賞を受賞して以来、「ミュージック・ブレス・ユー!!」で第三〇回野間文芸新人賞を受賞され、芥川賞候補3回目の受賞でした。「ポトスライムの舟」は、工場で契約社員として働く女性の日々を描いた小説であり、自らも会社員として働きながら小説を執筆している津村さんならではの作品です。

 太宰治賞は公募型の文学新人賞の一つとして1965年に筑摩書房が単独で開設した賞で、吉村昭、宮尾登美子をはじめ多くの作家を輩出しています。会社の都合で中断していたのですが、1999年に三鷹市が筑摩書房とともに復活させて、今年は11年目となります。

 芥川賞の選考委員には、太宰治賞の受賞者である宮本輝さん、現在の太宰治賞の選考委員である小川洋子さんもいらして、太宰治賞ゆかりの皆様が文壇で大活躍されていることを誇りに思います。

 今年は太宰治が誕生して百年となります。「太宰治文学サロン」には、昨年3月開設以降すでに2万人を超すお客様が来館されています。津村さんのご活躍と、太宰治賞から次なる芥川賞・直木賞作家の誕生を願いたいと思います。

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