緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2009年2月1日1面

■三鷹台団地に赤とんぼ児童遊園がオープンしました

 童謡「赤とんぼ」の作詞で知られ今年で生誕120年を迎える詩人、三木露風が暮らした牟礼の地に、新しい公園がオープンしました。その名も「赤とんぼ児童遊園」、通称赤とんぼ公園です。三鷹台団地の建て替えに伴い整備されたこの公園は、トンボのデザインが取り入れられ、三鷹と露風のゆかりを感じさせます。また樹齢30〜40年のシラカシの木をそのまま活かし、昆虫なども生息できるようビオトープを設置するなど自然との調和にも配慮されています。

[問]緑と公園課TEL内線2835


■園内を彩るたくさんのトンボたち

 公園内にはトンボをあしらったさまざまな設備が広場を取り囲むように配置され、童謡「赤とんぼ」の歌碑が趣を深めています。

公園の骨格、赤とんぼベンチ
 広場を取り囲むように配置されたロングベンチは赤みのある石を使い、赤とんぼのしっぽをイメージしています。

まんまる、緑のベンチは…
 公園入り口には丸い緑色のベンチがあります。赤とんぼの目をイメージしたこのベンチには座面にもトンボが彫りこまれています。

童謡「赤とんぼ」の歌碑
 公園入り口には、露風が作詞した童謡「赤とんぼ」の歌詞や、露風の足跡などを刻んだ歌碑を設置しました。

※詳細はPDFをご覧ください。


■開園式を開催します

 三木露風が校歌を作詞した市立高山小の児童が、校歌と童謡「赤とんぼ」を合唱します。また、元「NHK歌のおねえさん」の稲村なおこさんが登場し、露風作詞の童謡を歌います。さらに、この公園のオープンを新聞記事で知った方から寄贈されたトンボのやじろべえ(竹製)をプレゼントします。

[日]2月13日(金)午後1時15分〜2時15分
合唱と稲村なおこさんの出演は雨天中止
[所]同園(牟礼2-14-10)
[申]当日会場へ(プレゼントは無くなり次第終了します)

※詳細はPDFをご覧ください。


■開園式で三木露風の歌を披露する稲村さんの公演情報

三木露風生誕120周年記念
稲村なおこ こころを紡ぐ日コンサート

2月15日(日)午後2時開演
芸術文化センター風のホール チケット発売中

※チケット予約方法は7面チケットインフォメーションをご覧ください。

※詳細はPDFをご覧ください。


■詩人・三木露風と三鷹のゆかり

 童謡「赤とんぼ」の作詞で知られる三木露風は、1964(昭和39)年に亡くなるまでの36年間、牟礼の地に自宅を構えました。1956(昭和31)年には市制5周年の三鷹市に「新年の詩」を寄贈、1964(昭和39)年には自宅近くの市立高山小の校歌を作詞し現在まで歌い継がれるなど、市とは深いゆかりがあります。趣深い多くの作品を残した露風はいま、旧宅からも程近い牟礼の大盛寺墓地に眠ります。

●プロフィル
 1889(明治22)年、兵庫県揖西郡龍野町(現たつの市)に生まれる。17歳で初の詩集「夏姫」を刊行し、象徴詩の作家として一時代を画す。1928(昭和3)年から市内在住。1964(昭和39)年紫綬褒章、翌年勲四等瑞宝章を受賞。2001(平成13)年には露風の功績を記念し、生誕地である龍野市(現たつの市)と第二の故郷三鷹市が姉妹都市提携を結ぶ。

高山小の「三木露風コーナー」

 露風作の校歌を歌い継いできた市立高山小には、自筆の原稿や露風のあゆみなどを展示した三木露風コーナーを設置しています。どなたでもご覧になれます。

[日]月〜金曜日午前9時30分〜午後4時30分、土曜日午前9時30分〜正午
[所]市立高山小(牟礼4-6-12)
[問]TEL45-3275
※ご覧になる際は、学校職員に一声かけてからお入りください。

ご存じですか、駅前の文学碑

 三鷹駅南口から伸びる中央通り沿いには、三鷹に暮らした文学者とその作品をモチーフにした文学碑が並んでいます。太宰治、山本有三、武者小路実篤らの碑とともに、三木露風の代表作「赤とんぼ」の世界観をあらわした姉弟の像が街の風景に溶け込んでいます。

※詳細はPDFをご覧ください。


■市長コラム 三鷹むらさき商品券が結ぶ絆

三鷹市長 清原慶子

 自立した健康長寿の実現には、生活必需品を入手できる身近な商店が不可欠です。また、商店街があることは、通学する子どもたちにとって心強いものであり、配達する車による安全安心パトロールの協力も含めて、地域の防犯や支え合いにも貢献しています。

 しかしながら、地域でのこのような社会的機能が期待されている商店にとっての経営上の課題は、大規模店舗が増える状況下、毎日の安定した売り上げ確保と後継者の確保です。

 商店の経営は、もちろん自立的なものですが、三鷹市は消費者の利便と地域商店の活性化のために、今年度三鷹商工会及び三鷹市商店会連合会と協働して、地域商品券事業を実施しました。この商品券には、三鷹が染料の原料となる植物「紫草」のゆかりの場所であることから「三鷹むらさき商品券」という名称が付けられました。市内の600を超す商店で利用できる千円券11枚で1万円の商品券は、昨年11月25日に発売され、翌日の午前中には完売し、有効期限の1月末日まで利用されました。

 商品券事業は、地域の商店会が、消費者に認知され利用されて存続することを支援するために、東京都の「新・元気を出せ! 商店街事業」の補助金を生かしつつ、市が補助金を出して実施したものです。

 多くの人にご利用いただけるように一人あたり10万円までの制限を付けましたが、発売開始日が平日であったので、都合がつかず買えなかったという声もありました。今年度の評価と反省をした上で、今後の継続のあり方を検討中です。

※詳細はPDFをご覧ください。

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