緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2008年8月17日12面

■おなかすいた〜!いただきま〜す!第40回「朝飯を喰う会」

 小学校が夏休みに入った7月19日(土)の早朝、まだ夜も明けきらない東三鷹学園三鷹市立第一小学校のグラウンドに、5・6年生を中心とした306人が集まった。今年で40回目を数える一小の夏休み恒例行事「朝飯を喰う会」の参加者たちだ。40回目の記念として、広報みたかの編集者が同行取材した・・・。

START 5:30
 午前5時30分、児童たちは眠い目をこすりながら、約10キロ先の稲城市「食事処ひびき」を目指して出発した。青空が見え朝日がさわやかだ。
 20分後、児童たちは元気いっぱい。5年生で初参加の真崎航司郎(まさき・こうしろう)君は「朝ごはんとその後に探検する洞窟が楽しみ」と、余裕の表情で語った。

 6時30分、一回目の休憩。歌ったり、しり取りをしたり。まだまだ元気いっぱいだ。10分の休憩後、再び出発。一行の真ん中あたりに、ひときわ元気に歩く女性がいる。孫と一緒に初めて参加するという龍巳和枝(たつみ・かずえ)さん。「長距離を歩くのは久しぶりで歩ききれるか不安」とは言いつつも、やる気いっぱいの笑顔が印象に残る。

 7時過ぎ、甲州街道。道沿いの温度計はすでに30度をさす。

 7時30分、調布駅付近を通過。児童達に疲れの色が見え始めた。15分後、多摩川の河原で2回目の休憩をとる。冷たいジュースが火照った体に染み渡る。児童たちは広い河原で思い思いの時間を過ごす。記念に306人全員の大集合写真を撮る。

 15分の休憩後、最後の三分の一に出発。児童たちには笑顔が戻っている。しかし、暑い。遮るものの無い河原は、芝の照り返しでうだるような暑さだ。

 8時20分、多摩川を渡る。残りわずかだ。10分後、矢野口駅高架下の日陰が、カンカン照りの河原を歩いてきた一行にはうれしい。ほんの一瞬の涼しさだったが、元気を取り戻した児童が多いようだ。さぁ、坂を上りきれば待望の朝ごはんだ。一行の足取りも少し、軽くなる。

GOAL 9:00
 9時少し前、先頭集団が「食事処ひびき」に到着。朝食会場には、おなかをすかせた児童たちが続々と入ってきた。そして15分後、306名の参加者全員が席に揃った。待ちに待った「いただきます!」、40回目の記念で赤飯の献立だ。すぐにお代わりの列ができ、赤飯・味噌汁の大鍋もあっという間に空っぽになった。一緒に用意されていたスイカの甘みと水分が疲れを癒やす。
 さあ、夏休み本番! 40年目の夏の風物詩が、今年も児童たちに夏休みの到来を告げていた。

※詳細はPDFをご覧ください。


■三鷹市美術ギャラリー開館15周年記念展 「スナップショットの時間」〜三浦和人と関口正夫〜

[主](財)三鷹市芸術文化振興財団、三鷹市美術ギャラリー
[日]9月6日(土)〜10月19日(日)午前10時〜午後8時(入館は7時30分まで)。9月15日(祝)、10月13日(祝)を除く月曜日と9月16日(火)、10月14日(火)は休館
[所]三鷹市美術ギャラリー
[¥]一般600円、65歳以上と高・大学生300円、中学生以下無料
[申]期間中会場へ
[問]同ギャラリーTEL79-0033

関連プログラム
「ピピッと撮影隊〜出品作家といっしょに三鷹を撮ろう!〜」

 出品作家の三浦和人さん、関口正夫さんを招いてワークショップを開催します。カメラをぶら下げて三鷹のまち並みを撮影した後、芸術文化センターで講評会を行います。また、後日プリントした作品を記念展会期中ロビーに展示します。

[人]10人
[日]9月14日(日)午後1時〜5時30分
[所]芸術文化センターおよび市内
[¥]3,000円
[申]9月6日(土)(必着)までに、往復はがきまたはファクスで、住所、氏名(ふりがな)、性別、年齢、電話番号(ファクスの場合はファクス番号)を記入し、「〒181-0013下連雀3-35-1三鷹市美術ギャラリー・ピピッと係」・FAX79-0030へ(申し込み多数の場合は抽選)
[問]同ギャラリーTEL79-0033JR三鷹駅(南口)CORAL5階TEL79-0033[HP]http://mitaka.jpn.org/gallery/
※デジタルカメラは主催者が用意したものを使用。

※詳細はPDFをご覧ください。


■みたかいきもの図鑑
第22回ミンミンゼミ(みんみん蝉)

セミの鳴き声といえば、このセミ!

 ミンミンゼミはアブラゼミと並んで東京ではよく知られたセミです。

 特に「ミーンミンミンミン……」という特徴ある鳴き声を聞くと夏の訪れを感じる方も多いのではないでしょうか。7月中旬から9月中旬ごろまでが東京でミンミンゼミが鳴く時期です。

 透明な羽に淡い緑色の体の美しい姿は、黒っぽいアブラゼミと対照的なイメージがあります。体長は3・5cmほどですが、ミンミンゼミは羽が長く、胴体が割合に短い感じがします。

 鳴くのはオスのセミだけで、主にメスを呼ぶために鳴きます。アブラゼミの時にも書きましたが、セミは地中で幼虫の姿で過ごす期間が6〜7年と長く、羽化し成虫になって地上で過ごすのはわずか2〜3週間で、その短期間にオスとメスが出会い、交尾し、産卵しなくてはなりませんから、一生懸命に鳴いているのです。

 北海道から九州までミンミンゼミの分布は全国的ですが、東京などでは、平地で普通に見られる一方、名古屋以西では山間部でしか見られないそうです。また、名古屋地方や埼玉県などでは少ないそうで、局地的に個体数の多少があるのも生物の分布としては珍しいパターンだと思います。

 東京都心部を中心とした区域ではこの20年ほど増加傾向にあるとのことで、市内でも、たくさんのミンミンゼミがアブラゼミとともに一本のケヤキの木にとまっているところを観察したことがあります。

 ミンミンゼミはケヤキやサクラなどの落葉広葉樹を好むことから、公園などにこれらの木をたくさん植えていることが、このセミの増加と関連があるのかもしれません。また、温暖化による土壌の乾燥化が影響しているのでは、という説もあるようです。

参考文献
里山昆虫ガイドブック 新開 孝 TBSブリタニカ
学研の図鑑 昆虫 学習研究社

[問]緑と公園課TEL内線2833

※詳細はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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