緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2008年7月20日1面

未来に向かって明るく・楽しく・元気よく

■「三鷹子ども憲章」を制定しました

 市では、子どもと大人の共通目標として 「三鷹子ども憲章」を制定しました。

  この憲章は前文と7つの項目で構成し、七五調を基本にリズム感を生かし、 普段の生活の中で口ずさみやすく親しみの持てる形式としました。

  今後は関係機関と連携して子どもから大人まで すべての世代に向けて普及と浸透を図ります。

[問]企画経営室TEL2112

子どもの皆さんへのメッセージ
三鷹市長 清原 慶子

  市では、三鷹に住む子どもたちが、未来に向かって夢や希望を持って、心も体もすこやかに成長していくために子どもと大人の共通の目標として「三鷹子ども憲章」を定めました。

  この憲章は、基本的な考え方を書いた「前文」と、7つの「項目」でできています。7つの中身は「いのちの大切さ」や「おもいやり」「ふれあい」「マナーとルールを守る」など、子どもからも大人からも同じように意見が出された言葉をもとにしています。「本文」の始めの1文字目をつなげて読むと「みたかのこども」となるように工夫したり、言葉のリズム感を大切にして、すぐに覚えられるようにしたいと考えて作りました。

  これから、パンフレットなどを児童や生徒の皆さんに配ったり、市役所などの公共施設や学校に貼りだせるものを作ったりして、「三鷹子ども憲章」ができたことを知ってもらえるようにします。また、見たり聞いたりするだけではなく、皆さんが自分たちで考えたり、お友だちと話し合いをする時間が持てるように学校とも協力していきます。そして、三鷹の人なら誰でも「三鷹子ども憲章」を知っていて、子どもも大人も憲章に書いてあることを実行することを目指していきます。

三鷹子ども憲章

1 んなでつくる 三鷹の未来
わたしたちは、子どもの個性と人権が守られ、笑顔があふれる明るいまち三鷹をつくっていきます。

2 すけあい いじめをなくそう 勇気を出して
わたしたちは、いつも思いやりの心をもって助けあい、勇気を出していじめや暴力をなくしていきます。

3 んがえて 行動しよう マナーとルール
わたしたちは、社会の一員としてマナーを身につけ、ルールを守り、お互いに気持ちよく過ごせるよう考えて行動していきます。

4 こそう自然 三鷹らしさを いつまでも
わたしたちは、郷土三鷹を愛し、三鷹らしい自然環境と地域の伝統・文化を次の世代に伝えていきます。

5 まったら 相談しよう まわりの人に
わたしたちは、困ったときは、家族や友だち、先生など、まわりの人に相談できるよう、ふれあう機会を大事にしていきます。

6 の人も あいさつかわす まちにしよう
わたしたちは、だれもが感謝の気持ちをもって、お互いに笑顔であいさつをかわせるまちにしていきます。

7 っている みんなのいのち 大切に
わたしたちは、心も体もすこやかにたもち、だれにもひとつしかない大切ないのちをみんなで守っていきます。

※本文の一文字目をつなげると「みたかのこども」になります。

【制定までの経過】

  憲章制定に向けては、平成18年度に調査・検討に着手しました。検討の過程で、平成19年5月から6月にかけて市立小・中学校全22校から集まった児童・生徒の代表に、市長と教育長が直接意見を聞く「みたか子どもサミット」を開催しました。また、「市長と語り合う会」で、学校PTAや保護者会で活動されている方や高校生の意見を聞く機会を作り、参考にするなど幅広い意見を踏まえるとともに、学識経験者による助言者会議も実施して素案を作成しました。

  こうした経過で作成した素案に対するパブリックコメントを平成20年3月から4月にかけて実施するとともに、児童・生徒の意見・感想を求める「学校パブリックコメント」を実施し、これらの意見を反映して「三鷹子ども憲章(案)」を策定しました。

  そして、平成20年6月の第2回定例市議会に憲章(案)を提出し、6月25日の本会議にて可決されました。

※詳細はPDFをご覧ください。


■市長コラム「子どもの視点」を尊重した三鷹の森ジブリ美術館

三鷹市長 清原慶子

 三鷹市立アニメーション美術館「三鷹の森ジブリ美術館」では、ただいま「小さなルーヴル美術館展」を開催しています。

 私は先日、中島清文館長の案内で鑑賞してきました。今回の特別展は、フランスのルーヴル美術館に所蔵されている美の象徴「ミロのビーナス」をはじめ、彫刻や絵画を40%に縮小して制作し展示しています。

 縮小のアイデアは、ジブリ美術館を運営している徳間記念アニメーション文化財団の氏家齊一郎理事長からフランスのルーヴル美術館のアンリ・ロワレット館長を紹介された中島館長が、二つの美術館の魅力を活かした企画ができないかと前館長で財団理事の宮崎吾朗さんと話し合う中から生まれました。ルーヴルの所蔵品の縮小や、絵画を立体化して低い位置からも覗けるような展示手法は、まさに「子どもの視点」に立つものです。

 私はこれまで二度ルーヴル美術館を訪問したことがありますが、とにかく天井の高い広大な美術館です。実際に「小さなルーヴル美術館展」を見て、展示物の縮小などの工夫は、単にジブリ美術館の広さに合わせるためだけでなく、作品を身近にし、その中に新しい発見と感動を生み出す新手法だと確信しました。

 このたび、市では、「三鷹子ども憲章」を制定しました。私たちおとなは、常に自分たちも子どもであったことを忘れずに、物理的にも精神的にも「子どもの視点」を尊重して何事にも配慮したいと思います。


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