広報みたか2008年5月4日1面
■第29回憲法を記念する市民のつどい
住田裕子弁護士の講演と映画「明日の記憶」上映 5月17日（土）午後1時から（0時30分開場）入場無料
市では、昭和55年以来、企画段階から市民参加を得ながら協働で、憲法施行記念事業を実施しています。今年は、テレビなどで活躍されている弁護士の住田裕子さんによる講演と映画「明日の記憶」の上映を行います。ぜひご参加ください。
［主］市・市教育委員会・憲法を記念する三鷹市民の会
［人］860人 ［所］三鷹市公会堂 ［申］当日会場へ（先着制）
※保育（2歳〜就学前児童、先着10人）をご希望の方は、5月9日（金）までに企画経営室TEL内線2116・FAX48-1419・［メール］kikaku@city.mitaka.lg.jpへお申し込みください。
第1部 午後1時〜2時50分
手話通訳、OHPによる要約筆記が付きます。
講演 「法律相談から見えるもの」
講師：弁護士／住田裕子さん
住田裕子さんプロフィル
兵庫県加古川市出身、東京大学法学部卒。昭和54年東京地検検事任官。以降、日本各地の地検検事、法務大臣秘書官、司法研修所教官など歴任し、平成8年弁護士登録。現在、内閣府などの審議会委員を務めるかたわら、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」などに出演中。主な著書に、「新貸金3法Q＆A」「新しい国際私法」「住田裕子の離婚相談所」がある。
中学生による朗読
講演に先立ち、四中の生徒が「日本国憲法前文」
などを朗読します。
第2部 午後3時10分〜5時12分
映画 「明日の記憶」上映
山本周五郎賞を受賞した荻原浩の同名小説の映画化。若年性アルツハイマー病に突如襲われた50歳の働き盛りのサラリーマン（渡辺謙）と、そんな夫を懸命に支えようとする妻（樋口可南子）の絆を描いた作品（2006年/日本/122分/日本語字幕付き）。
主演：渡辺謙、樋口可南子
監督：堤幸彦
催し物コーナー
午後1時〜5時12分
◆市民団体展示コーナー
◆人権啓発・行政相談PRコーナー
◆図書紹介コーナー
◆国境なき医師団ポスター展示コーナー
開催中！
■山本有三記念館 路傍の石展−吾一の明治、大正、昭和そして今−
9月28日（日）までの午前9時30分〜午後5時（月曜日休館）
［問］同館TEL42-6233・コミュニティ文化室TEL内線2517
昭和11年、山本有三は執筆に適した静かな環境を求めて三鷹の家（現・山本有三記念館）に移り住み、ここで代表作である「路傍の石」を執筆しました。今日でも世代を超えたロングセラーとして、多くの読者が逆境の中でも希望を失わず努力する主人公の吾一の姿に涙し励まされています。
今回の企画展では、「路傍の石」をさまざまな資料から多面的に見つめました。原稿や著書などにより有三の作品を紹介しその生涯をたどるほか、身の回りの品、愛蔵の品などから有三を偲びます。
山本有三記念館が変わりました
◆開館時間を30分延長しました 開館時間が午前9時30分〜午後5時になりました。
◆入館が有料になります 一般300円／団体200円（20人以上）
※中学生以下および障害者手帳などをお持ちの方と介助をする方は無料。
■市長コラム ごみ問題は環境問題、財政問題、さらなる減量の推進を
三鷹市長 清原慶子
4月5日（土）の午前中、町会、住民協議会、武蔵野法人会をはじめ多くの市民ボランティアの皆様と市は協働で「玉川上水クリーン作戦」を実施しました。数年前には自転車等の不法投棄を含め大量のごみが収集されましたが、年々ごみの量は減少する傾向がみられます。
また、平成19年度の可燃ごみと不燃ごみの収集量は、人口が増加しているにも関わらず前年度に比較し、1千570t、4・2％減量しました。そして、リサイクルされる総資源化量も含め、ごみの総量も減少しました。
減量の要因は、平成17年度以降回数を増やしてきた「ごみ減量キャンペーン」などの啓発活動強化の効果もあり、市民の皆様が分別の徹底はもちろん、買い控えを進め、マイバック利用とレジ袋削減やごみの排出抑制に関心を増大しているからだと思います。
ごみ処理には、収集や施設整備・管理に多額の経費がかかり、燃焼させる事で地球温暖化に悪影響を与える二酸化炭素を発生させます。現在準備中の調布市と共同の新ごみ処理施設は早くても25年度中の稼働開始であり、新川の既存施設の延命化は最優先課題です。したがって、ごみはまだまだ減量しなければなりません。
そこで、今年も4月22日から4日間、市内4カ所で毎朝7時半から、ごみ減量等推進員の市民ボランティアの皆様と「ごみ減量キャンペーン」を実施しました。今後も暮らしを見直してごみ減量に更なるご協力をお願いします。
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