広報みたか 第3次基本計画（第2次改定）特集号2008年4月27日8面
■各論「第3部 安全とうるおいのある快適空間のまちをつくる」
1 安全で快適な道路の整備
（1）三鷹都市計画道路3・4・13号線（牟礼）や市道第135号線（三鷹台駅前通り）など、幹線道路や生活道路等の整備を推進します。
（2）道路の整備にあたっては、歩道の段差解消、電線類の地中化や電柱の移設等を検討するほか、歩道や沿道等に「ほっとベンチ」を設置するなど、バリアフリー化を計画的に推進します。
（3）東京外かく環状道路は、現段階で事業着手までを容認するものではありません。国及び東京都への意見書等を踏まえた環境整備や安全・安心のまちづくり等が進展するよう要請しており、市民及び関係機関と協働で取り組んでいきます。
2 緑と水の快適空間の創造
（1）「緑と水の基本計画」（第2次緑と水の回遊ルート整備計画）に基づき、「ふれあいの里」や「市民の広場」などの回遊ルートの拠点を計画的に整備します。また、歴史・文化、自然等の地域資源を結ぶ回遊ルートやサインの整備を推進します。
（2）市民緑化支援事業の充実を図るほか、ガーデニングコンテスト等を実施するなど、「花と緑のまちづくり事業」を推進します。また、市民緑化の取り組みを全市的に展開していくために、「花と緑のフェスティバル」を開催します。
（3）緑と水の活動に対してきめ細やかに対応し、人財や資金・情報などの資源と市民や市民団体をつなぐ中間支援組織として、花と緑のサポート組織を設置します。
3 住環境の改善
《住環境の改善》
（1）秩序ある都市空間を創出し魅力的な景観形成を行うため、景観法に基づき、良好な景観形成を誘導する区域や基準を定めた景観計画の策定及び、条例制定に向けた検討を進めます。
（2）「土地利用総合計画2010」に基づき、高さ規制、敷地規模の最低限度、地区計画、特別用途地区等の運用を図り、政策誘導による土地利用や協働のまちづくりを推進します。
（3）まちづくり推進地区の指定に向けた誘導に取り組むとともに、地区計画等と連携し、狭あい道路や行き止まり道路を解消するなど、良好な住環境の形成や魅力あるまちづくりの促進を図ります。
《安全安心のまちづくり》
（1）生活安全推進協議会の運営、生活安全に関するガイドラインの運用、安全安心メールによる犯罪に関する情報発信など市民の安全を総合的に推進する体制を拡充します。また、安全安心パトロール車による巡回を強化し、土、日曜日、祝日にパトロール団体に貸し出しを行うとともに、安全安心市民協働パトロールの拡大を図ります。
（2）地域安全マップを児童・生徒や市民団体などに配布し、地域で有効に活用するとともに、親子のまちの診断を行い、手づくりの安全マップづくりを進めます。
（3）三鷹市ユビキタス・コミュニティ推進基本方針に基づき、GPS機能付き携帯電話を活用して、保護者が児童の移動地点を電子メールで確認できる親子安心システムの構築に向けモデル事業を実施し、その結果を検証しながらさらなる取り組みを検討します。
4 災害に強いまちづくりの推進
（1）最近の実災害の教訓などを踏まえ「地域防災計画」を改定し、予防計画、応急活動計画を中心に具体的な取り組みを推進します。
（2）既存建築物の耐震性を確保し、都市の防災性を高めるため「耐震改修促進計画」を策定し、耐震診断・耐震改修を計画的かつ総合的に推進します。
（3）学校等公共施設の耐震化や災害用備蓄倉庫の設置など防災拠点の機能を強化します。耐震化については、地域防災計画、耐震改修促進計画及びファシリティ・マネジメントの推進に関する方針に基づき、計画的な取り組みを進めるとともに耐震診断結果を踏まえ、必要な場合は緊急的な対応も図ります。
5 都市交通環境の整備
（1）平成18年度に策定したコミュニティバス事業基本方針に基づき、改善対象ゾーンの地域特性にあわせたコミュニティバスの運行を進めます。また、運賃のワンコイン化などの低料金化や乗換拠点の拡充など、「みたかバスネット」の構築を推進します。
（2）バス停の近隣地に駐輪場を整備する、サイクル・アンド・バスライドを推進します。
（3）三鷹駅南口周辺の駐輪場を将来にわたり安定的に運用するために、市が所有する用地の立体的活用による駐輪場整備の検討を行います。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり
