緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2008年3月16日1面

三鷹市が災害に見舞われたときに備えて

■自治体や民間団体などとの連携を強化しています

 大規模な災害が発生したときに備え、市はさまざまな防災対策に取り組んでいます。
  今号では、その一環として行っている、ほかの自治体や民間団体などとの災害時の支援に関する協定をご紹介します。これは、さまざまな機関と連携しながら、災害発生時の医療、物資、食料、資機材、人員などをより充実しようとするものです。
  市では今後も、みなさんの身体、生命と財産を守るため、こうした取り組みを積極的に進めていきます。
[問]防災課TEL内線2283

民間団体などとの応援協定

 災害発生時に被災者の救援などの応急対策が円滑に行えるよう、医療活動、食料・生活物資・救出資機材・一時避難場所の提供などについて、現在32の団体と災害時の応援協定を締結しています。

医療に関する支援
災害時医療救護所や市内の病院に医療スタッフが参集して、医療活動に従事します。また、医療救護所での救護活動や妊産婦・乳児の心身のケアなどを行うための協定を締結しています。
【協定団体】三鷹市医師会、東京都三鷹市歯科医師会、三鷹市薬剤師会、三鷹市接骨師会、三鷹市助産師会

道路などの障害物除去・救出救助に関する支援
  家屋などの倒壊で道路に障害物がある場合に、重機などを使用して緊急車両の通行路を確保します。また、人命救助や道路被害の応急対応のため、建設用機材の提供と災害活動隊の派遣に関する協定を締結しています。
【協定団体】三鷹商工会、三鷹市建設業協会、(社)東京都自動車整備振興会武蔵野・三鷹支部、(株)丸利根アペックス

食料と生活用水に関する支援
  市が備蓄した食料品に加え、緊急食料品として生鮮食品、パン、青果物、米や麺類などを提供する協定を締結しています。また、上水道などに被害が及んだ場合に備え、応急給水・井戸水の提供、復旧活動のための支援の協定を締結しています。
【協定団体】JA東京むさし、東京多摩青果(株)、山崎製パン(株)武蔵野工場、 三鷹市米穀小売商組合、東京都麺類協同組合三鷹支部、東京都食肉事業協同組合三鷹支部、三鷹市管工事業協同組合、村上工業(株)、(株)ジェーシービー、富士重工業(株)東京事業所、国際基督教大学

衛生に関する支援
  避難所や一時避難所の仮設トイレや衛生用品などの搬送活動支援の協定を締結しています。また、避難所生活が長期化する場合に高齢者などの理容を支援する協定を締結しています。
【協定団体】三鷹商工会、東京都理容生活衛生同業組合三鷹支部

避難所・一時避難場所に関する支援
  市が指定する避難所・一時避難場所・広域避難場所に加え、各団体の屋内施設やオープンスペースを避難所・避難場所・仮設住宅建設用地として利用するための協定を締結しています。
【協定団体】国際基督教大学、都立三鷹高校、学校法人明星学園、学校法人立教女学院、中小企業金融公庫、JA東京むさし、東京多摩青果(株)

そのほかの支援
  円滑なボランティア活動支援のための協定や、外国人避難者に対する通訳・安否確認などのための協定を締結しています。また、防災行政無線設備に支障が生じた場合の優先復旧と無線機器の貸与、被害情報の提供や郵便の確保、応援物資の搬送や不足する車両の提供などに関する応援協定も締結をしています。
【協定団体】三鷹市社会福祉協議会、(財)三鷹国際交流協会、郵便事業(株)三鷹支店、東京都トラック協会多摩支部 など

 

他の自治体との協定
 市の行政機能の低下などに備え、都内の30市町村、姉妹市町と災害時の相互支援協定を締結し、必要な物資の提供や職員の派遣などの支援体制を整えています。

近隣の「北3市・南3市」との協定
  相互の消防力を活用して火災被害などを最小限にするため、三鷹市を含む北3市・南3市と消防の相互応援に関する協定を締結しています。
【協定団体】武蔵野市、西東京市/府中市、調布市

都内の「30市町村」との協定
 市町村独自では十分に被災者の救援などの応急措置ができない場合、他の都内市町村に応援を求めることができる相互応援に関する協定を締結しています。
【協定団体】都内30市町村

「姉妹市町」との協定
 被災した自治体のみでは十分な対応ができないとき、応急対策と復旧対策を円滑に行えるよう、姉妹市町と相互協力の協定を締結しています。
【協定団体】矢吹町、たつの市
※このほか、友好市町と相互に応援することとしています。

防災マップ・浸水ハザードマップを配布します
  避難所や災害時の応急対策などを盛り込んだ防災マップと、浸水予想区域や浸水への対応などを示した浸水ハザードマップを、3月末までに全戸配布します。

※詳細はPDFをご覧ください。


■市長コラム「子どもたちの柔軟性に教えられ」

三鷹市長 清原慶子

  少子化の進行が言われて久しいのですが、春の気配が強まると共に、市内の児童遊園や公園には子どもたちの声が増えてきて、三鷹市では本当に少子化傾向があるのかと思いたくなるようなこの頃です。
  今年度、市民の皆様の声を反映しつつ改定作業を進めてきた「第3次三鷹市基本計画(第2次改定)」では、7つの最重点プロジェクトに、引き続き「健やかに育ち笑顔がきらめく、子ども・子育て支援プロジェクト」を含めています。
  平成16年12月にまとめた「次世代育成支援行動計画2010」の達成に向け、私は毎年のように保育園を新設し、定員を増やし、一時保育やひろば事業など在宅子育て家庭に向けた支援策も拡充してきました。けれども、「待機児童数」は減ってはいません。日本では「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」が、十分に図られていないことも要因の一つと考えられます。

 さて、2月20日に三鷹市立西野保育園の建て替えが終わり竣工記念式を行いました(写真)。園児たちは仮園舎での10カ月余りを経て、2月末からは新園舎での毎日が始まりました。1年間に環境が2度も変わるにも関わらず、新しい保育園に移ることを楽しみにしていてくれた園児たちも、そろそろ新園舎に通いなれる頃でしょうか。
 たくましい子どもたちの柔軟性におとなたちはいつも教えられます。時間は前に進んでいること、そして、環境を生かして生きていくのは、私たち自身であることを。

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