緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2007年11月4日1面

■きかせてください 子育ての悩みを

 全国的に幼い命が奪われる痛ましい事件が後を絶ちません。昨年度、市に寄せられた児童虐待の相談・通告件数は132件にのぼり、5年前の3倍近くに増えています。子どもへの虐待は特別な家庭の出来事ではありません。ほんのささいなことから、起こってしまいがちなことです。
  子育て中のみなさん、何か心配なこと、不安なことがあったら、すぐに相談してください。地域のみなさんも、子育てに奮闘する保護者の方を温かく見守ってあげてください。
  みんなの力で、いきいきと子どもが輝くまち三鷹をつくりましょう。
[問]子ども家庭支援センターのびのびひろばTEL40-5925

こんなことも子どもを傷つけています
  身体的な暴力だけでなく、ごみだらけの部屋で生活をさせる、親が無視をする、子どもの前で親がけんかをするなどといったことでも子どもを傷つけています。

一人で悩まないで!
子ども家庭支援センターへ相談してください
  さまざまなストレスがきっかけになって子どもを虐待してしまう──子育てで悩むのは、あなただけではありません。同じように悩んでいる人がたくさんいます。子育てで悩んだとき、疲れたとき、不安になったとき、独りで考え込まずに相談してください。市の子ども家庭支援センターには、さまざまな相談が寄せられています。一緒に考えましょう。

地域のみなさんの見守りが子どもたちを健やかに育みます
  地域のみなさんも、子育て中の保護者をさまざまな形で応援してあげてください。
  また、近所などで虐待では…と思うようなことがあったら、子ども家庭支援センターへ連絡してください。相談員が現地を訪問したり、関係機関と連携を図りながら適切に対応します。
※通告が虐待でないと分かっても、責任を問われることはありません。

18歳までの子育てのことなら何でもご相談ください
子ども家庭支援センター
のびのびひろば
TEL40-5925
※日曜日、祝日、夜間の虐待緊急相談は、東京都児童相談センターTEL03-3208-1121へ。
すくすくひろばやお近くの保育園、親子ひろばにもご相談ください。

「大人だってほめられたい」
北村年子さん講演会&ワークショップ
  自らの子育ての経験を踏まえたお話と「自己尊重トレーニング」で心と体をほぐし自尊感情(セルフ・エスティーム)を育みます。

(1)講演会
「自分も子どもも大切にする子育て」
[日]11月21日(水)午前10時〜午後0時30分

(2)ワークショップ
「もっと自分を好きになる自己尊重トレーニング」
[日]11月28日(水)午前10時〜午後0時30分

[人]子育て中の母親、父親および子育てボランティアや子育てに関心のある方、(1)70人、(2)40人、保育(乳幼児)各20人(いずれも先着制)
[所]三鷹産業プラザ
[物]いずれも筆記用具、動きやすい服装(スカート不可)
[申][問]いずれも子ども家庭支援センターのびのびひろばTEL40-5925へ(保育の希望は11月14日(水)まで)

いい親よりも、幸せな親から幸せな子が育つ
北村 年子さん(フリージャーナリスト)
  なぜ虐待が起こるのか? 今「子育てがつらい」のは、決して個人の問題だけではなく、社会の問題です。現代ほど、母親一人に子育てが負わされている時代はありません。
  私の母親講座でも「今までわが子に一度も手を上げたことがない」と言えるお母さんは、まずいません。その多くが毎日24時間、家事・育児を独りで抱え、「あれもこれもしなくちゃ」「いいお母さんにならなくちゃ」と頑張っている母親たちでもあります。だからこそ「いいお母さんより、幸せなお母さんになろう」を合言葉に、「〜しなくちゃ」より「ま、いっか」と力を抜いて、不完全な自分を受け入れることから始めます。
「暴力」は「自尊感情」が低下する中で起こります。自分に価値があると思えない、自分を肯定できない「つらさ」から、そのストレスを弱い者にぶつけてしまう。その悪循環を断ち、親自身が自尊感情を取り戻せるよう、周囲の助けが必要です。「いい親」を求める前に、ぜひ「よくやってるね」と愛あるご支援を!

北村年子さんプロフィル
  1962年滋賀県彦根市生まれ。自らの出産・子育て体験を通して、子育て・子育ち支援活動に取り組みながら、親や子どもの自尊感情を育むための自己尊重トレーニングのトレーナーとして活動。著書「おかあさんがもっと自分を好きになる本―子育てがラクになる自己尊重トレーニング」なども執筆。

※詳細はPDFをご覧ください。


■市長コラム「『赤とんぼ』に魅せられて」

三鷹市長 清原 慶子

  「秋の日はつるべ落とし」と言われるように、日が短くなるこのころは、一日を惜しむかのように夕焼けが美しさを増しています。
  三鷹市では、毎日夕方5時に、防災無線で「夕焼け小焼けの赤とんぼ」と、童謡「赤とんぼ」のメロディを放送しています。
  「好きな童謡」調査等でいつも上位に選ばれる童謡「赤とんぼ」の歌詞を書いた三木露風は、象徴詩で北原白秋と並び称され、1928年から亡くなるまでの36年間、三鷹市牟礼に住み多くの作品を残しました。
  JR三鷹駅前南口中央通りには「赤とんぼ」の詩碑があり、毎日通勤・通学や買い物などで往来する皆様を見守っています(写真)。
  11月10日から23日まで、三鷹市芸術文化センターの展示室で「三木露風展・三鷹で暮らした『赤とんぼ』の詩人」を開催します。ご子息の三木豊晴氏はじめご遺族から寄贈いただいた、三鷹に住んだ36年間に書いた多数の詩稿やノートなど、未刊資料を公開します。市民の皆様に、三木露風をより身近に感じていただき、詩の息吹とともに感動を味わっていただければと思います。
  市では山本有三記念館でも、9月末から「生誕120年記念展」を開催し、同じくご遺族から寄贈された貴重な遺品を展示し、文学の功績を回顧しています。
  文化の秋、こうした企画展を通じて三鷹市ゆかりの文学者に改めて出逢っていただき、心豊かな時を過ごしてくだされば幸いです。

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