緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか 第3次基本計画(第2次改定)骨格案特集号 2007年10月14日3面

■各論「第4部 人と自然が共生できる循環・環境のまちをつくる」

環境保全の推進(1)
環境保全
(1)環境保全などを図るための基本的施策などを明らかにした「環境基本計画」を推進します。また、三鷹市の事務事業から発生する温室効果ガスの排出抑制のため、「地球温暖化対策実行計画第二期計画」を推進します。
(2)高環境のまちづくりの実現に向けて、環境基金を活用した新エネルギー導入助成金や環境活動事業助成金などによる支援を行うほか、優秀な環境活動を行っている市民や団体を表彰する環境活動表彰を広く市民に周知し、環境への意識や行動を高めるよう事業を推進します。
(3)環境への負荷を軽減するため、グリーン購入を推進するとともに、環境センターや市庁舎などで取得したISO14001の定期審査・更新審査を受審していきます。また、他の市施設には簡易版環境マネジメントシステムの導入を検討していきます。

環境保全の推進(2)
公害防止
(1)戸建および分譲共同住宅の露出の吹付けアスベスト調査に対して調査費の一部を助成していますが、その周知を徹底し、市民の健康の向上を図っていきます。
(2)野外焼却の禁止と法定基準を満たさない小型焼却炉の使用中止の指導を行うとともに、大気・土壌・河川などのダイオキシン類調査を引き続き実施します。

資源循環型ごみ処理の推進
(1)「新ごみ処理施設整備基本計画」に基づき、ふじみ衛生組合において施設整備実施計画の策定および環境影響評価作業などの所定の調査・手続きを行い、環境と安全に徹底的に配慮した施設づくりをふじみ新ごみ処理施設整備市民検討会などでの意見も踏まえ、設計・施行を経て平成25年度稼動を目指します。
(2)資源循環型社会の形成と環境保全型農業の推進、市内農産物の普及促進などを図るため、有機廃棄物を利用した資源循環モデル事業をJA東京むさしと協働で実施していますが、さらに連携を推進し、学校・保育園などにおける給食残さや公園・街路樹のせん定枝葉を使った堆肥化を図るとともに生産された農作物をエコ野菜として普及促進を図ります。
(3)ごみ減量・有料化検討市民会議の答申を踏まえ、新たな分別収集を実施し、その結果を検証するなど検討を進めていますが、さらなる減量、ごみ処理などに係る費用やその費用の公平負担の観点から家庭系ごみの有料化を図ります。

水循環の促進(1)
上水道と雨水利用
(1)市内39本の水源井は老朽化が進み維持管理が困難になってきていることなどから、将来にわたり安定的に揚水量を確保するため水源井の掘り替えを行い、さく井結果を踏まえながら水源井の統廃合を進めます。
(2)震災時においても安定給水を確保するため、老朽化した水道管のダクタイル鋳鉄管への管種変更を計画的に進めます。
(3)市の水道事業は、東京都の水道事業に統合しましたが、現在も都から業務を受託し、実質的には市が運営する「事務委託方式」としています。平成23年度末に事務委託方式を解消することとしており、「多摩地区水道経営改善基本計画」や「水道業務移行計画(三鷹市)」に基づき、十分な協議のうえ、手続きを進めていきます。

水循環の促進(2)
下水道と雨水浸透
(1)「下水道地震対策整備計画」を策定し、防災拠点などと下水処理施設を結ぶかんきょや緊急輸送道路および避難路の下に埋設されているかんきょの耐震化などを推進します。
(2)平成17年9月4日の集中豪雨による被害や都市型水害のシミュレーション結果を踏まえ、浸水被害が多く発生した地区を中心に雨水管や貯留浸透施設の整備を行うなど、都市型水害対策を推進します。
(3)費用対効果や水質向上などの観点を踏まえ、「多摩川・荒川等流域別下水道整備総合計画」との整合性を図りながら、東部処理区の東京都流域下水道などへの編入に向けて取り組んでいきます。


■各論「第5部 希望と安心にみちた健康・福祉のまちをつくる」

地域福祉の推進
(1)地域ケアネットワーク・井の頭を中心に地域生活支援サービスシステムなどを実施します。また、新川中原地区においても新たなネットワークづくりを進めます。
(2)高齢者や障がい者が民間賃貸住宅へより円滑に入居でき、継続して居住できるよう、市民や関係団体などの協力を得ながら、入居や居住継続に係る助成や見守りなどの支援制度の充実を図ります。
(3)高齢者や障がい者などの移動や外出を支援するため、三鷹地域の公共施設などを対象としたトイレ・スロープ・エレベータの設置など、バリアフリー対応状況を市民に提供するバリアフリー施設ガイド(仮称)のウェブサイトを作成し、運用を開始します。

高齢者福祉の充実
(1)福祉・介護に関する総合的相談体制を、地域包括支援センターや在宅介護支援センター、居宅介護支援事業などと連携し充実します。また庁内の基幹系業務および福祉総合システムを考慮に入れた窓口での総合的な相談体制を検討します。
(2)地域包括支援センターの整備を完了するとともに、地域での支援体制を確立し、市や事業所などとの連携のもと、高齢者が地域の中で安心して生活できる体制を構築します。
(3)地域で生活する認知症高齢者、夜間や緊急時の対応が必要な一人暮らしなどの高齢者の365日24時間の安心を確保し、住み慣れた地域での生活を継続できるよう、夜間対応型訪問介護や小規模多機能型居宅支援などの体制整備を図ります。

障がい者福祉の充実
(1)インターネットやIT機器を活用し、さまざまな障がいに対応できる情報提供と相談体制を充実するとともに、福祉機器の支援とも関連して、障がい者の情報格差の是正に努めます。
(2)障がい者本人の意向や要望を最大限尊重しながら、一人ひとりの生活に必要な福祉・保険・医療・教育・就労などの多様なサービスを総合的に提供するために、個々人のケアに関する計画を作成し実施する、障がい者ケアマネジメント体制の整備を検討します。
(3)障がい者の雇用・就労、自立を支援するために、福祉、雇用などの関係機関による就労支援に係るネットワークを構築します。障がい者自身のニーズや就労能力に応じた多様な雇用・就業機会の確保に努めます。

生活支援の充実
(1)医療分野でのIT化推進の一環として、厚生労働省では「健康ITカード(仮称)」の導入に向けた検討を行っています。市としても、国の動向に注視しながら健康ITカード(仮称)の導入に向けた検討を行います。
(2)生活保護法に基づき、平成18年度に就労支援プログラム実施要綱を策定しました。国のセーフティネット支援対策等事業を活用しながら、被保護者の実態に応じた支援メニューを導入し、自立支援を行います。
(3)平成20年4月からの「高齢者の医療の確保に関する法律」の施行により、従前の老人保険制度が75歳以上を対象とした新たな後期高齢者医療制度に移行します。今後は三鷹市としては、各種申請・届出の受付および被保険者証の引渡しなどの業務を行います。

健康づくりの推進
(1)「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、医療保険者に内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)に着目した生活習慣病予防のための健診および保健指導の実施が義務づけられました。これに伴い、実施計画を策定し、健診・指導の充実を進めます。
(2)「がん対策基本法」が制定されたことを受けて、がん対策の総合的・計画的推進を図ります。受診率向上のための指針を検討し、従前実施してきた5つのがん検診(肺・胃・大腸・乳・子宮)の受診促進に取り組みます。
(3)市と市民の協働で策定した健康づくり目標「市民も地域も健康みたか2010」に基づき、栄養・食生活の分野において食育の推進を図ります。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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