緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2007年9月2日1面

■進めています小・中一貫教育校開園への取り組み

来年度新たに3学園

 昨年4月に市で初めて開園した小・中一貫教育校「にしみたか学園」(二小・井口小・二中)は、大きな成果を上げています。

  こうした実践を生かしながら、現在、一中学区(四小、六小、南浦小、一中)、六中学区(一小、北野小、六中)、七中学区(大沢台小、羽沢小、七中)では、平成20年4月の「小・中一貫教育校」開園に向けた準備を進めています。
  開園予定の各校の取り組みや、すでに開園している「にしみたか学園」の児童・生徒の声などをご紹介します。
[問]指導室TEL内線3245

小・中一貫教育校

 市で実施する小・中一貫教育校は、現行の学校制度のもとで、児童・生徒が現在の学校に通学しながら、義務教育9年間の一貫カリキュラムを通して、子どもたちの人間力を育てていこうとするもの。中学校区を単位として、保護者や地域住民が地域ぐるみで学校を支援するコミュニティ・スクールを基盤として、9年間を一貫したカリキュラムのもとに、小・中学校の教員、児童・生徒の連携と交流を深める教育活動を行う。

教員間の連携、特色あるカリキュラムづくりを進めています

 小・中一貫した9年間を見通す指導を行うため、来年開園予定の各校の教員同士の連携・交流が盛んになってきています。一中学区では、各教科、単元ごとに系統表と指導計画をセットで作成し、小・中の接続のポイントが明確になるよう工夫をしています。六中学区では2学期から、小学校の教員が中学校の授業に、中学校の教員が小学校高学年を中心に授業に加わる試みを開始します。また、七中学区では中学入学時点でのつまづきをなくすため、小・中学校の教員が学習内容の情報交換を行うなどの取り組みを行っています。
  加えて、各学区では、特色あるカリキュラム作成のために小・中学校の合同研究会を行うなど、開園に向けた準備を進めています。

学校、家庭、地域のつながりで子どもを育む
七中学区コミュニティ・スクール 設置準備委員会委員長
薄田 有鄰さん

 三鷹市の小・中一貫教育校では、学校、家庭、地域のつながりをより一層深め、地域住民が学校運営に積極的に参画できる仕組み(=コミュニティ・スクール)をつくろうとしています。中学校区にある小・中学校を地域の中の一つの学園と捉え、地域の支えで、一人ひとりを大切にする思いやりを持った人間性豊かな子どもを育てていきます。
  第七中学校区では、6月から準備委員会を立ち上げ、真剣に協議を重ねているところです。今では、学校も積極的に地域行事に参加するなど、児童・生徒とともに一体となって取り組んでいます。
  今後は、私たち地域住民が、地域の中での人材の発掘や学校との調整などのコーディネートの役割を担っていくことが大切だと考えています。地域住民の信頼をきちんと得られるように努力し、来年4月の開園時には、地域のみなさんとともに小・中一貫教育校を支えあい、多くの地域住民のみなさんが学校運営に関わっていただけるようにしたいと考えています。

にしみたか学園の児童・生徒に聞きました

 昨年4月に開園した「にしみたか学園」の3校では、二中の部活動に小学生が参加したり、二小・井口小の児童交流会や合同自然教室を行うなど、積極的な交流を行っています。児童・生徒はこうした交流について、何を感じているのか聞いてみました。

部活動が楽しみ!
 井口小のみんなとは、交流会などで会っていてふだんから仲良くしているから、中学校で一緒になれるのはとても嬉しいです。6月の自然教室でも井口小・二小の子が一緒のグループになって、とても楽しい思い出を作ることができました。中学校の勉強は難しそうでちょっと不安だけど、部活動はすごく楽しみ! 夏休みの部活動体験では、先輩に優しくしてもらいました。

中学校は怖くないよ(^_^)
  中学入学前は先生や部活の先輩ってどんな人だろうって怖かったし、不安でした。交流体験だけで中学校のことを理解するのは難しいかもしれないけど、小・中学校の交流って学校を知るにはとても良いと思います。
  小学校で陸上部の体験入部をしたとき、先輩が「陸上部に入ろう」って声をかけてくれました。中学校は怖くないです。でも、いろいろと環境が変わるから、小学生のみんなには交流などを通して中学校のことをたくさん知って欲しい。そして、早く慣れて欲しいなと思います。

※詳細はPDFをご覧ください。


■市長コラム「夏の文化から秋の文化へ」

三鷹市長 清原 慶子

 8月18日(土)19日(日)の二日間、40周年目の節目を迎えた「三鷹阿波踊り」が開催されました。主催は三鷹阿波踊り振興会と三鷹商工会で、三鷹市は後援団体の一つです。今年は周年事業ということで、いつものJR三鷹駅南口中央通りでの各連の踊りに加えて、4月に創立された「みたか都市観光協会」の運営で、さくら通り駐車場の特設舞台で舞台踊りが行われて大変好評でした。

  阿波踊り振興会の竹内喜代司会長(写真)は、長年にわたり市民の皆様主導で行われてきた「三鷹阿波踊り」を40周年を契機に、さらに三鷹の夏の風物詩として定着させたいと関係団体に呼びかけ、節目の大会を盛況のうちに終えることができました。

  初日にはごみの最終処分場でお世話になっている日の出町の皆様約40名をご招待し、飛び入り連で踊っていただくとともに、「日の出町賞」の審査をしていただきました。

  そして、季節は秋へと移ろいます。三鷹市内では阿波踊りや盆踊りといった夏の文化に続いて、市内各所で秋祭りや、芸術文化の活動が活発になります。

  市内大沢にある中近東文化センターでは、中近東の遺跡から発見された動物の陶器等を紹介する「中近東歴史どうぶつ園・ルリカとたびのなかまたち・」の展覧会が開かれています。駅前の美術ギャラリーでは、「怪獣と美術」展が8日(土)から始まります。

  季節を超えて文化が溢れる三鷹を楽しんでください。

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