緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2007年7月1日12面

■子どもサミットを開催

 子どもたちの健やかな成長を目指したまちの目標である『三鷹子ども憲章(仮称)』制定のため、子どもサミットを開催しています。6月13日には市立小学校7校の代表者14人が参加し、2回目のサミットを開催しました(写真)。「自分たちが成長していくうえで、大人に大切にして欲しいこと」「自分たちが大切にしなければならないこと」をテーマにクラスでまとめた意見や自分の考えを発表、たくさんの意見が飛び交いました。
 大人に大切にしてほしいことでは「忙しいからと言って話を途中で遮らないで最後まで聞いてほしい」「ボール遊びができる広い公園を作ってほしい」など身近な要望のほか、「タバコのポイ捨てや自転車の運転などマナーを守ってほしい」など街全体に目を向けた意見もありました。
 自分たちが大切にすべきこととしては「大人の行動を私たちが見ているように、私たちも小さい子のお手本になる行動を心掛ける」「親や大人にばかり頼らず、自分ができることをしていく」といった頼もしい意見から、「クラスで30人31脚をしていてみんな仲がいい、クラスで一つの目標を持てばいじめはなくなると思う」など子どもならではのいじめをなくす発想や「家族と話すのも大切だけど、大人だけの時間も作ってあげる」といったほほえましい親への気遣いの声もありました。
 20日には中学校の代表者による3回目のサミットを開催。「子どもの権利を尊重してほしい」「相手がどう思うか考えて発言する」など大人っぽい意見が出されました。市では、子どもたちの意見を反映した仮案を作成し、さらに市民参加を図りながら今年度中の制定を目指します。
 [問]企画経営室TEL内線2112

※詳細はPDFをご覧ください。


■みたかいきもの図鑑 カルガモ

 営巣場所はビルの上!?

 夏の暑い時期、野川や仙川、井の頭池などの水辺を散歩していて、よく目に付くこの鳥はカルガモです。マガモやオシドリなど同じカモの仲間ではオスの色合いの美しさが知られていますが、カルガモはオス、メスとも同じ、比較的地味な色合いのカモです。
 ほかのカモの多くが冬になると北の国から渡って来る冬鳥なのに対し、カルガモは一年中見られる留鳥です。主に水面の藻や草などを食べ、草地などに巣を作って繁殖します。都心のビル街の中の池などで繁殖して皇居のお堀へヒナを連れて引っ越しする様子が有名ですが、三鷹市内でも昨年はビルの屋上緑化の植え込みの間で繁殖するなど、とても大胆です。この写真は5年ほど前、市役所向かいの教育センターの庭にある小さな池で繁殖したときのものです。まわりに緑地も少なく、大きな水辺とのつながりもない場所です。
 小さなヒナはカラスやネコに狙われることも多いのですが、自然の水辺のそばよりも人間のすぐ近くに巣をつくるほうが、人間に守ってもらえるし、うまくいけば餌ももらえる、と判断して営巣場所を選んでいるようです。町の中の生態系は人間との関わりがとても強いのです。

参考文献
 「山渓ハンディ図鑑7 日本の野鳥」 山と渓谷社

[問]緑と公園課TEL内線2833

※詳細はPDFをご覧ください。


■太宰治賞贈呈式が行われました

 第23回太宰治賞贈呈式(筑摩書房・三鷹市主催)が6月14日に千代田区の東京會舘で行われました。楽器チューバを愛し、ともに生きていく独身女性の姿を描いた作品「mit Tuba(ミット・チューバ)」で同賞を受賞した瀬川深さんは、「これからも小説を書いていきたい」と喜びのあいさつをしました(写真)。瀬川さんには、正賞の記念品と副賞100万円が贈られました。
 [問]コミュニティ文化室TEL内線2512

◆太宰治賞
 昭和39年に筑摩書房が創設した小説の公募新人賞で、吉村昭をはじめ、加賀乙彦、金井美恵子、宮尾登美子、宮本輝など多くの著名作家を世に送り出した。昭和53年の第14回を最後に中断していたが、三鷹ゆかりの文人たちの文化の薫りを継承したいと考えていた三鷹市が、太宰治の没後50年を機に、筑摩書房に呼びかけ、平成10年に共同主催の形で復活した。

※詳細はPDFをご覧ください。


■第31回 市長と語り合う会

[問]秘書広報課
TEL内線2010

テーマは「学校のPTA・世話人会・保護者会・父母会等の役員の方々と三鷹市を語る」
[人]学校のPTAなどに役員として携わる方。10人(申込多数の場合は抽選)
[日]7月20日(金)午後7時〜9時
[所]市役所3階第3委員会室
[申]7月8日(日)までに「市長と語り合う会参加希望」と(1)氏名(ふりがな)・(2)住所・(3)電話番号・(4)年齢・(5)性別・(6)語り合いたい内容を記入し「〒181-8555三鷹市役所秘書広報課秘書係」・[メール]hisho@city.mitaka.lg.jp

◆傍聴者も募集
[人]5人(申込多数の場合は抽選)
[申]「市長と語り合う会傍聴希望」と、左記(1)〜(5)を記入し「〒181-8555三鷹市役所秘書広報課秘書係」・[メール]hisho@city.mitaka.lg.jp


■本はともだち
よんでみない?

 図書館では毎年、小学生向けに推薦図書リスト「よんでみない?」を発行しています。
 今回はその中から4冊紹介します。

「くまの子ウーフのかいすいよく」
神沢利子 作 井上洋介 絵 ポプラ社
好奇心いっぱいのウーフが海水浴にでかけました。海でも楽しい仲間たちに出会います。

「世界のだっことおんぶの絵本」
エメリー&ドゥルガ・バーナード 文・絵 メディカ出版
だっこやおんぶにも、国によって布を巻きつけたり網の袋に入れたりと、いろいろな形があります。文化の違いが一目でわかる絵本です。

「ひげねずみくんへ」
アン・ホワイトヘッド・ナグダ 作
井川ゆり子 絵 高畠リサ 訳 福音館書店
  ジェニーはクラスの課題で知らない下級生と文通をすることになりました。ただでさえ手紙を書くことが苦手なのに、ねずみになったつもりで書けだなんて。

「神さまの住む町」
楠章子 作 早川司寿乃 絵 岩崎書店
おばちゃん神さま、親指神さま、お風呂屋さんの神さま…。私たちの身近にもいるかもしれない心温まる神さまの話4編です。

[問]三鷹図書館TEL43-9151

※詳細はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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