広報みたか2007年6月3日2面
(平成18年度下半期)
■三鷹市の財政運営の状況をお知らせします
市では、市民のみなさんからお預かりした税金がどのように使われたかをお知らせするため、年2回「財政事情の公表」を行っています。
今回は、平成18年度の下半期(18年10月1日〜19年3月31日)に実施した主な事業と19年3月31日時点における歳入歳出予算の執行状況などを紹介します。
→財政課TEL内線2125
予算の特色と概要
平成18年度下半期の財政状況は、法人市民税などの税収に回復の傾向が見え始めたとはいえ、引き続き厳しいものとなっています。
このような状況の中、「高環境・高福祉のまち」を目指して「安全安心のまちづくり」、「地域ケア推進」、「バリアフリーのまちづくり」、「子ども・子育て支援」、「協働のまちづくり」、「IT活用」の6つの最重点プロジェクトを中心に施策の展開を図りました。
平成18年度下半期では2回の補正予算で約10億円の増額を行い、最終予算は一般会計が566億4,572万円、各会計の予算の総計は994億5,497万円となりました。
平成18年度一般会計歳出の状況と下半期の主な実施事業
土木費 緑化対策や道路・公園整備などの経費
◆コミュニティバスの運行経路の見直し(三鷹駅北口ゾーンの武蔵野市との共同運行など)
◆ベンチのあるみちづくりの推進(中央通り、若葉通りなどへのベンチの設置)
◆JR三鷹駅、京王井の頭公園駅のエレベーター整備などへの助成
◆市道第80号線(第一小学校東側)の歩道拡幅整備
◆大沢の里の整備(野川右岸の整備、左岸の用地取得など)
衛生費 各種検診や環境対策などの経費
◆市庁舎などでのISO14001認証の取得
◆新ごみ処理施設整備に向けた準備(環境影響評価手続きの開始など)
◆健康づくり目標の達成に向けた事業の実施(公園へのストレッチ器具の設置など)
◆小児初期救急平日準夜間診療事業の実施
その他 産業の振興や防災対策などの経費
◆市議会ネットワークシステムの構築(議会費)
◆「三鷹市国民保護計画」の策定(消防費)
◆消防団第七分団詰所の建て替え(消防費)
◆第七小学校、井口西地区公会堂への災害用備蓄保管庫の設置(消防費)
◆若年層向けのワークショップ型就職支援セミナーなどの開催(労働費)
◆都市型農業の維持・振興に向けた調査研究(農林費)
◆コミュニティビジネスへの支援(商工費)
◆みたか都市観光協会設立への支援(商工費)
教育費
小中学校や社会教育、スポーツ振興に関する経費
◆市立小中学校への防犯カメラの設置
◆学校耐震補強工事の実施(第五小・中原小)
◆エコミュージアム・マップの作成
◆生涯学習情報システムの更新
◆スポーツ情報予約管理システムの導入
民生費
高齢者や障がい者の福祉、子育て支援などの経費
◆「障がい福祉計画」の策定
◆地域ケアネットワークモデル事業の推進
◆障がい者就労支援センターの開設
◆ちどりこども園の整備
総務費
市役所の運営や文化・コミュニティ振興などの経費
◆自治基本条例の普及・啓発と新たな自治の仕組みの整備・運用
◆公共施設の保全・活用に向けた調査の実施
◆三鷹ネットワーク大学の講座の充実および民学産公による協働研究事業の実施
◆「みたか・子どもと絵本プロジェクト推進計画」に基づく事業の推進
◆情報セキュリティマネジメントシステムの運用部署の拡大
平成18年度一般会計歳入の状況
平成18年度歳入歳出予算の各会計別執行状況[平成19年3月31日現在]
市の財産・基金(貯金)・市債(借入金)の状況 (平成19年3月31日現在)
土地
774,874.2m2
(借用物件も含む)
建物
309,100.67m2
(借用物件も含む)
車両
110台
(借用車両も含む)
基金
87億1,230万円
(市民1人当たり 49,524円)
市債
542億4,403万円
(市民1人当たり 308,345円)
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり