広報みたか2007年5月20日8面
■第23回太宰治賞決定！ 瀬川深さん「mit Tuba（ミット・チューバ）」
5月8日、三鷹市と筑摩書房の共同主催で第23回太宰治賞の最終選考委員会がみたか井心亭で行われ、選考委員の高井有一さん、柴田翔さん、加藤典洋さん、小川洋子さんにより、774編の応募作品の中から瀬川深さん（写真）の「mit Tuba（ミット・チューバ）」が受賞作品に選ばれました。
受賞作「mit Tuba（ミット・チューバ）」（ドイツ語で「チューバとともに」という意味）は、製薬会社に勤める26歳の独身女性が主人公。中学校のブラスバンド部でチューバに出会い、不格好で不器用な楽器だがそのチューバを愛し、こだわりをもってともに生きていく姿を描いた作品で、選考委員からは「個性豊かな魅力的作品。優れた文章でチューバという知らない世界に連れて行ってくれる、独特の個人の考え方が感じられ次回作も読んでみたい」との評価がありました。
受賞した瀬川深さんは、岩手県出身の33歳。中央区在住。
受賞の知らせを受け、瀬川さんは「自分の作品に自信が持てなかったので、書き続けていく支えになる」と喜びを語っていました。
授賞式は、6月14日（木）午後6時から東京會舘（千代田区）で行われ、正賞の記念品と副賞100万円が贈られます。また、6月8日（金）に芸術文化センターで行われる「太宰を聴く〜太宰治朗読会〜」の中で受賞者をご紹介します。
なお、受賞作および最終候補作のすべてと選考委員の選評などを収録した「太宰治賞2007」は、筑摩書房から発売される予定です。
◆太宰治賞
昭和39年に筑摩書房が創設した小説の公募新人賞で、吉村昭をはじめ、加賀乙彦、金井美恵子、宮尾登美子、宮本輝など多くの著名作家を世に送り出した。昭和53年の第14回を最後に中断していたが、三鷹ゆかりの文人たちの文化の薫りを継承したいと考えていた三鷹市が、太宰治の没後50年を機に、筑摩書房に呼びかけ、平成10年に共同主催の形で復活した。
■第23回太宰治賞贈呈式へご招待
対象は市内在住の方。
▽6月14日（木）午後6時〜8時、東京會舘（千代田区丸の内3-2-1）で。
▼5月23日（水）（必着）までに、「太宰治賞贈呈式参加希望」・住所・氏名・年齢・電話番号を伝えて、コミュニティ文化室TEL内線2517・［メール］komyunitei@city.mitaka.lg.jp・FAX45-5291・「〒181-8555三鷹市役所コミュニティ文化室」へ申し込む。定員10人（申込多数の場合は抽選、抽選結果は5月28日（月）までに通知します）。
→同室TEL内線2517
■夏休みに三鷹の森ジブリ美術館へ行こう！
6月1日（金）から7・8・9月分を発売開始！
7・8・9月の休館日を除く毎日の市民特別枠入場券を6月1日から販売します。
午前券と午後券を各50枚、合計100枚（先着順）。
◆対象者
（1）三鷹市に住民登録または外国人登録している方、（2）市内に在勤・在学の方
※受付時に住民票、免許証、保険証、外国人登録証明書、社員証、在勤証明書、学生証などをお持ちください。
◆料金
大人1,000円、中高生700円、小学生400円、幼児（4歳以上）100円
◆販売場所
毎日午前10時〜午後6時、三鷹産業プラザ（下連雀3-38-4）1階 MY SHOPで。1人1回6枚まで。
※インターネットショッピングモール「みたかモール」［HP］http://www.mall.mitaka.ne.jp/でも購入できます。残数情報も掲載しています。
→（株）まちづくり三鷹TEL40-9669
■三鷹の森ジブリ美術館新企画展示 ３びきのくま
（財）徳間記念アニメーション文化財団主催、福音館書店協力。
三鷹の森ジブリ美術館では、5月19日（土）からの新企画展示として、「3びきのくま展〜映画にできないとっておきのおはなし〜」を開催します。
今回の展示では、企画・構成を宮崎駿が、解説を高畑勲が担当し、絵本「3びきのくま」（福音館書店刊）の魅力に迫ります。
▽5月19日（土）〜平成20年5月、三鷹の森ジブリ美術館（下連雀1-1-83）で。入場は日時指定の予約制。火曜日・特別休館日を除く午前10時、正午、午後2時、午後4時の1日4回入場。チケットは、毎月10日（土・日曜日、祝日の場合は翌平日）から全国のコンビニエンスストア「ローソン」で翌月1カ月分を販売しています。大人1,000円、中高生700円、小学生400円、幼児（4歳以上）100円。
→TEL同美術館TEL0570-055777（ごあんないダイヤル）［HP］http://www.ghibli-museum.jp/
■モーリス・ユトリロ展
-モンマルトルの詩情-
7月8日（日）まで開催
◆主催 （財）三鷹市芸術文化振興財団・三鷹市美術ギャラリー
◆会場 三鷹市美術ギャラリー
◆休館日 月曜日
◆観覧時間 午前10時〜午後8時（入館は午後7時30分まで）
◆観覧料 一般800円・学生（高・大）500円
※65歳以上、中学生以下および障害者手帳をお持ちの方は無料
三鷹市美術ギャラリー
JR三鷹駅（南口）CORAL5階TEL79-0033
［HP］http://mitaka.jpn.org/gallery/
★この記事を切り抜いて展覧会にお持ちください。1回に限り2人まで一般入場料800円を640円に割り引きます（コピーなどは不可）。
■モーリス・ユトリロ展関連企画ワークショップ「街は何色？」
〜なんちゃってユトリロ気分☆〜
ワークショップ こどもアートクラブ
企画・進行はNPO MAG-net（マグネット）。対象は小学生。
ユトリロ展の作品を鑑賞後、美術館の外に出て、気になる街並みを見つけたら、そこから想像した世界をイーゼルに向かって思い切り描きます。
▽6月9日（土）午前10時30分〜午後4時、三鷹市美術ギャラリー・芸術文化センターアートスタジオで。参加費は2,000円（材料費・税込み）。
▼5月31日（木）（必着）までに、往復はがきまたはファクスで（1）住所、（2）氏名（ふりがな）、（3）性別、（4）学校名と学年、（5）電話番号とファクスで申し込みの方はファクス番号、（6）今回どこから情報を得て申し込んだか、（8）往復はがきの方は返信用はがき宛先に住所・氏名を記入し、「〒181-0013下連雀3-35-1三鷹市美術ギャラリー街は何色？係」・FAX79-0030へ申し込む。定員20人（申込多数の場合は抽選）。
三鷹市美術ギャラリー
JR三鷹駅（南口）CORAL5階TEL79-0033
［HP］http://mitaka.jpn.org/gallery/
★この記事を切り抜いて展覧会にお持ちください。1回に限り2人まで一般入場料800円を640円に割り引きます（コピーなどは不可）。
■安全安心メールで犯罪・不審者情報を配信しています
配信登録はメールmaam@req.jpに空メールを送信するだけです。ぜひ、ご利用ください（ＳＳＬ通信対応機能の携帯電話以外は登録できません）。
※QRコードでも登録できます。
→安全安心課TEL内線2551
■チケットインフォメーション
三鷹市芸術文化振興財団 （芸術文化センター内）
TEL47-5122
http://mitaka.jpn.org
◆チケットのお求め方法
発売初日は10：00から電話とインターネットで受け付けます。窓口販売は翌日からとなります。
●電話予約
芸術文化センターTEL47-5122
●インターネット販売（事前登録要）
パソコン［HP］http://mitaka.jpn.org
携帯電話［HP］http://mitaka-art.jp/ticket-m/
●窓口販売
芸術文化センター／三鷹市美術ギャラリー／三鷹市公会堂
※学生券をお求めの方は当日学生証を拝見します。
●販売時間・休館日
10：00〜19：00 月曜日休館
★印の公演には託児サービスがあります。
※料金500円、要予約。対象：1歳〜未就学児、定員10人。
芸術文化センター 星のホール
桜桃忌スペシャル
太宰治作品をモチーフにした演劇
「人間●失格」
7月6日（金）〜16日（祝） 計12公演
チケット発売日
会員=6月5日（火） 一般=6月7日（木）
三鷹に暮らし、芸術文化センターのすぐそばの禅林寺に眠る太宰治へのオマージュとしての「太宰治作品をモチーフにした演劇」。
今回は昨年演劇界の最高峰『岸田戯曲賞』を受賞し注目の若手、三浦大輔（劇団ポツドール主宰）の作・演出による舞台です。
料金
前売 会員=3,000円 一般=3,300円
当日 会員=3,300円 一般=3,600円
高校生以下=1,500円（前売当日とも）
芸術文化センター 風のホール
★モーツァルトプレーヤーズの
「新世界」
〜新境地を拓くTMPの挑戦〜
7月7日（土）18：30開演
全席指定
会員=3,000円 一般=3,500円
学生=1,800円
出演／沼尻竜典（指揮）トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ（管弦楽）
曲目／
バーバー：弦楽のためのアダージョ
ドヴォルザーク：交響曲第9番「新世界より」
コープランド：静かなる街（イングリッシュホルン：和久井仁、トランペット：高橋敦）ほか
ドヴォルザークの代表作で「遠き山に日は落ちて」の歌でも有名な「新世界」を演奏します。ご期待ください！
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり
