広報みたか2007年5月20日1面
■5月30日はゴミゼロの日 見直そう 身近なことから少しずつ
昨年度、一年間で市が収集したごみ・資源物の量は約56,958トンで、平成17年度と比較して約0.7%の微減となりました。また、平成17年度のごみ・資源物の処理にかかった費用は約27億3,000万円となっています(下表「ごみ処理費の内訳」参照)。
一世帯あたりの一日のごみ量は約1.3キロ。一世帯で毎日100グラムずつのごみを減らすだけで、処理費を年間で約1億8,200万円減らすことができます。生ごみは水を切るだけで重量が半分になります。各ご家庭のちょっとした工夫が、市全体では大きな効果となります。
今後ともさらなるごみの減量とリサイクルの推進に、みなさんのご協力をお願いします。
→ごみ対策課TEL内線2533
4Rで減らす
ごみの減量のために、ごみを減らす工夫をする(Reduceリデュース)、ごみになる物は断る(Refuseリフューズ)、繰り返し使う(Reuseリユース)、再生して使う(Recycleリサイクル)の4Rを実践しましょう。今号では、身近にできることのいくつかをご紹介します。
◆マイバッグ持参でレジ袋要らず
買い物するときは、マイバッグや風呂敷などを持って行きましょう。忘れてしまったときでも、不要なレジ袋や包装は断りましょう。
◆生ごみは水を切りましょう
生ごみは水を切るだけで重量が半分になります。ごみ袋に入れる前に、水切りネットをひと絞りしましょう。しっかり水切りをすれば、悪臭防止にもなります。また、生ごみ処理機などで堆肥として再利用することも、ごみの減量につながります。
◆使わなくなったものはリサイクルへ
不要となった衣類・家庭用品は、捨てずにフリーマーケットを活用したり、市の不用品交換コーナーを利用しましょう。
※フリーマーケットはリサイクル市民工房(TEL34-3196)、消費者活動センター(TEL43-7874)で開催しています。くわしくはお問い合わせを。
きちんと分けて減らす
家庭から出た「燃やせるごみ」の約70%は、分別を徹底することでリサイクルできます。捨てる前にもう一度、分別の確認をしましょう。
◆名刺より大きい紙は雑紙としてリサイクルへ
お菓子の箱などのボール紙、包装紙など、名刺より大きい紙は雑紙としてリサイクルされます。紙袋に入れるか、ひもできちんと縛って「古紙」の収集日に出しましょう。
◆プラスチックはリサイクルへ
お弁当についていてる調味料の袋やペットボトルのキャップ、ラップなどは、プラマークを目安にプラスチック類としてリサイクルできます。汚れている場合は水で軽くすすいで、透明か半透明の袋に入れて「プラスチック類」の収集日に出しましょう。
プラスチック類の中からカッターが…
収集されたごみ・資源物の選別は作業員の手で行っていますが、収集品目と違うものが多く混ざっています。中には、資源物として出されたものの中にカッターなどの危険物が入っていることがあり、作業員に危険が及ぶことも…。
ごみ・資源物を出す前にもう一度、リサイクルカレンダーなどで分別の方法や収集日の確認をお願いします。
ゴミゼロキャンペーン
5月30日のゴミゼロの日にちなみ、三鷹駅前などでごみ減量を呼びかけるキャンペーンと駅周辺のごみ拾いを行います。
▽5月30日(水)午前7時30分〜9時、三鷹駅南口周辺、三鷹台駅前、井の頭公園駅前、つつじヶ丘駅北口駐輪場で。
ポイ捨ては不法投棄の第一歩
不法投棄防止キャンペーン
5月30日〜6月5日の全国不法投棄監視ウイークにちなみ、三鷹駅前南口周辺で不法投棄をなくすためのキャンペーンと玉川上水沿い「風の散歩道」の不法投棄の監視と清掃を行います。
▽5月31日(木)・6月1日(金)午後4時〜5時30分、三鷹駅南口デッキ周辺で。
【不法投棄のご相談は市役所まで】
不法投棄されたごみをそのままの状態にしておくと、新たなごみを招く恐れがあります。不法投棄はそのままにせず、ごみ対策課へご相談ください。職員による定期的なパトロールや防止看板の設置を行い、地域のみなさんと一緒に不法投棄防止に取り組みます。
キャンペーンのボランティアを募集します
ゴミゼロキャンペーンまたは不法投棄防止キャンペーン当日にご協力いただける方を募集します。
▼5月28日(月)までにキャンペーン名・住所・氏名・電話番号・参加希望日・学生の場合は学校名・学年を伝え、ごみ対策課TEL内線2533・[メール]gomi@city.mitaka.lg.jpへ申し込む。
■市長コラム「春の園遊会に出席して」
天皇皇后両陛下よりご招待をいただき、4月26日の午後、私は赤坂御苑で開催された春の「園遊会」に出席してきました。
私は、市長に就任する前は大学教員として情報社会や情報政策等について研究していたことから、郵政省時代には電気通信審議会委員を、省庁再編で総務省になってからは情報通信審議会委員を委嘱されてきました。そこで、総務省から情報通信審議会委員の一人として推薦され、ご招待を受けたものです。
当日は天候不順の4月にあって久しぶりに広がった青空の下、全国から2千人近くの招待者が出席され、交流の機会を得ました。
天皇陛下は、昨年4月に市内の三鷹光器(株)をご視察された際、地元市長として私が随行させていただいたことを覚えていてくださり、「顕微鏡の会社でお目にかかりましたね」と優しく話しかけてくださいました。三鷹光器(株)の会長さんも当日招待されていました。
皇后陛下、皇太子殿下からは、「ゆっくり楽しんでください」とお声をかけていただきました。
秋篠宮両殿下には悠仁親王殿下のお誕生について祝辞を申しましたところ、「三鷹市は中近東文化センターがあるところですね」と問いかけてくださいました。そこで、私は「はい。また、ぜひお越しください」と申し上げました。
皇室の皆様にご記憶いただける市内企業や文化施設を擁している三鷹市長でありますことを、大変誇りに思い、感謝しています。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり