広報みたか2006年10月1日1面
■ご協力ください ごみ減量・資源化
平成17年2月から18年1月までのごみの総量は、前年同期と比べ、約17%の減量となりました。これは、分別収集によって、今まで以上にリサイクルにまわせる物が増えたためです。
しかし、収集方法見直し直後の6カ月間が18%の減量であったことと比較すると、より一層のごみの減量・資源化が求められます。
今後も引き続き、みなさんのご協力をお願いします。
→ごみ対策課TEL内線2533
有効活用されています「資源物」
資源物の収集量が2倍以上!
「燃やせるごみ」から雑紙を、「燃やせないごみ」の中からペットボトルとプラスチック類をリサイクルできる資源物として分別したことにより、資源物の収集量は、2倍以上の大幅な増加になりました。
資源物のおもな活用先
古紙⇒日本国内の製紙工場で再生紙
古着⇒中古衣料として東南アジアなどへ輸出、または工業用のウエスや反毛材料の加工品
プラスチック類⇒再生樹脂、油化、ガス化、高炉原料化の工業的利用
ペットボトル⇒再生ペットボトルまたは繊維など
びん⇒生きびん(リターナブルびん)、色別カレットの原材料
缶⇒アルミ、スチールの原材料
資源物を有効に利用するためには、品質も大切になります。異物を除き、汚れたものは軽くすすいで出してください。
さらなるごみの減量を!
可燃・不燃ごみの収集量が約7,900トン減量
「燃やせるごみ」は9%、「燃やせないごみ」は68%減量し、ごみの総量では約17%の減となりました。ごみが減ることで日の出町二ツ塚処分場が満杯になるのを延長し、CO2の排出削減を図ることができます。
ごみ処理経費は、約27億3000万円もかかっています。
平成17年度は分別収集を実施したことなどから、ごみ処理経費は昨年度と比べて約5,800万円増の約27億3,000万となりました。これは市民一人当たりに換算すると年間1万5,700円となります。
リサイクルをするのにも多額の費用がかかります。ごみ処理経費全体の削減のため、より一層ごみ減量にご協力をお願いします。
マイバッグキャンペーン
レジ袋削減!!
10月は3R推進月間です。3Rとは、Reduce(ごみを減らそう!)・Reuse(繰り返し使おう!)・Recycle(再生しよう!)のことです。これに当たり、市内の各スーパー店頭でマイバッグを配布します(各会場200個)。レジ袋を削減し、さらなるごみの減量にご協力ください。
配布店舗
10月3日(火)午後5時〜6時
●オダキューOX三鷹台店 ●コープとうきょう下連雀店
●サミット三鷹市役所前店 ●西友三鷹牟礼店 ●丸正三鷹駅前店
10月4日(水)午前11時〜正午
●いなげや三鷹下連雀店 ●いなげや三鷹牟礼店 ●京王ストア野崎店
●グルメシティ三鷹中原店 ●コープとうきょう牟礼店
■三鷹駅前市政窓口が第3日曜日もご利用できます
もっと便利に!10月15日からスタート!!
開館日時
月〜金曜日=午前8時30分〜午後7時30分
土曜日、2・3・4日曜日=午前9時〜午後5時
→同窓口(三鷹駅南口徒歩1分 三鷹駅前協同ビル2階)TEL42-5678
■市長コラム 三鷹市長 清原慶子
青少年の心の支えに
9月23日(土)の午後、三鷹駅南口デッキで、東京都薬物乱用防止推進三鷹地区協議会の市民の皆さんと一緒に、麻薬・覚醒剤・違法ドラッグ等の使用や薬物乱用を防ぐ環境作りの必要性について啓発活動をしました。
市内ではこうした事例の発生はありませんが、都内では特に青少年による違法薬物の乱用、その誘発による事故や犯罪の発生が増えており、非行や薬物依存等に陥らないよう、周囲の心の支えが求められています。
さて、夏休みに入ったばかりの7月29日(土)午後、三鷹市公会堂で開催された「憲法を記念する市民のつどい」(憲法を記念する三鷹市民の会・市・市教育委員会主催)には、「夜回り先生」こと水谷修さんの講演を聴くために、中高生、大学生を含む多くの来場者で会場はあふれました。
水谷さんは定時制高校教諭時代から青少年を非行と薬物依存等から守るための深夜パトロールを行い、青少年の更生に尽力し、出版・講演等で少年非行の実態とおとなのとるべき対応について広く社会に訴え続けています。
青少年に対して、実は最も厳しく冷たい話し方をしているのは家庭と学校ではないか、という水谷さんの問いかけは会場のおとなの胸に痛烈に響きました。
おとなは、激動する現代社会を生きる青少年の人権を尊重しつつ、非行や薬物依存等から守る心の支えになることが求められていると思います。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり