広報みたか2006年9月3日1面
■ご利用ください「介護予防事業」
4月から介護保険法が改正され、介護を受ける人や介護度が重い人を増やさないようにするため、「介護予防」の視点が重視されることになりました。
これにより、市では地域包括支援センターを介護予防事業の拠点とし、高齢者の方が住み慣れた地域で元気に、自立して生活し続けることを支援するさまざまな事業を行っています。
今は生活に大きな支障がなくても、年齢を重ねるに従って、生活に不便な点が出てくるものです。基本健康診査などの結果、医師から地域包括支援センターを勧められた方は、“そうなる前に”ご利用ください。
→高齢者支援室TEL内線2622
総合保健センターTEL46-3254
介護予防事業のしくみ
※図参照
『介護予防事業』プログラム
介護予防で健康長寿
運動機能向上事業
●体も心も爽やかに!「体爽教室」
専門のインストラクターによる筋肉や骨を丈夫にする体操やストレッチを行います。みんなで集い、体を動かすことで、体も心もいきいき元気に!
健康栄養相談事業
65歳以上の方を対象に月2回開催しています。その方に合った食事や栄養についてのアドバイスを行います。また、日ごろ感じている食事に関する相談にもお応えします。
栄養改善事業・口腔機能向上事業
●歯ッピー楽ッキー教室
かみ合わせとそしゃくを見直すことは認知症と寝たきりの予防になると言われています。高齢期の食生活で注意しなければならないことや口のお手入れ方法などをゲームやクイズを交えて体験します。
口腔機能向上事業
●健口で歯つらつ生活!「いきいき健口教室」
正しい歯磨きで歯垢(こう)を取り除き、口の細菌を減らして誤嚥(ごえん)による肺炎などを予防します。かむ、飲み込むのを楽にするための口の筋力アップやそしゃくガムを使って「かむ力」のチェックをし、口全体のトレーニングを行います。
※新規事業も続々と計画中です。そのほか、訪問事業も行っています。くわしくは、総合保健センターTEL46-3254へお問い合わせください。
地域包括支援センター
Q 地域包括支援センターとはどんなところですか?
A 保健師などの専門家が相談に応じながら、介護予防が必要かどうかを決定し、その方にあった介護プランを作成します。
■自動交付機休止のお知らせ
市役所内の機器の移設、配線などの敷設替え工事のため、住民票・印鑑登録証明書・各種税証明書などを交付する市内すべての自動交付機のサービスを休止します。大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解をお願いします。
◆ 休止期間 9月17日(日)・18日(祝)
→情報推進室TEL内線2145・市民課TEL内線2324
■市長コラム 三鷹市長 清原慶子
「話し合い」は「民主主義の原点」
三鷹市ではこれまで、審議会、市民会議、説明会、パブリックコメント、市長と語り合う会などをはじめとして、さまざまな市民参加の場をつくってきました。特に、審議会、市民会議では公募の市民委員の参加機会を増やしています。
そうした取り組みの一つとして、8月26、27日の二日間、三鷹青年会議所(JC)の皆さんと交わしたパートナーシップ協定をもとに、JCの皆さん、市民の皆さん、そして市の職員による実行委員会の運営で「みたかまちづくりディスカッション2006」を実施しました。
参加者の皆さんは無作為抽出で選ばれた三鷹市民1千人の中から参加を承諾してくださった52人です。そのほとんどが、こうした機会は初めてという方ばかりでしたが、二日間、市民協働センターは、「子どもの安全安心」をテーマに、真剣に、活発に話し合う市民の皆さんの熱気であふれました。
話し合いを傍聴し、最後のまとめの発表を聞きながら、私は、参加と協働の新しいかたちが生まれたことを確信しました。
「話し合い」は「民主主義の原点」です。自分の考えを述べること、他者の話に耳を傾けること、そしてそれをまとめて提案していくこと、その一つひとつが簡単なようで大変むずかしいことです。
今後提出される報告書に期待するとともに、私は可能な限り施策への反映に努力したいと思いました。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり