緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2006年8月20日6面

■ご存知ですか?都市型災害の対処法

 昨年の7月に発生した千葉県西部地震や今月14日の首都圏の大停電では、電車、エレベーターや高層建物の給水装置が数時間止まるなど、電力に依存する都市部の社会基盤のもろさが浮き彫りになりました。
  また、昨年9月4日の集中豪雨では、下水道の処理能力(1時間あたり50ミリ)を大きく超える1時間あたり105ミリもの雨が降ったため、市内でも道路冠水や住宅浸水などの水による被害が多数発生しました。
  突然の災害に対応するため、日ごろからできる備えと災害発生時の適切な対処法を身に付けておきましょう。
  →防災課TEL内線2283

集中豪雨による都市型水害
〜できることから備えよう!早めの行動が大切です〜

 地球規模の自然環境の変化などにより、ここ数年、集中豪雨が発生する頻度が高くなっています。集中豪雨は局地的に突然降り出すため予報が難しく、短時間で多量の雨を降らせます。
  集中豪雨の際には早めの行動が大切です。日ごろから備えを万全にしておきましょう。

日ごろの備え、身近な危険性をチェック
◆側溝や雨水ますをふさがないようにしましょう
  側溝や雨水ますの排水口が落ち葉やごみで詰まると道路冠水や浸水の原因となります。日ごろから道路の清掃にご協力をお願いします。
◆浸水による漏電やショートが引き起こす停電に備えましょう
  懐中電灯や携帯ラジオ、予備の電池を準備しておきましょう。
◆危険個所などの確認をしておきましょう
  高台であっても周囲と比べて低い所では、道路冠水や浸水の可能性があります。東京都建設局で作成・公表している浸水予想区域図を参考にするなど、自宅周辺の浸水危険個所などを確認しておきましょう(【HP】http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/suigai_taisaku/index/menu02.htm)。

集中豪雨などの大雨が降ってきたら
  1時間に50ミリ以上の雨になると、傘は全く役に立たず、水しぶきで辺り一面が白っぽくなり視界が悪くなります。
◆テレビやラジオなどの気象情報に注意しましょう
◆浸水の危険性がある駐車場の車は安全な場所に移動しましょう
◆マンホールの異常を発見したら、危険ですので近寄らないでください

地下室・地下車庫などは十分な注意を
  地下室・半地下の駐車場などは、周辺から雨水が多量に流れ込み、浸水することがあります。
◆予想される浸水経路のチェックしておきましょう
  出入口だけでなく、換気口、採光窓など、思わぬところから水が入ってくることがあります。
◆地下室の排水ポンプの点検をしておきましょう
  排水ポンプの吸水口の詰まりやポンプ電源部分の浸水などにより、排水ができなくなることがあります。
◆地下室からは早めの避難を心がけましょう
  出入口となるドアの外側で浸水をしている場合には、ドア(押し戸)が水圧で開かないことがあるので注意しましょう。
◆地下室などは、下水道管からの逆流にもご注意を!
  下水道管で処理しきれない水が、地下や半地下の浴室・トイレなどに逆流することがあります。逆流を避けるには、逆流防止弁・排水ポンプの設置が有効です。

土のうを配布しています
  市では、台風や大雨に備えて応急対策用の「土のう」を用意して、万一の場合に備えています。「土のう」が必要な場合は、道路交通課TEL内線2855へご相談ください。

身近なものでできる水防対策
  ごく浅い水深(10センチ程度)であれば身近なものを使って、浸水を軽減することができます。

ごみ袋による簡易水のう工法
  40リットル程度の容量のごみ袋や買い物ポリ袋を二重にし、中に半分程度の水を入れて閉めます。
  これを、出入口などにすき間なく並べて使用します。10センチ程度の水深が限度です。
  また、ダンボール箱と水のうを併用する方法もあります。

ポリタンクとレジャーシートによる工法
  10リットルまたは20リットルのポリタンクに水を入れ、レジャーシートで巻き込み、連結して使用します。

プランターとレジャーシートによる工法
  土を入れたプランターをレジャーシートで巻き込み使用します。

止水板による工法
  出入口を長めの板などでふさぎ、浸水を防ぎます。

大量の雨水に負けない下水道をめざして改善を図っています
 →下水道課 TEL内線2876

道路雨水貯留浸透施設を設置します
  平成17年から「合流式下水道改善事業」として、道路に降った雨を一時的に貯めて地中に浸透させる「道路雨水貯留浸透施設」の設置を行っています。
  この施設は、道路に降った1時間あたり50ミリの雨水を貯めることにより、雨水の下水道管への流入を抑制することができるため、浸水対策としても大変有効です。
  今後は、昨年9月の集中豪雨によって浸水被害の発生した地域を中心に、道路雨水貯留浸透施設を設置していきます。

被害地域を中心に雨水管などを整備していきます
  雨が大量に降ったり、長時間降り続いたりすると、下水道が雨を流しきれずに浸水が発生します。しかし、大雨が降っても雨水があふれてしまう前に素早く川に流すことができれば、浸水被害を防ぐことができます。
  そこで、雨水管の整備計画区域であり浸水被害の大きかった中原地区において、雨を素早く川に流すための雨水管などの整備をしていきます。

※詳細はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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