緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2006年8月6日8面

■みたかの縄文遺跡展2006

夏休み企画 〜土・日曜日も開催!〜
‘縄文’を見る・測る・作る 〜縄文人のモノづくりを探る〜

 市内出土品の展示を通して、縄文時代のモノづくりを探ります。縄文人の製作技術や個々の工夫、さらに感性を感じてください。また、先行イベント「入門・親子で楽しむ縄文土器づくり」で製作した土器も展示します。
▽8月21日(月)〜9月7日(木)午前9時〜午後4時30分、市役所1階市民ホールと2階市民サロンで。
  ※8月31日(木)までの開催予定が9月7日(木)まで延長となりました。
  市・市教育委員会・三鷹市遺跡調査会主催。
▼直接会場へ。
  →生涯学習課TEL内線3315


■三鷹の森ジブリ美術館へご招待

三鷹市民・近隣市民招待デー 9月30日(土)
三鷹市民デー 10月1日(日)

 抽選で三鷹の森ジブリ美術館に市民の方、近隣市民の方をご招待します。
◆「三鷹市民・近隣市民招待デー」9月30日(土)
  対象は市と近隣市(武蔵野市・小金井市・西東京市・調布市・府中市)に在住の方。4人一組で600組(2,400人)をご招待。
◆「三鷹市民デー」10月1日(日)(都民の日)
  対象は市民。4人一組で600組(2,400人)をご招待。
▼いずれも8月16日(水)(必着)までにはがきに郵便番号・住所・代表者の氏名(ふりがな)・年齢・人数(代表者を含む4人まで)・電話番号・別表の申込区分番号(1区分のみ。複数不可。三鷹市民の方は1〜8のいずれか、近隣市民の方は1〜4のいずれか)を記入し「〒181-8555三鷹市役所コミュニティ文化室『三鷹の森ジブリ美術館招待係』」へ申し込む。
  ※当選者には9月中旬までに招待状を発送します。電話などによる当否の確認はできません。
  →コミュニティ文化室TEL内線2517

※詳細はPDFをご覧ください。


■チケットインフォメーション

三鷹市芸術文化振興財団(芸術文化センター内)
TEL47-5122 http://mitaka.jpn.org
託児サービスがあります。
※料金500円、要予約、対象:1歳から未就学児、定員10人

三鷹市公会堂
華(はな)ライブコンサート

9月3日(日)15:30開演
全席指定
会員=2,500円 一般=3,000円
高校生=2,000円 中学生=1,500円
子ども(5歳〜小学生まで)=1,000 円 
  六小などでタップダンス教室の指導をしていらっしゃるCOCO華さんと共に、5歳〜70歳代の参加者も舞台に立ちます。音楽とタップが出会うステージです。

芸術文化センター 風のホール
村治奏一 ギター・リサイタルvol.2

8月27日(日)15:00開演
全席指定 
会員=2,000円  一般=2,500円   
中高生=1,500円 小学生=1,000円
曲目/武満徹編:オーバー・ザ・レインボウ(虹の彼方に:オズの魔法使いより)
  J.イルマル:バーデン・ジャズ組曲1・2・3楽章ほか


■太宰治賞受賞の栗林佐知さん寄稿文

三鷹市を訪ねた一日の印象

「峠の春は」で第22回太宰治賞を受賞した栗林佐知さんが、6月18日の「太宰治朗読会」で三鷹を訪れたときの印象について寄稿してくださいました。

 まったく不埒(ふらち)なことに、私は、「太宰治が好き」などと言いながら、これまで、作家ゆかりの地、三鷹を訪ねることもないまま、過ごしてしまいました。
  そのような者が、急に調子のいいことを言うな、と言われそうですが、この六月十八日、「第7回 太宰を聴く」のイベントに招(よ)んでいただいた際、私は、かなりの敬意を胸に、三鷹におじゃましたのでした。

  その六日前の太宰治賞受賞式の折、たくさんの市民の方にお声をかけていただき、太宰の足跡を丹念に追っておられる方や、ボランティアで文学散歩のガイドをなさっている方など、層の厚い文化の担い手が、活躍なさっておられるのを、目の当たりにしました。
  市のご努力はもちろん、この市民の意識の高さによって守られてきた太宰治賞なのだな、それをいただいたのだな、と実感し、背筋をただされ、感謝の思いを深くしました。

  そして、こうした市民と市政とならば、このぎすぎすした世にも、住みよい街をつくらずにはいないだろうと予想し、うきうきしたわけです。
  「太宰を聴く」のチラシをいただいたときには、「さすが!」と、思わずニコニコしてしまいました。裏面の下の方に、「託児サービス」の案内が、見やすい自然な大きさで、載っていたからです。
  都心の、良心的な名画を上映することで有名な某ホール入口で、「小さなお子様のご入場お断り」という、冷たげな看板を見て、気持ちが暗くなったことを、思い出したりしました。

  さらに、「太宰を聴く」で、朗読上演の前に壇上でご紹介に与(あずか)りました際には、ご観覧のみなさま、長塚京三さんの登場を待っておられるのに、「さっさと引っ込めー」などとおっしゃらずに聴いてくださいまして、本当にありがたかったです。

  おみやげに、三鷹市立図書館編『三鷹文学散歩』をいただき、ほくほく帰りました。三鷹ゆかりの作家を、その謦咳(けいがい)に触れた執筆者陣で紹介している充実の一冊。これだけのものを、市立図書館が出せるなんて、やっぱり三鷹はただものではないと思いました。

  比較ばかりですみませんが、某県某市に住む知人が、図書館について嘆いていたのを思い出しました。某市の人口は、三鷹市の二・五倍。なのに図書館は一館のみ(小さな分館はあり)で、蔵書数は、三鷹市立図書館(五館合計)より十万冊も少ないのです。
  「子どもの安全を守ろう、といったって、安心して過ごせる図書館もないのでは、しょうがない」と、知人は言っていました。

  玉川上水の緑は濃く、駅前の雑踏さえ、どこか優しい気がして、私もこれから努力して、「三鷹に(ちょっとだけでも)ゆかりの人」になりたいものだと思いました。

  いつまでも、すてきな三鷹でいてください。


■図書館の本棚から

198 平和と命

 現代社会の中で「生きる」とは。平和と命の尊さを考える本を紹介します。「命の大切さ」を考えてみませんか。

 ここで紹介した本をお読みになりたい方は、図書館までお問い合わせください。 →三鷹図書館TEL43-9151

「いのちって何だろう 学校・家庭・戦場で子どもとともに」
村井淳志・坂下ひろこ・佐藤真紀 著/コモンズ
  「命とは何か」を大学教師、主婦、国際協力NGOスタッフの、異なる視点からつづった本です。

「子どもたちの8月15日」
岩波新書編集部 編/岩波書店
  8月15日戦争が終わった。当時子どもだった作家、政治家など、33人による回想記です。

「いのちのリレー」
川久保美紀 著/ポプラ社
  余命わずかと宣告されながらも、子どもたちに命の尊さを伝えつづけた、ある校長のお話です。

「終戦日記」を読む
  野坂昭如 著/日本放送出版協会
  昭和20年、大人たちはどう生きたのか。あの時代を生きた文化人たちの日記を読む。


■郭徳俊「大統領と郭」展

8月26日(土)まで開催中
(財)三鷹市芸術文化振興財団・三鷹市美術ギャラリー主催

◆会場 三鷹市美術ギャラリー第3展示室
◆休館日 月曜日
◆観覧時間 午前10時〜午後6時
◆入場無料

 1937年京都に生まれた郭徳俊(Kwak Duck-Jun)は、一貫して私と世界との連関を問う作品を発表してきました。それはときにユーモラスに、ときにナンセンスに見える外観を呈しながらも、あくまでもこの歴史的現実世界に徹し切るという姿勢に貫かれています。
  本展では、フォードからブッシュ(子)に至るアメリカ合衆国大統領と郭自らの顔を合成した〈大統領と郭〉シリーズの版画作品9点に加えて、大判の写真作品をご紹介します。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)