広報みたか2006年7月2日1面
■総合教育相談窓口を開設します
ひとりで悩まないで…ご相談ください
もっと利用しやすく、7月3日（月）から教育センター2階に教育相談窓口を一本化します
最近の子どもをめぐる問題は多様化し、不登校、学校不適応、発達上の課題、学校での人間関係、家庭の問題、学習上の悩みなどが複雑に絡んでいるケースが多くなっています。このような現実を踏まえ、市教育委員会では、さまざまな相談に迅速かつ丁寧に対応するために、学校だけでなく、福祉、保健、医療などの機関とも連携しながら、子どもの教育相談窓口を一つにします。この窓口では、就学前の相談にも応じますので、どなたでもお気軽にご利用ください。
→総合教育相談窓口TEL内線3291・FAX49−3924
相談内容
○教育相談―お子さんに関するさまざまな相談にお応えします
→教育相談員TEL内線3253
電話相談TEL47−0110（教育110番）
専門のスタッフが相談者と共に考え、アドバイスをします。お子さんには実際に話しや遊びを通じて、その様子をつかみながら働きかけをしていきます。必要により、他の専門機関への紹介も行います。
※事前に予約をして、お越しください。
◆対象 幼児、小・中学生、高校生およびその保護者の方
◆相談日時 月〜金曜日および第1・3・5土曜日（祝日および年末年始は除く）の午前9時〜午後5時
※第2・4水曜日午前10時〜正午は児童・生徒の医療相談（精神・神経科）を行っています。
○就学相談―就学について心配事のある方の相談にお応えします
→就学相談員TEL内線3258
心身障がい学級などへの転入学や、通級指導学級への通級などお子さんの就学や進学相談に応じます。専門家が相談のあったお子さんの発達の特徴を把握し、お子さんにとってよりよい教育環境を保護者の方と一緒に考えていきます。
※事前に予約をして、お越しください。
◆相談日時 月〜金曜日の午前9時〜午後5時
小・中学校からの要請によりにスクールカウンセラー、学習指導員、メンタルフレンド、巡回相談員の派遣相談も行っています。
相談室
相談者がリラックスできると共に、プライバシーの保護には十分配慮しています。
■ベンチのあるみちづくり整備事業「ほっとベンチ」への寄付を募集をします
ベンチのあるみちづくり整備事業は誰もが安全で快適に移動できるように、段差や勾配の解消だけでなく、歩道やその沿道にベンチ（愛称は「ほっとベンチ」）を設け、さらなるバリアフリー化を進めるものです。
この趣旨に賛同してくださる方の寄付を募集します。ベンチには寄付者の個人名・企業名などが刻まれたプレートを設置します。
◆設置場所 中央通りおよび若葉通りほか（30基程度を予定）。
◆寄付金額 一口５万円
▼７月３日（月）〜９月29日（金）に、道路交通課（市役所５階（50）番窓口）、市政窓口、市民協働センターにある概要パンフレットに添付している申込用紙に必要事項を記入し「〒181―８５５５三鷹市役所道路交通課」へ直接または郵送で申し込む（定数に達した時点で終了します）。申込用紙は市のホームページからも入手できます。
→同課TEL内線２８４５
※画像はPDFをご覧ください。
■利用者募集中！すずかけ駐輪場
−三鷹駅南口4分−
（下連雀3−16−7）
◆買い物などでちょっと自転車を置きたい方は…
ご利用ください！一時利用
３時間まで無料。３時間〜24時間は１回150円です。
◆通勤通学で常時利用する方は…
定期利用申し込みを受付中！
１カ月 一般＝2,300円，学生＝2,000円
７月31日（月）までに申し込んだ方には１カ月無料で利用できるキャンペーン実施中！
くわしくは（株）まちづくり三鷹すずかけ駐輪場係TEL40−9669へ。
■市長コラム 三鷹市長清原慶子
風の散歩道と路傍の石〜山本有三記念館
開館10周年〜
第二期工事が完了した三鷹駅南口のペデストリアンデッキを降りると、玉川上水南側に「風の散歩道」が井の頭公園まで続きます。
途中の右側にある山本有三記念館は、今年で開館10周年を迎えました。入り口では、作品名にちなんだ「路傍の石」が迎えてくれます。
'58年に三鷹市の名誉市民に推挙された山本有三さんは、'36年から'46年までの十年間、この大正時代の欧風建築に住み、『新編路傍の石』『米百俵』などの名作を生み出しました。この建物は'85年に東京都から三鷹市に移管され、「有三青少年文庫」の活動を経て、十年前に記念館となりました。
今回、開館10周年を記念して「山本有三の郊外生活」をテーマとした展示を整え、緑と花々が美しい庭園で、ささやかな記念式典を実施しました。当日は、貴重な遺品の数々を寄贈いただいたご長男の故山本有一さんの夫人の清子さんも来館されました。「玄関を入ると、いきなり父の声がしたような気がしました」と、新しい展示への感想を話してくださいました。
多くの人が、小説「路傍の石」に出会う時、主人公である吾一少年と自分とを重ね合わせ、青年期の自立への不安や葛藤、憧れに想いを馳せるのではないでしょうか。
甘酸っぱい青春を思い出しながら訪れる私たちを、今日も路傍の石がどっしりと迎えてくれます。
※写真はPDFをご覧ください。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり
