緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2006年5月21日8面

■「みたか・子どもと絵本プロジェクト」をみなさんと一緒に進めていきます!

 市では、子どもたちが、あたたかいふれあいの中で絵本と出会い、生き生きとゆたかに成長することを願って、市内全域で、市民のみなさんとの協働によって「みたか・子どもと絵本プロジェクト」を進めていこうとしています。
 このプロジェクトは当初、「絵本館(仮称)」の整備の計画から始まり、三鷹市絵本館構想検討会議がその考え方を自由な発想で深める中で、提言「みたか・子どもと絵本プロジェクト〜みんなで育む大切なもの〜」として結実したものです。
 プロジェクトを進めるための推進計画(案)ができましたので、みなさんのご意見をお寄せください。
  →コミュニティ文化室絵本館担当TEL内線2511

  このプロジェクトは、市民や専門家などで構成される「三鷹市絵本館構想検討会議」が今年2月に市に行った提言に基づくものです。

提言「みたか・子どもと絵本プロジェクト〜みんなで育む大切なもの〜」概要
 プロジェクトは、絵本館の構想のもとにある「未来を担う子どもたちが、親や地域のおとなたちとのぬくもりのあるふれあいの中で多様な絵本と出会うことにより、心の土台をつくり、生き生きとゆたかに成長する」という願いを市内全域に広げ、絵本との出会いをきっかけとして、三鷹市内にさまざまな活動や資源をつなぐ新たなネットワークが広がり、人々の交流と創造の場がつくりだされることをめざしています。

 子どもたちと向かい合う時間を
 現代の子どもたちは、人とのかかわりが希薄で、体験に裏打ちされたゆたかなことばを身につけることが難しい状況におかれています。子どもたちのゆたかな心の育ちには、より多くのおとなが、子どもたちにゆっくり向かい合い、ゆたかなコミュニケーションを持つことが必要です。

 身近な地域を絵本と出会える環境に
 こうした考え方をもつ活動をすべての子どもたちに届くものとするために、プロジェクトの構想の範囲を、子どもたちが歩いて行ける身近な地域の活動と、それを支え推進する拠点・絵本館を合わせたものとしています(図1参照)。
  そのために最も重要なのは活動の担い手の存在です。地域のたくさんのおとなに子どもと絵本に関心をもってもらい、多くの担い手をつくるための活動を行い、地域の子どもの環境にはたらきかけて、三鷹市全域に絵本と出会い、楽しさを体験できる環境をつくり、市民の交流を深めます。

 子どもと絵本にかかわる多彩な活動を展開
  プロジェクトの目的(図2参照)を達成するため、体験が不足している現代の子どもやおとなに絵本の世界を入り口に自然や生活体験へとつなげていくことや、さまざまな世代の交流によって、子どももおとなもコミュニケーションがゆたかになることをねらいとした事業を行います。また、多くの人々に絵本の面白さを伝えるための事業や、活動の担い手となる人材を養成する事業など、さまざまな活動を展開します。

 人と人、活動と活動を「つなぐ」
 プロジェクトは、あらゆる施設や機関、団体、市民活動とのネットワークによって、市内全域における事業の展開を図ります。市民の活動や産業・企業・研究機関など地域の潜在的な力との新たなつながりも模索します。
  また、多様な市民の参画により、市民の知恵を集めることのできる「開かれた運営」を大切にします。

 絵本館の計画づくりに成果を反映
 絵本館は、市内全域でプロジェクトを推進するための拠点施設であり、多様な人々が絵本の楽しさと魅力と出会う場でもあります。多くの人々がプロジェクトにかかわる契機をつくり、活動を支え、輝かせるはたらきをします。
  プロジェクトの先導的な事業を通じて、絵本館にどのような要素や機能を持たせることが効果的かを具体的に検証し、プロジェクトに関わる現場の人々の声を反映して施設の計画をつくっていくこととします。

図1 みたか・子どもと絵本プロジェクトの全体像 
図2 プロジェクトの目的

みたか・子どもと絵本プロジェクト推進計画(案)
〔概要〕
  この計画は提言「みたか・子どもと絵本プロジェクト〜みんなで育む大切なもの〜」の考え方を反映し、市の施策として推進していくための計画です。
◇計画期間
平成18年度〜平成22年度の5年間
◇推進の基本的視点
  次の事項を基本的な視点として踏まえて事業を展開していきます。
(1)プロジェクトの考え方の共有
(2)地域の子育て文化の継承と創造
(3)豊かに生きることにつながる活動
(4)協働、連携による活動展開と地域の活性化
(5)子どもの自発性と参画
(6)市民による開かれた運営
(7)プロジェクトのイメージの確立
◆重点事業
  (下表参照)
◆事業の評価・検証と見直しの方法
  プロジェクトが常に進化し続けるために、事業のねらいや考え方を明確にし、反応・意見を集め、企画運営委員会によって事業の成果の評価・検証を行います。また、ウェブ上やシンポジウム開催など、だれでも参加できる検討の場を設けます。
◆推進の体制
  当面、外部の専門家と連携し、ボランティアの人材発掘・育成を行いながら、企画運営委員会を中心とする市民との協働によって運営を行います。また、友の会、調査研究組織、市の各部署の連絡会議などの設置を検討します。

ソフト中心に現場の声を生かして施設づくり 〜場所や規模、機能もこれから検討
◆絵本館整備に向けた基本方針
  絵本館整備の進め方は、プロジェクトの事業を先行して実施し、その成果とプロジェクトにかかわる人々の現場の声を生かして絵本館の具体的プランをつくりあげていくというソフト中心の施設づくりが特徴です。施設計画策定にあたっては、先行事業の成果を検証し、市民ボランティアや参加者の意見、多様な専門家の助言を得て、適地の選定や施設規模、運営主体、経営形態、財源確保の方策、建物の基本計画、設計などの検討を進めていきます。

 「みたか・子どもと絵本プロジェクト推進計画(案)」
に関するご意見をお寄せください
  推進計画の方向性や内容についてのご意見、プロジェクトについてのご提案や関連情報などをお聞かせください。
◆募集期間 6月30日(金)まで
  ※提言および計画の全文は、市のホームページに掲載するほか、コミュニティ文化室、情報公開総合窓口、図書館(本館・下連雀・東部・西部・駅前)、社会教育会館(本館・東館・西館)、のびのびひろば・すくすくひろば・ハミング、児童館(東館・西館)、むらさき子どもひろば、各市政窓口、市民協働センター、各コミュニティセンターで冊子を配布しています。
◆ご意見のあて先
  ご意見・ご感想は、氏名・住所を記入し、郵便、ファクス、Eメールでお寄せください。
〒181-8555 三鷹市コミュニティ文化室絵本館担当
FAX45-5291 【メール】komyunitei@city.mitaka.lg.jp

 
みたか・子どもと絵本プロジェクト推進計画(案)重点事業
※図、表はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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