広報みたか2006年5月21日1面
■子どもの安全を守る! みたかスクールエンジェルス(学校安全推進員)が始動!
子どもを狙った犯罪が多発していることから、市では、5月15日から市立小学校全15校に「みたかスクールエンジェルス(学校安全推進員)」を配置しました。
スクールエンジェルスは、教職員と協力して学校内での児童の安全を守り、安全安心・市民協働パトロールと連携し、登下校時の児童の安全を守ります。活動中は、児童や地域のみなさんに「声かけ」や「あいさつ」も行いますので、市民のみなさんの応援をお願いします。
子どもたちの安全のためには、市民のみなさんのご協力が必要です。今後とも、安全安心のまちづくりにむけてご協力をお願いします。
→総務課TEL内線3213
スクールエンジェルスって
どんなことをするの?
毎日(休校日を除く)午前8時〜午後4時15分に、
(1)校門、出入口などでの入出者の安全確認および案内、
(2)安全確保のための校舎内、校舎周辺などの巡回、
(3)不審者の侵入、事故、犯罪、火災の予防措置などを行います。
スクールエンジェルスって
どんな人がなるの?
「地域の子どもたちは、地域で守り育てる」というコミュニティ・スクールの考えに立ち、NPO法人シニアSOHO普及サロン・三鷹に委託しました。シニアSOHOは学校などへの教育活動に実績があり、子どもたちにも親しまれています。メンバーは事前に研修を受け、従事する学校と連携をしながら、危険箇所や巡回ルートの確認を行いました。
スクールエンジェルスって
どんな格好をしているの?
グリーンの帽子にユニフォームを着用し、身分証明書、トランシーバーなどを携帯しています。
スクールエンジェルスって
どこにいるの?
スクールエンジェルスは、各校1人ずつ配置され、数人がローテーションを組んで業務にあたります。校門にエンジェルボックスを設置し、ここで入出者の安全確認や案内などを行います。また、校舎内の巡回も行います。スクールエンジェルスは、緊急事態が発生した場合、速やかに連絡が取れるよう、常にトランシーバーを携帯しています。
三鷹市の子どもの安全対策
市では、これまでも、小・中学生への携帯用防犯ブザーの貸与、学校非常通報装置(学校110番)の設置、子ども避難所の設置、防犯訓練の実施、安全安心メールの配信など、子どもたちの安全を守るための取り組みを進めてきました。
また、地域全体としては、安全安心・市民協働パトロールや事業者によるパトロールなど、市民や事業者のみなさんの協力のもと、さまざまな活動が展開されています。
スクールエンジェルスは、これらと連携をとりながら、安全安心のまちづくりに向けた活動を推進します。
地域で見守る子どもたちの安全
※写真・図はPDFをご覧ください。
■天皇陛下が三鷹光器をご視察
4月28日に天皇陛下が市内の光学機器メーカーである三鷹光器(株)を視察されました。同社は大沢の国立天文台近くにあり、社員42人の中小企業ですが天文台の望遠鏡からスペースシャトル用カメラの製造まで行う、世界に知られたメーカーです。天皇陛下は説明を受けながら米国で7割のシェアを持つ、脳神経外科用手術顕微鏡を操作するなど、熱心に視察されました。
■行け! サムライブルー サッカー日本代表土肥洋一選手が市役所を訪問
サッカーワールドカップドイツ大会の日本代表に選出されたFC東京のゴールキーパー、土肥洋一選手(写真)が5月16日、三鷹市役所を訪れ、集まった市民サポーターのみなさんなどの激励を受けました。 清原市長から花束を受け取った土肥選手は「FC東京の代表として恥ずかしくないよう、しっかりとしたプレーをして、日本のためにがんばりますので、応援よろしくお願いします」と力強くあいさつしました。
■市長コラム
三鷹市長清原慶子
自転車の視点、自転車のマナー
私は市長に就任直後から、毎年5月に副市長や職員と一緒に自転車による市内まわりを実施しています。今年は、1日目は西部地域を、2日目は東部地域を中心に回りました(写真)。
訪問先は今年度の事業に関係する施設や予定地等です。ほたるの里三鷹村の村長さん、国立天文台の台長さん、にしみたか学園や第一小学校の校長先生方、学童保育の保護者代表の方をはじめ、市民の皆さんと懇談して、課題の再確認をすることができました。
自転車での移動を通して、途中の道路や公園等について、バリアフリーや安全安心の観点から、改善や対応が必要な個所を発見したり、確認したりしました。
歩く速度、車いすの速度、自転車の速度、自動車の速度、それぞれの移動手段によって、まちを見る視点や体の感じ方は異なります。自転車で移動すると、目には若葉の緑が飛び込み、体は風の強弱、道路の勾配や段差を感じます。
また15日には、市内15の小学校で、校内の安全を守る「みたかスクールエンジェルス(学校安全推進員)」の活動が開始され、南浦小学校の校門で、推進員やボランティアの皆さんと一緒に児童の登校を迎えました。その時、校門の前を猛スピードで行く自転車があり、危険と感じました。最近、自転車と歩行者による交通事故で、歩行者が亡くなる事件も発生しています。
自転車の視点を尊重したいと思う私としては、自転車利用者のマナーの向上もお願いします。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり