広報みたか2006年4月2日8面
■新ごみ処理施設整備基本計画を策定しました
市は、調布市と共同で平成25年度稼動を目指す、新しいごみ処理施設(ごみ焼却施設)についての「新ごみ処理施設整備基本計画」を確定しました。
両市はこれまで、市民委員を中心とした検討委員会の答申(平成16年3月)を踏まえて、平成17年12月に基本計画(素案)を作成、広報などでもお知らせしたほか、市民説明会・アンケートを行いました。この基本計画は、こうした経過を経て、両市の協議により決定したものです。
今後は、施設整備実施計画の策定、環境影響評価、都市計画手続きなどの準備を進めていきます。
基本計画はごみ対策課(市役所5階)で配付しています。また、基本計画の全文、資料、素案に関する市民アンケート調査結果は、市のホームページに掲載しています。
■ 新ごみ処理施設整備基本計画 抜粋 ■
1 基本方針
(1)環境と安全に徹底的に配慮した施設とする。
・市民の健康が最も重要であると認識し、可能な限り環境負荷の低減や施設周辺の生活環境の保全に努める。
・万全の事故対策を実施し、環境と安全に徹底的に配慮した施設とする。
(2)循環型社会形成のシンボルとなる施設とする。
・これまで以上に、ごみの減量、資源化に努める。
・最終処分量の削減や焼却処理により発生する熱エネルギーの有効利用を進める。
(3)市民とともにつくる施設とする。
・新ごみ処理施設の整備に当たり、積極的に市民参加の場を設定する。
(4)市民に愛される施設とする。
・右記に掲げる方針を確実かつ継続的に実施し、市民の信頼に応えられる施設を目指す。
・市民が集い、学び、ふれあうことのできる機能を導入する。
2 計画の概要
【事業主体】
ふじみ衛生組合
【検討内容】両市の不燃ごみ処理を行う同組合で、可燃ごみについても効率よく適正に処理を行う。
【建設予定地】
ふじみ衛生組合用地およびその周辺用地(調布市深大寺東町7-50-30ほか)
◇敷地面積 2.6ha
【検討内容】検討委員会の答申にそって6カ所の検討対象地から選定。
【施設規模など】
◇施設規模 304t/日程度
◇計画処理量 約8万1千600t/年
◇基準ごみ 低位発熱量9千200kJ/kg(2千200kcal/kg)(水分41.1%、可燃分50.6%、灰分8.3%)
◇低質ごみ 低位発熱量6千700 kJ/kg(1千600kcal/kg)
◇高質ごみ 低位発熱量1万1千800kJ/kg(2千800kcal/kg)
【検討内容】ごみの減量、資源化などを前提に、最小限で算定。
【処理方式】
◇焼却方式=ストーカ炉
◇灰の処理=エコセメント化施設において資源化
【検討内容】処理方式選定委員会の答申を尊重。
【環境保全計画】
◇排ガス排出濃度 ばいじん0・01 g/Nm3以下、硫黄酸化物(SOχ)10ppm以下、窒素酸化物(NOχ )50ppm以下、塩化水素(HCL)10ppm以下、ダイオキシン類0.1ng-TEQ/Nm3以下、水銀0.05mg/Nm3以下
◇排水放流基準および騒音、振動、悪臭の防止基準 法令などによる各種規制基準の厳守
◇周辺環境整備 周辺地域への環境影響に配慮(道路・交通状況への配慮、緑地の確保、景観への配慮)
【検討内容】市民の健康を最重要として対応。
【熱エネルギーの利用】
熱エネルギーの積極的な有効利用
【検討内容】地球規模の環境負荷低減に資する施設を目指す。
【コミュニティ機能】
「環境学習機能」と「ふれあい機能」が充実した総合施設
【検討内容】熱エネルギーを有効利用する。
【事業方式および事業費】
◇事業方式 PFI的手法の導入も含め検討
◇事業費 建設費150億円程度、運営費105億円程度、灰処理費76億円程度(公設公営方式で20年間稼働させたと想定した場合)
【検討内容】専門機関の調査結果を踏まえた。事業費は事例をもとに試算を行った。
【市民参加】
積極的な市民参加の場の設定
【検討内容】施設の諸問題を検討する市民連絡会(仮称)の設置などを予定している。
【事業スケジュール】
平成25年度稼働を目指す
◆ご意見をお寄せください
◇送付先 「〒181-8555三鷹市役所ごみ対策課」、【メール】gomi@city.mitaka.lg.jp、ごみ対策課新ごみ処理施設担当TEL内線2531
■家庭用生ごみ処理装置購入費助成制度 一部で助成額アップ!
市民または市内の事業所が生ごみを処理・減容する装置を購入した時、費用の一部を助成します(1世帯1基まで。ディスポーザー、業務用は対象外です)。
新年度から助成金額が一部でアップします。
◆助成金額 購入額は消費税抜きの本体価格のみ、助成額は1千円未満切り捨てです。
◇4月1日以降に購入した方
1基の価格が3千円以上=2分の1額(上限2万円)
◇3月31日までに購入した方 (1)1基の購入価格が3千円以上5万円未満=2分の1額(上限1万5千円)
(2)1基の購入価格が5万円以上=3分の1額(上限2万円)
◆手続方法 購入後1年以内に、領収書、保証書または装置の使用がわかる写真、印鑑、本人名義の金融機関口座番号のわかるもの(郵便局は不可)を持参し、ごみ対策課(市役所5階)へ申し込む。窓口で申請書、アンケートなどの記入あり。場合によっては使用状況の確認などが必要です。
対象となる機種についてはお問い合わせください。
→ごみ対策課TEL内線2533
■多摩地区の処分組合が新展開「東京たま広域資源循環組合」へ
三鷹市を含む多摩の25市1町で構成する「東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合」が、焼却灰資源化事業の推進を機に、4月1日から「東京たま広域資源循環組合」と改称しました。
同組合では、今年度から「エコセメント化事業」を実施し、新処分場建設が困難な中で、現処分場の延命化と資源循環型社会への新たな取り組みを行います。
→ごみ対策課TEL内線2533
■リサイクル講習会「お米の袋(レジ袋)からポシェット作り」
▽4月12・19日、いずれも水曜日午後1時30分〜3時30分(同一内容)。リサイクル市民工房(深大寺2-16-13)で。米袋1枚または色付きのレジ袋(大)3枚程度・かぎ針(5〜6号)・はさみ・ボタン持参。
▼事前に開館時間(水・木・土・日曜日の午前10時〜午後4時)に直接、同工房へ。各日先着10人。
→同工房TEL34-3196
■リサイクル市民工房「粗大ごみからの掘り出し物」
家具などの「掘り出し物」を抽選により低価格で提供します。
▽4月8日(土)〜15日(土)に同工房で展示と受付。16日(日)午前11時から抽選会。
▼申込時に抽選結果通知用の官製はがきを持参。当選者は抽選日の翌日曜日までに所定の手続きを済ませ、当選品を持ち帰ること。
※抽選時の車での来館はご遠慮ください。
→同工房(水・木・土・日曜日午前10時〜午後4時開館)TEL34-3196
■ふれあい援農ボランティア募集
農業に関心のある方、農家と交流し、市内農業を応援してみませんか。対象は農産物の生産ボランティアとして年間を通して農作業を手伝える方で原則として20歳以上の方。
今年の7〜11月に援農技術講座(立川市近郊で講義2回、現地視察研修会1回、市内援農実施農家で実技10回)を受講し、援農ボランティアとして認定後、来年より各農家で実際の活動を行います。東京都農林水産振興財団、三鷹市、JA東京むさし三鷹支店共催。
◆コース名 (1)野菜コース、(2)花きコース、(3)果樹コース、(4)植木コース。いずれも各専門農家で最高5人程度。
※傷害保険料(年間1千円)は各自負担。
▼5月19日(金)(必着)までに、往復はがきに希望コース・住所・氏名・年齢・生年月日・性別・電話番号を記入し「〒181-0004新川6-35-26JA東京むさし三鷹支店指導課」へ申し込む。定員20人(申込多数の場合は抽選)。
→同課TEL46-2152
■教育活動支援員の募集
◆職務内容 (1)小学校新1年生の学校生活全般の支援、(2)小学校での教科指導の補助
◆資格 (1)教員免許もしくは保育士免許を有する方、(2)教員免許を有する方
◆勤務場所 市立小学校
◆勤務期間 (1)4月上旬〜7月下旬、(2)4月上旬〜平成19年3月下旬。
◆勤務日 週5日20〜29時間(おおむね午前8時30分〜午後3時の間)
◆報酬など 時給1千80円、交通費840円以内で実費支給
▼指導室TEL内線3243へ申し込む。後日面接を実施。
■三鷹市社会福祉事業団職員の募集
◆職種 (1)看護職(契約職員1人)、(2)介護職(契約職員1人)、(3)介護支援専門員(契約職員1人)、(4)サービス提供責任者(契約職員1人)、(5)ホームヘルパー(登録職員若干名)。
◆応募資格 いずれも平成18年4月1日現在で、(1)50歳未満で正・准看護師免許保有者、(2)50歳未満の方、(3)45歳未満で、介護支援専門員有資格者、(4)50歳未満で、介護福祉士またはヘルパー1級有資格者、(5)ホームヘルパー2級以上の方。
◆勤務場所 (1)(2)老人保健施設はなかいどう(牟礼6-12-30)、(3)はなかいどう居宅介護支援事業所(牟礼6-12-30)、(4)ヘルパーステーションはなかいどう(牟礼6-12-30)、(5)三鷹市内の高齢者宅など。
くわしくは同事業団(土・日曜日、祝日を除く午前9時〜午後5時)TEL44-5211、【HP】http://www.mitaka.or.jpへ。
■精神障がい者通所授産施設「むうぷ舎」臨時調理員(1人)の募集
◆職務内容 施設利用者の昼食作り
◆応募資格 20〜65歳の調理が得意な方(栄養士、調理師歓迎)
◆勤務場所 むうぷ舎中原
◆雇用期間 平成19年3月末日まで
◆勤務時間 火・金曜日の午前9時15分〜午後0時45分(3時間30分)
◆時給など 900円、交通費は実費(1日420円まで)支給
▼4月17日(月)までに履歴書を「〒181-0005中原2-12-3むうぷ舎中原」へ郵送で申し込む。書類審査後、面接を実施。
→むうぷ舎中原 担当・新納(にいろ)TEL49-3583
■子育て支援事業に協力してくださるシニアを募集
(社)三鷹市シルバー人材センターでは、(1)市立保育園での保育補助、(2)保育園、学童保育所への送迎、(3)産前産後の方のお手伝いなどの子育て支援事業を実施しています。同センターの会員として活動していただける方を募集します。
対象はおおむね58歳以上で子どもの好きな方。(1)は特に、保育士としての経験のある方歓迎。
◆説明会 4月6日(木)午前10時から、同センター(新川6-35-16)で。
▼当日、直接会場へ。
→同センターTEL48-6721
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり