緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2006年3月19日11面

■「三鷹市教育ビジョンの策定に向けての提言」(最終まとめ)が出されました

「三鷹市教育ビジョン策定助言者会議」から2月20日、「三鷹市教育ビジョンの策定に向けての提言」(最終まとめ)が提出されました。
  この提言では、これからの子どもたちは「人間力」=「人としてよりよく生きていく力」と「社会力」=「人が人とつながり社会をつくる力」の両方を備えることが重要であるとし、これらをはぐくむ教育のために4つの視座を設定し、それに沿って具体的な提言が示されています。
  市教育委員会ではこの提言を受けて、平成18年度中に「三鷹市教育ビジョン(仮称)」を策定します。
◆「三鷹市教育ビジョンの策定に向けての提言」4つの視座
1 安心できる学校〜ゼロ歳から15歳までの「連携教育」を確立して、三鷹市民が安心して子どもを育てられる環境をつくる
(1)幼稚園・保育園と小学校の連携
(2)義務教育9年間に責任をもつ市内全校での「小・中一貫教育校」
(3)基本的な力をつけるための多様な学習機会の提供
(4)さまざまな子どもの状況に応じたきめ細やかな教育支援
(5)地域諸団体と連携した安全対策
2 自律した学校〜教育委員会のあり方を抜本的に見直し、新しい制度を活用して、学校のことは学校が責任を持って決められる体制を確立する
(1)校長の学校経営ビジョンに基づく特色ある学校づくり
(2)「学校運営協議会」を通じて地域住民が学校運営に参画する「コミュニティ・スクール」制度の導入
(3)意欲のある、三鷹にふさわしい教員の配置
(4)教員のキャリア支援と研修プログラムの充実
3 地域と共に創る学校〜よい学校を創るという共同プロジェクトを推進することで、地域コミュニティのソーシャルキャピタル(=地域力)を高める
(1)地域の参加による学校の共創
(2)NPO・企業・大学・研究機関などとの連携
(3)地域社会の拠点としての学校づくりの推進
4 情報共有のためのモニタリング(計画・実施・点検・改善)システム〜学校経営を効果的に実施し、学校についての情報共有を促進するためのモニタリングシステムを構築し活用することで、すべての学校で質の高い教育サービスが行われることを支援する
(1)教育活動の計画(Plan)
(2)教育活動の実施(Do)
(3)教育成果の点検(Check)
(4)課題の改善や調整(Act, Adjust)
◆「三鷹市教育ビジョン」策定助言者
◇金子郁容(慶應義塾大学大学院教授)
◇小松郁夫(国立教育政策研究所教育政策・評価研究部長)
◇小島宏(財団法人教育調査研究所研究部長)
◇玉村雅敏(慶應義塾大学助教授)
  提言の内容は市のホームページに掲載するほか、指導室(教育センター1階)でも閲覧できます。
  →指導室TEL内線3246


■「三鷹市立小・中学校給食のあり方検討委員会」が検討報告書を提出

「三鷹市立小・中学校給食のあり方検討委員会」(学校長、教員、学校栄養職員、PTAの各代表ほか13人で構成)から2月20日、検討報告書が提出されました。
  市教育委員会では、この報告書を受けて、保護者や市民のみなさんから幅広くご意見を聴きながら平成18年度前半に実施方針を定めます。
  →学務課TEL内線3238

【報告書の概要】
◆学校給食の質の充実

  三鷹市の特長である学校内の調理室で調理する「自校方式」の堅持を前提に、「食育の推進」「給食内容の充実」「安全・衛生管理の徹底」により質の充実を図る。
◇食育の推進 学校栄養職員を中心とした指導体制の充実を図るとともに、市内産野菜の活用や学校での研究活動を行い、家庭・地域とも連携して取り組む。
◇給食内容の充実 献立の充実や新鮮でおいしい市内産野菜活用の拡大、食物アレルギーへのよりきめ細かい対応などを図る。
◇安全・衛生管理の徹底 食中毒防止や安全な食材の調達を目指すなど徹底を図る。
◆学校給食の効率化
  厳しい財政状況のなかで質の充実を図るためには、これまで以上に運営の効率化が必要であり、調理業務の民間委託化を進める必要がある。
  ただし、学校給食の実施責任者は教育委員会および学校であり、安全でおいしく栄養バランスのとれた豊かな給食の提供のため、献立作成や材料の発注、でき上がった給食の検査などは学校栄養職員、校長が責任を持って行い、民間委託する業務の範囲は、調理、洗浄作業などに限定するべきである。
  民間委託の実施は、当初は複数のモデル校で実施し、その実績を検証・評価しながら改善を図り、段階的に拡大する方法が望ましい。
  報告書の内容は市のホームページに掲載するほか、学務課(教育センター1階)でも閲覧できます。


■「中近東の織物 〜コプト織とペルシア錦・絨毯〜」展

中近東文化センター付属博物館
大沢3-10-31 TEL32-7111 FAX31-9453

「コプト」とは、3世紀末以降のキリスト教徒化したエジプトの人々を表す言葉で、彼らが生み出したつづれ織りを主とする織物を「コプト織」と称します。また金糸や銀糸を織り込んだイランのサファヴィー朝時代の「ペルシア錦」は、繊細なデザインと豊かな色彩とで見る者を魅了します。
  中近東文化センター所蔵の「コプト織裂」約40点と17〜19世紀の「ペルシア錦」約20点を中心に、製作された時代の歴史や織りの構造、用途などと併せてご紹介します。

▽7月2日(日)まで(月・木曜日を除く)の午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)
◆入館料 一般800円、高校生・大学生500円、65歳以上400円、中学生以下無料。団体割引あり。三鷹市・武蔵野市民は100円(住所確認できるものをお持ちください)。
◆展示解説 毎月第1・3日曜日午後1時から。
  →直接会場へ。
◆講演会 
(1)コプトの人々と文化について(早稲田大学エジプト学研究所客員助教授 長谷川奏さん)=3月25日、(2)中近東の織物(国士舘大学イラク古代文化研究所共同研究員 坂本和子さん)=4月15日、(3)イスラームの錦(神奈川大学専任講師 阿部克彦さん)=5月13日、(4)イランの風土と絨毯(ミーリーコレクション日本代表 アリ・ソレマニエさん)=6月10日、(5)イラン人と布〜その歴史と伝統(元東京大学東洋文化研究所文部技官 千代延惠正さん)=6月24日、いずれも土曜日午後1時30分〜3時、聴講料500円。
  →事前に電話またはファクスで申し込む。
◆関連イベント
(1)手紡ぎ羊毛糸の藍染め体験=5月中の日曜日午後2時〜5時。各先着6人。参加費1,500円。
  →事前に電話またはファクスで申し込む。
(2)ピアノとサックスによるイラン音楽へのアプローチ=6月17日(土)午後1時〜2時。参加費無料。
  →当日、直接会場へ。
◆市民展示
三鷹市、武蔵野市で活動している織物や染織の教室・グループのみなさんの作品を展示。

金糸綴多彩ボッテ葉文綿 イラン 17世紀末
※写真はPDFファイルをご覧ください。

中近東文化センター付属「三笠宮記念図書館」連続講演会
「次世代に語り継ぐもの〜ナポレオン、アブシンべル、死海文書〜」

(1)「諸君!4,000年の歴史が見つめている」〜ナポレオンのエジプト遠征がエジプト研究学の基盤となった(同センター理事長 牟田口義郎さん) =4月16日、(2)「アブシンベル神殿は残った」〜世界遺産とエジプトのアスワンハイダムの関係(同センター理事 鈴木八司さん) =4月23日、(3)「死海文書は羊飼いによって発見された」〜死海文書が聖書研究に与えた影響(同センター常務理事 池田裕さん) =4月30日、いずれも日曜日。
▽午後1時30分〜2時30分、同センター大講堂で。参加料1,500円。
▼事前に同センターに電話またはファクスで申し込む。定員200人。


■三鷹ネットワーク大学春学期講座受講生募集中!

(1)国際基督教大学企画講座「平和・安全・共生を考える2」
  昨年秋学期に開講した講座の第二弾。今回は外国人講師を中心に、さまざまな角度から世界規模での「平和・安全・共生」について考えます。
  ※外国人講師には同時通訳がつきます。
▽4月20日〜6月8日の毎週木曜日(全7回)午後7時〜8時30分。講師・テーマは別表のとおり。受講料各回1千円。ただし在勤を含む市民の方は各回700円、市民で学生の方は各回600円。
  ※最終回のみの受講はご遠慮ください。
(2)国立天文台企画サロン「アストロノミー・パブ」
▽4月15日(土)午後7時〜8時30分。テーマは「皆既日食と太陽研究最前線」。出演は国立天文台副台長・前太陽観測所長の桜井隆さん、立教大学・矢治健太郎さん。受講料3千円(飲食代を含む)。
▼(1)(2)は申込書に必要事項を記入し、三鷹ネットワーク大学へ直接または郵送で申し込む。募集要項は同大学、市役所1階受付、市政窓口、コミュニティセンター、図書館、社会教育会館、市民協働センターで配布するほか、市のホームページからダウンロードできます。
  (1)は各回先着30人。(2)は3月31日(金)までに申し込む。定員15人(申込多数の場合は抽選)。
  →同大学TEL40-0313(月曜日・祝日を除く午前9時30分〜午後7時。日曜日は午後5時まで)。
(3)明治大学リバティ・アカデミー サテライト講座「社会人のための会計の新潮流・入門」
  会計を理解すると経営が見える!財務会計、管理会計、会計監査、税務など「会計の森」を最新の話題からご案内します。
▽5月18日〜6月8日の毎週木曜日(全4回)午後7時〜8時30分。講師・テーマは別表のとおり。受講料1万円。市民の方は入会金(3千円)が無料になります。
▼(3)は明治大学リバティ・アカデミーTEL03-3296-4423へ直接申し込む。先着20人。

※詳細はPDFファイルをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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