緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2006年3月19日1面

■4月から第二中学校区に市立小・中一貫教育校「にしみたか学園」が開園します

  いきいきと子どもが輝く学校教育の実現をめざして

 この4月から、第二中学校区(第二小学校、井口小学校、第二中学校)に小・中一貫教育校「にしみたか学園」が開園します。
  三鷹市で実施する小・中一貫教育校は、現行の学校制度の枠組みの中で学校と地域がともに手を携え、義務教育9年間を通して子どもたちの人間力を育てていこうとするものです。中学校区を単位として、保護者や地域住民のみなさんが学校運営そのものに積極的にかかわるコミュニティスクールを基盤として、9年間の一貫したカリキュラムのもとに小・中学校の教員、児童・生徒の連携と交流を深める教育活動を行います。
  今後、第二中学校区での実践の成果を検証しながら、順次市内全中学校区で小・中一貫教育校を開設していきます。
  →指導室TEL内線3245

二中のクラブ活動(陸上部、家庭科部、パソコン部)に小学生が参加し、交流を図りました。
※写真はPDFファイルをご覧ください。

「にしみたか学園」の基本方針
○既存の小・中学校を存続し、児童・生徒は現在の小・中学校に在籍しながら、一人ひとりの個性や能力を伸ばし、人間力をはぐくむことを義務教育9年間の一貫教育により実現していきます。
○9年間を通した一貫カリキュラム(指導計画)のもとに、小・中学校間の児童・生徒や教員の連携・交流を図るとともに、保護者や地域の方々が学校運営に積極的に参画するコミュニティスクールを取り入れた学校づくりを進めます。

系統性のある一貫カリキュラムで 授業が一層充実します
  9年間の一貫カリキュラムを編成することにより、教員はその学年で指導している既習内容を確認し、次の段階の学習への見通しを確認しつつ進めることができます。また、教員同士が一貫した方針を共有でき、学習内容、指導方法、教材・教具の活用、評価方法などを9年間で計画的・継続的に実施できます。さらに、連続したカリキュラムによる学習が進められるため、児童・生徒がつまずきやすい単元や重点的に指導すべき事項が明らかになり、各学年で学習内容を定着させ、小学校と中学校との無理のない接続が図れます。

特色ある教育活動を展開します
英語活動
小学校から英語に親しむことで中学校での英語科の学習への導入をスムーズにし、実践的コミュニケーション能力と国際的な感覚をもつ児童・生徒を育成します。
IT学習(情報教育)
高度情報社会を生きていくために、コンピューターや情報ネットワークなどの情報手段を適切に活用できる資質や能力を育成します。
地域(三鷹)学習
三鷹の自然や文化、産業、伝統など身近に生きた題材をテーマとして取り上げ、地域や社会に関心を持ち、主体的に関わる態度などを育成します。
生き方・進路指導
児童・生徒自ら、現在や将来の生き方を考え、望ましい職業観や勤労観を育むことができるよう計画的・系統的な指導を行います。

児童と生徒、小学校と中学校の先生が 相互に連携・交流します
○小学校と小学校、小学校と中学校の児童・生徒が互いの運動会や学芸会、部活動・委員会活動や自然教室などを通じて、人間関係が深まるような交流活動の充実を図ります。
○中学校の教科担任が専門性を生かして小学校で指導したり、小学校の教員が中学校の少人数指導や選択教科の一部を担当するなど、教員間の交流を推進します。

保護者・地域住民が学校運営に 積極的に参加するコミュニティスクールを推進します
  学校と保護者、地域のつながりをより一層深め、地域のみなさんが学校運営に積極的に参画するとともに、子どもたちの学習活動に教育ボランティアや特別講師として参加するなど、地域全体で学校を支える仕組みをつくります。また、平成19年度には「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」に定める「学校運営協議会」の制度を導入し、3校の学校運営協議会の協議機関としての「コミュニティスクール委員会」を設置し、小・中一貫教育校としての円滑な学園運営を推進します。

※詳細はPDFファイルをご覧ください。



■市長コラム 三鷹市長 清原慶子

水がもたらす解放感 〜心身障がい児水泳教室30年〜

 三鷹市が主催し、西殿妙子委員長を中心とする「三鷹特殊赤十字奉仕団」の皆さんが、ボランタリーに指導を担当している「心身障がい児水泳教室」が、今年度で30周年を迎え、3月5日に水上運動会と閉講式が開催されました。
  参加者の皆さんは、それぞれの力に合わせて泳法を選び、距離別のレースやゲームに挑戦します。それをボランティアの指導員や介助者が支援します。日頃の練習の成果を発揮してゴールすると、拍手が大きく湧き上がります。
  参加者の保護者の皆さんのレースもありました。参加者も保護者の皆さんも、練習の成果を発揮されてのゴール後のすがすがしい笑顔が、その達成感を表しています(写真参照)。 ※写真はPDFファイルをご覧ください。

  30年前に団体が発足した当時は障がい者の皆さんが参加するスポーツも多くはありませんでした。障がい種別の違いを超えて共通に楽しめる水泳指導を中心に組織が作られた事は大変有意義でした。障がい者の大会やスペシャルオリンピックに参加するなどの実績も挙げてきました。
  昨年秋には、保護者の皆さんが主催した記念夕食会が開催され、受講者と保護者の皆さん、ボランティアの皆さんに加えて、市役所の担当職員も一堂に会した、とても和やかな会話のはずむ会でした。
水は、受講者である心身障がい児・障がい者の皆さんだけでなく、保護者の皆さんや介助者の皆さんに伸びやかな解放感をもたらすものだと感じました。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

▲ページのトップへ

目次ページに戻る

トップページへ戻る


三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)