緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2006年2月5日9面

■障がい者の福祉サービス・利用者負担が大きくかわります

4月から障害者自立支援法が施行

 障害者自立支援法が4月から施行されます。この法律は、これまで障がい種別ごとに異なる法律に基づいて自立支援の観点から提供されてきた福祉サービス、公費負担医療などについて、共通の制度の下で一元的に提供するものです。今回は、新たな制度の概要についてご案内します。
  →地域福祉課TEL内線2656

変更点5つのポイント

(1)障がいの種別(身体障がい、知的障がい、精神障がい)にかかわらず必要なサービスが利用できるように、サービス利用の仕組みを一元化し、施設や事業も再編します。
(2)市町村が責任をもって一元的にサービスを提供します。
(3)利用者がサービスの利用量と所得に応じた負担を行うとともに、国と地方自治体の費用負担をルール化して財源を確保し、必要なサービスを計画的に充実します。
(4)一般就労への移行を目的とした事業を創設し、障がい者が働きやすい社会をめざします。
(5)公平なサービス利用のために支給決定の仕組みを透明・明確化します。サービスの必要性を判定する全国統一の基準や市町村審査会の仕組みを導入します。

新しいサービス(10月から施行)

 新しい障がい者の福祉・医療サービスは、「自立支援給付」と「地域生活支援事業」を柱とした次の内容です。
◆自立支援給付
◇介護給付 在宅や施設の介護サービス。障がい程度区分によって受けられるサービスが異なります。
◇訓練等給付 適性に応じた自立訓練、就労支援など。
◇自立支援医療 従来の「精神通院医療」「更生医療」「育成医療」を統合(4月から施行)。
◇補装具 身体機能を補完、代替する補装具を購入する費用を支給。
◆ 地域生活支援事業
  地域の特性や個人の状況に合わせて柔軟に実施する「コミュニケーション支援」「移動支援」や、通所で創作的活動などを行う「地域活動支援センター」など。

サービスの利用決定

 「介護給付」「訓練等給付」の利用にあたっては、(1)障がいの程度、(2)介護者や生活の状況、(3)本人や家族の意向、(4)訓練や就労についての評価などを勘案し、サービスの必要性を総合的に判定して決定します。
◆障がい程度区分の認定
◇一次判定 心身状況について全国統一の106項目の質問調査
◇二次判定(介護給付のみ) 学識経験者などによる「市町村審査会」での検討
  サービス利用希望者は、一次・二次判定の結果から区分「1」〜「6」または「非該当」のいずれかに認定されます。障がい程度区分によって受けられるサービスが異なります。

利用者負担について(4月から施行)

◆定率負担 サービス利用負担は、利用料の1割の定率負担になります。ただし、所得ごとに上限額が設定されています。
◆実費負担 施設での食費・光熱水費などは実費負担になります。負担ルールは障がいの種別にかかわらず共通となります。

利用者負担の軽減策

◇上限額を設定
  定率負担では、所得に応じて4つの区分で上限額が設定されます(別表)。
◇入所施設などでの個別減免
  入所施設等(20歳以上)やグループホームを利用する場合、市民税非課税世帯で預貯金などが350万円以下の方は、定率負担を減免します。
◇社会福祉法人による減免
  社会福祉法人が提供する通所サービス、入所施設など(20歳未満)やホームヘルプサービスを利用する場合、3年間経過措置として、市民税非課税世帯で収入や資産が一定以下の方は、ひとつの事業所における利用者負担額の上限が半額となります。
◇同一世帯にサービス利用者が複数いる場合の負担上限
  同一世帯に障がい福祉サービスを利用する方が複数いる場合や、障がい福祉サービス利用者が介護保険のサービスを利用した場合、月額負担上限額は変わりません。
◇食費などの軽減措置
・入所施設 低所得者を対象に、食費・光熱水費を負担しても一定の金額が手元に残るように補足給付があります。
・通所施設 低所得者の場合、施行後3年間、食費の利用者実費負担は食材料費のみ(人件費相当分は除く)とします。
◇生活保護への移行防止策
  サービス利用負担のために生活保護の対象となる場合には、対象とならない額まで定率負担の上限額と実費負担分を引き下げます。

※図表はPDFファイルをご覧ください。


■講演と交流のつどい「響きあうまち〜ユニバーサルデザインの彼方〜」

 三鷹市、三鷹市障害者福祉懇談会主催。
  障がい者とともに地域で活動するみなさんと一緒に、「心のバリアフリー」について考えてみませんか。
▽2月18日(土)正午〜午後4時、市民協働センターで。
◆第一部(正午〜午後1時45分)=講演「バリアフリーのまちづくり〜共生社会とわたしたち〜」(全国ユニバーサルサービス連絡協議会代表の井上滋樹さん)
◆第二部(午後2時〜4時)=「地域をつなぐ実践交流会〜障がいのある人たちの地域生活を支援するために〜」 市内の障がい者福祉施設や作業所(三鷹はなの会・ゆうゆう舎、巣立ち会・巣立ち風、障害者地域自立生活支援センター・ぽっぷ、アクティビティセンターはばたけ)のみなさんによる発表。
▼当日、直接会場へ。
  →地域福祉課TEL内線2618


■傍聴できます「介護保険事業計画検討市民会議」

▽2月17日(金)午後7時から、教育センター3階大研修室で。市民のみなさんからのご意見を踏まえた計画案の検討など。市民会議後に健康福祉審議会を開催。
▼当日、午後6時50分までに直接会場へ。
  →高齢者支援室TEL内線2684・地域福祉課TEL内線2612


■市民ふくし講座「成年後見制度や財産管理・遺言などについて」

 三鷹市社会福祉協議会主催。対象は在勤・在学を含む市民。
▽2月5日(日)午後1時30分〜4時、福祉会館で。講師は成年後見センター・リーガルサポート司法書士の前田稔さん、稲岡秀之さん
▼当日、直接会場へ。定員80人。
  →同協議会権利擁護センターみたかTEL46-1203


■よろず介護相談会

 福祉会館在宅介護支援センター主催。
▽(1)2月16日(木)=上連雀堀合地区公会堂、(2)17日(金)=上連雀通北地区公会堂。時間はいずれも午後1時30分〜3時30分。
▼いずれも当日、直接会場へ。
  →三鷹市社会福祉協議会TEL79-3505


■恩給欠格者、引揚者のみなさんへ

 独立行政法人平和祈念事業特別基金では、旧軍人などで恩給などを受けていない恩給欠格者の方、終戦に伴い国外地域から引き揚げてこられた方に、内閣総理大臣名の書状などを贈呈しています。
  資格要件など、くわしくは同基金TEL0120-234-933・【HP】http://www.heiwa.go.jpへ。
  ※請求書類は地域福祉課(市役所2階)にあります。


■あたたかい善意

[三鷹市社会福祉協議会への寄付]
◆一般寄付    (敬称略)
◇3万円 2大崎電工大崎勝利 ◇10万円 1NTTデータ第二公共システム事業本部第一公共システム事業部チャリティバザー実行委員会 ◇4千450円 山梨靖子 ◇5千円 米田登美子 ◇3万円 東川敏男 ◇6万3千609円 ニューヨーク娯楽場お客様御一同 ◇10万円 菊地長代 ◇5千円 五味美智子 ◇5千800円 レクリエーション・ダンス ◇2万5千円 中山操子 ◇5千円 三鷹市社会教育会館のつどい模擬店部門有志一同 ◇5万6千570円 三鷹市老人クラブ連合会翁媼美会 ◇1万円 金子和子 ◇2千円 吉野壽夫 ◇6千261円 角田整形外科の患者様とスタッフ一同 ◇5千365円 石井福江 ◇2千円 高井朝子 ◇1万円 歩数計愛好者 ◇5千円 ダンスサークル三鷹 ◇6千円 JAM横河電機労働組合 ◇1万741円 リサイクル市民工房(募金箱) ◇1万587円 三鷹駅市政窓口 ◇4万5千600円 リサイクル市民工房 ◇10万9千円 匿名(4件)
◆愛の一円玉募金
◇1千609円 矢澤八千男 ◇1万1千738円 富澤タイ子 ◇4千302円 深明会 ◇487円 北野東晴クラブ ◇1千948円 いきいき俳句会 ◇308円 塚本澄子 ◇1千148円 常盤会 ◇2千86円 下連雀羽衣会 ◇4千296円 牟礼寿会 ◇1万7千590円 平寿会 ◇1千274円 四ツ葉ときわクラブ ◇5千7円 菊池たけ子 ◇1千34円 中原三葉会 ◇977円 三鷹市赤十字奉仕団 ◇6千921円 三笑会 ◇729円 山中百生会 ◇154円 石谷孝子 ◇1万111円 三鷹の森の体操会 ◇249円 角田整形外科の患者様とスタッフ一同 ◇437円 田中武士 ◇386円 松田仲子
◆福祉基金
◇70万円 三鷹不動尊井口院
◆ボランティア基金
◇2万8千円 古切手寄付者一同
◆香典返し寄付
◇5千円 山岡様より
◆指定寄付
(市の福祉のために)
◇200万円 前田成實 ◇30万円 ボスコ・ワールド


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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