緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2006年1月15日10面

■流行する前に! 高齢者の方などのインフルエンザ予防接種を
  一部公費負担で実施 1月31日(火)まで

対象者 接種日当日で(1)65歳以上の高齢者、(2)60〜64歳で心臓病、腎臓病、呼吸器疾患、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害の方で、身体障害者手帳(1級)をお持ちの方。
期間 1月31日(火)まで
接種 1回(自己負担額2千200円)
  ※生活保護受給者には負担免除あり。くわしくは生活福祉課TEL内線2641へ。
実施医療機関 市内協力医療機関(下表のとおり)
  ※調布市の医療機関でも予防接種を受けることができます。くわしくは問い合わせを。
  →総合保健センターTEL46-3254

※詳細はPDFファイルをご覧ください。


■健康コラム 妊婦とワクチン

 ワクチンには生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイド、遺伝子組み換えワクチンなどがあります。従来は妊娠中の女性にはいずれのワクチンの接種も禁忌とされてきましたが、1994年に予防接種法改正が行われてからは、その状況も少し変わってきました。
  現時点での妊婦の予防注射についての一般的な見解としてはポリオ、麻疹(はしか)、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、水痘(水ぼうそう)などの生ワクチンは胎児への影響を考慮して原則として、全妊娠期間を通じて接種を行いません。中でも、風疹ワクチンについては接種後も2カ月間避妊が必要です。風疹以外の生ワクチンでも抗体が産生されるまでの1カ月間の避妊が推奨されています。なお、麻疹ワクチンや風疹ワクチンを接種した者から周りの人にウイルスが感染することはありませんので、妊婦のいる家庭のお子さんに接種しても問題はありません。
  生ワクチンは妊婦に禁忌であることは明白ですが、インフルエンザのような不活化ワクチンでさえも、わが国では妊娠中の接種に関する安全性は確立していないので、妊婦もしくは妊娠している可能性のある婦人には接種しないことを原則とし、予防接種の有益性が危険性を上回ると判断される場合だけ接種することになっています。つまり、不活化ワクチンは体内では増殖しないので妊婦にも接種可能ですが、積極的に接種を勧めることはわが国では少ないです。それというのも、妊婦にワクチンを接種した場合の客観的なデータがきわめて乏しいからです。
  ところが、わが国では低い接種率であるそのインフルエンザワクチンも米国ではインフルエンザに関連した合併症の危険性が高いので、流行期にある妊娠14週以上の妊婦は予防接種を受けるべきであると、むしろ奨励されており、予防接種を施行した中での胎児への副作用は観察されていません。
  一方、妊娠中のインフルエンザ感染による妊婦には肺炎や心不全、脳炎などのリスクも報告され、胎児には流早産の可能性や奇形との関係が議論され、さらに新生児期を超えてもリスクが報告されています。それに、タミフルなどの抗ウイルス剤の妊婦への投与可能についての安全性はまだ確認されるに至っておらず、これからのインフルエンザの流行期にそのワクチンの意義は高いと思われます。
  さらに欧米では副作用は少なく、安全に施行できるばかりではなく、出生した新生児や乳幼児は早期のインフルエンザ感染症に対しても防御的に作用するという報告もあるくらいです。具体的な指針が期待されますが、いずれにせよ、今は流行期にインフルエンザに感染する機会が多いと思われる場合やかかりやすい人ならワクチンを施行しておいたほうが無難なようです。
(三鷹市医師会)


■市民健康講座 骨粗しょう症と付き合う

 対象はおおむね60歳以上の市民。高齢期を元気に過ごせるよう、整形外科医が骨粗しょう症と上手に付き合う方法をお教えします。
▽1月26日(木)午後1時30分〜3時30分、三鷹駅前コミュニティセンターで。講師は三鷹市医師会の松崎正司さん。健康手帳を持参。
▼1月16日(月)午前8時30分から総合保健センターTEL46-3254へ直接または電話で申し込む。先着50人。


■確定申告手続き 医療費・障害者控除の証明書を発行します

 市では、条件に該当する方に、おむつに係る医療費控除、65歳以上の障害者・特別障害者控除の確定申告の手続きに用いる証明書類を発行します。

おむつに係る費用の医療費控除
  次のすべての条件に該当する方に、初めての控除申請時に必要な「医師の証明書」(ほかに「おむつ代の領収書」も必要)に代用できる「確認書」を発行します。
◇(1)おむつ代の医療費控除を受けるのが2年目以降、(2)要介護認定の通知をすでに受けている、(3)要介護認定時の「主治医意見書」の記入日が平成17年中で、寝たきりで尿失禁の可能性が確認できる方。

障害者・特別障害者控除
  次の条件と(1)または(2)に該当する方に、障害者手帳なしでも控除を受けられる認定書を発行します。
◇平成17年12月31日現在、市内在住で65歳以上の寝たきりなどの状態にある、(1)要介護認定の通知をすでに受けている、または、(2)寝たきりなどの状態に該当する医師の診断書を持っている方。
▼高齢者支援室(市役所1階(12)番窓口)へ申し込む。くわしくは同室TEL内線2624へ。


■介護教室「老年期認知症の正しい知識とその対応」

 けやき苑在宅介護支援センター主催。市内8カ所の在宅介護支援センターでは、在宅福祉の相談に応じているほか、介護教室を開催しています。
  今回は、三大認知症を例に、対応方法や早期発見、治療、予防などをお話しいただきます。
▽1月21日(土)午後2時〜4時、けやき苑在宅介護支援センター(深大寺2-29-13)で。講師は横浜市大医学部名誉教授の小阪憲司さん。
▼当日、直接会場へ。
  ※駐車場はありません。
  →高齢者支援室TEL内線2622


■介護教室 ドクター落語「休肝日」

 どんぐり山在宅介護支援センター主催。ドクター落語(民医連)真打ちの稲垣亭三河師匠(芝病院名誉院長、医学博士の稲垣元博さん)のお話で、大事な肝臓を守るための正しい知識や予防法を学びます。
▽1月28日(土)午後2時〜4時、どんぐり山在宅介護支援センター(大沢4-8-8)で。
▼当日、直接会場へ。
  ※駐車場がないので自転車、バスなどでお越しください。
  →高齢者支援室TEL内線2622


■介護者移動談話室

 社会福祉協議会主催。対象は在宅などで高齢の家族を介護している市民の方。
▽2月23日(木)午前8時45分市役所集合、観光バス利用、横浜赤レンガ倉庫、中華街(昼食)、横浜クルーズなど。午後5時市役所到着予定。
▼1月16日(月)〜27日(金)に同協議会TEL79-3505へ申し込む。参加費1千円。定員70人(申込多数の場合は抽選)。


■多摩府中保健所からのお知らせ  TEL042-362-2334

1月の食品衛生出張窓口
▽1月26日(木)午後1時30分〜4時、総合保健センター別館1階で。
業務内容 (1)食品関係営業許可の更新申請受付、(2)食品衛生の相談受付。
  ※次回は2月23日(木)です。


精神保健相談
精神保健医療相談 2月24日(金)、27日(月)
思春期相談 2月15日(水)
アルコール相談 2月13日(月)   いずれも午後2時〜4時。
▼事前に同保健所へ電話で申し込む。相談場所が武蔵野三鷹地域センター(旧三鷹武蔵野保健所)と三鷹市総合保健センターに分かれることがありますので、申し込みの際必ず場所をご確認ください。
  ※相談日以外でも、保健師が相談に応じています(要予約)。


■食品衛生実務講習会
  「最近の食品衛生に関する問題や食品衛生自主管理について」

 対象は武蔵野市・三鷹市内の食品関係営業者および食品衛生責任者。
▽2月9日(木)午後2時〜4時、武蔵野公会堂で。講師は同保健所武蔵野三鷹地域センター食品衛生監視員。
▼くわしくは同保健所武蔵野三鷹地域センターTEL54-2209へ。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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