緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2005年12月18日7面

■平成18年4月から市立小・中一貫教育校が開設されます

  「三鷹市立小・中一貫教育校の開設に関する実施方策」概要

 教育委員会では12月7日、平成18年4月に第二中学校区(第二小学校・井口小学校・第二中学校)に開設する小・中一貫教育校について、「三鷹市立小・中一貫教育校の開設に関する実施方策」を策定しました。同実施方策は市のホームページに掲載のほか、指導室(教育センター1階)で閲覧できます。

主な基本方針
◇既存の小・中学校を存続し、児童・生徒が現在の学校に在籍しながら個性や能力を伸ばし、人間力をはぐくむことを義務教育9年間の一貫教育で実現していきます。
◇9年間を通した一貫カリキュラム(指導計画)のもとに、小・中学校間の児童・生徒や教員の連携・交流を図り、保護者や地域の方々が学校運営に積極的に参画する「コミュニティスクール」づくりを進めます。

学校運営について
(1)第二中学校区の3校を一つの学園とし、「教育目標」「めざす児童・生徒像」を定めます。
(2)組織体制の整備
 <1>3校の校長の中から学園長・副学園長を置きます。
 <2>3校共通の校務分掌組織を整備します。
 <3>学園の運営委員会を定期的に開催します。
(3)学園名称を定め、学園旗・学園歌は開校後に作成します。
(4)指導体制など
 <1>教員の相互乗り入れによる授業交流を行い、小・中学校の教員の専門性を生かした指導を行います。
 <2>「基礎」「補充」「発展」に対応した授業と少人数指導の体制を整備します。
 <3>小学校中学年以上で教科担任制授業に順次取り組みます。
 <4>小学校高学年を対象に、一定時間の「選択制学習」を実施します。
 <5>ALT(外国語指導助手)の配置を充実し、小学校1年生から全学年で英語活動に取り組みます。
 <6>計画的・継続的に生き方・進路指導を行います。
(5)小・中学校で多様な交流活動を行います。

カリキュラムについて
(1)9年間を通して円滑な接続ができるよう、各学年の指導内容で重点を置く内容と軽減を図る内容をカリキュラムの中で明確にします。
(2)9年間の学習段階に応じ、「基礎・基本を繰り返して習熟を図る時期」「基礎・基本を生かして思考力・判断力・表現力をつける時期」「基礎・基本を応用して個性・能力を伸ばす時期」の3つの時期に区分します。現行の学習指導要領に位置付けられている教科などのカリキュラムは、要領の範囲内の内容で作成します。
(3)小学校高学年からの「選択制学習」のカリキュラムを作成します。
(4)補充的な学習を充実するとともに、発展的な内容を扱うカリキュラムを作成します。
(5)小学校1年生から全学年で実施する英語活動のカリキュラムを作成します。
(6)計画的・系統的な指導が行われるよう生き方・進路指導のカリキュラムを作成します。
(7)9年間の一貫したカリキュラムは、平成17年度・18年度の2カ年で作成します。
【17年度作成】「国語」「社会」「算数、数学」「理科」「英語」「生き方・進路指導」
【18年度作成】「音楽」「図画工作、美術」「体育、保健体育」「家庭、技術・家庭」「地域(三鷹)学習」「IT学習(情報教育)」
  また、カリキュラム実施の中で学習効果などの検証を行い、改善につなげていきます。

コミュニティスクールについて
(1)学校と保護者・地域のつながりを一層深め、地域のみなさんが学校運営に参画する仕組みを構築します。
 <1>平成18年度に、現在3校に設置されている「学校運営連絡会」の機能を拡充した組織に改編し、「コミュニティスクール委員会」を設置します。
 <2>19年度以降、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく「学校運営協議会」を3校に設置し、協議機関としての「コミュニティスクール委員会」を設置します。
(2)第二中学校区の保護者、地域から教育ボランティア=サポート隊(ゲストティーチャー、学習アシスタント、施設メンテナー、環境サポーターなど)を募集します。募集などは「コミュニティスクール委員会」内の「コーディネート部会」が担います。
(3)学校と家庭・地域との情報交流のために、地域イントラネットを最大限活用します。また、「イントラネットサポート隊(仮称)」により技術面や運用面での支援を行います。
  →指導室TEL内線3245


■消費者相談窓口から 211 TEL47-9042

 英会話教室を解約したい

〈相談〉
  英会話のグループレッスンを申し込みました。1年間で100レッスン、授業料は50万円を25回のローン支払いにしました。すでに2回レッスンを受けましたが、イメージが違っているのでやめるつもりです。今解約すると解約料はどれくらいかかりますか。テキストは1冊使っています。

〈処理〉
  契約日から7日目に、センターに相談がありました。契約書を確認すると、特定継続的役務と分かり、クーリング・オフの対象なので8日以内であれば無条件で解約することができます。相談者は、はがきで郵便局から簡易書留にして、英会話教室と信販会社にクーリング・オフ通知を発信しました。後日相談者は、テキストを使ったまま返却し、解約料は請求されませんでした。
  クーリング・オフの場合に事業者は、違約金・損害賠償金を請求することができません。また返還・引き取りに関する費用も事業者が負担することになっています。
  ※消耗品(化粧品・健康食品等)は、未使用分のみクーリング・オフすることができます。
  クーリング・オフ通知は、はがきの配達が遅れて年を越してもかまいません。クーリング・オフ期間内に発信することが大切です。

クーリング・オフの注意事項
◇電話や口頭ではなく、必ず書面で行いましょう。
◇はがきは、両面をコピーして保管しましょう。
◇はがきは、郵便局から「簡易書留」か「配達記録郵便」で出しましょう。
(三鷹市消費者相談員)

※詳細はPDFファイルをご覧ください。


■社会福祉事業団で看護職(若干名)を募集

 平成17年4月1日現在50歳未満で、正・准看護師免許を持つ方。勤務場所は老人保健施設はなかいどう(牟礼6-12-30)。
  くわしくは同事業団TEL44-5211(午前9時〜午後5時)へ。


■給食ボランティア募集

 市では、おおむね65歳以上の方だけの世帯で買物や家事が困難な方に週2回、ボランティアのみなさんのご協力で昼食や夕食を届ける「ふれあい型食事サービス」を行っています。
  連雀コミュニティセンターで調理・配達活動を行っているグループ「赤とんぼ」で、ボランティアメンバーを募集します。
◆活動日 毎週月・金曜日。調理または配達のみの参加も可。
  →沖谷宅TEL090-2204-7869


■がんばっています!地元商店会

 このコーナーでは工夫をしながら商店会の活性化に取り組んでいる、地元商店会を随時紹介していきます。

常に楽しく盛り上げています 〜「山中商栄会」〜

 今回ご紹介する山中商栄会は、三鷹通りと山中通りの交差点の西側から始まる500メートルほどの商店会です。
「下町のような人情あふれる商店会にしたい」と竹内同会会長が話すとおり、人情が売りの商店会。買物のお客さんが休めるようにと店先にベンチを置いている化粧品店や、子どもたちに本の紹介をしてくれる本屋さんなど、お客様を温かく迎えるお店がたくさんあります。たとえば、スーパーなどでまとめ売りされているような野菜などを1個からでも買えるというお客様への細かい対応や、お店の人とのコミュニケーションを大切にするなど、身近な商店会の特徴を活かした商店会づくりを目指しています。
  ここ数年、周辺にスーパーや大型店が多くなり、商店会の売り上げ全体は減少気味だそうですが、竹内会長は「私は祭りのように楽しいことが大好き。商店会という『みこし』をみんながわっしょい、わっしょいと担ぐような活気のある商店会にしたい」と笑顔を絶やさず話してくれました。
  みなさんも一度、山中商栄会にお越しになりませんか。
  →生活経済課TEL内線2542


■第52回市民文化祭入賞者が決まりました(敬称略)

【花季さつき展】
文化祭賞 斉藤大介◇特選 横幕直和◇入選 鴨下正行、加藤モト、酒井真治

【菊花展】
文化祭賞 小林恒和◇優等花 馬場弥、且田幸三、鴨下喜代澄、吉田光治、渡辺忠雄、井上良助、小松孝男、星野庄蔵、大河内嘉門、田辺義朗、佐原章彦、尾崎錦八

【写真展】
文化祭賞 浅野幸雄◇特選 三上茂、佐藤忠◇入選 松崎惣一郎、野村典儀、平塚信義、◇佳作 中村昭典、峯岸重徳、永井凱巳、岩崎益實、松本千秋

【囲碁大会】
〈有段者Aの部〉◇文化祭賞 横道孝二◇準優勝  川崎宗夫◇3位 鈴木富夫
〈有段者Bの部〉◇優勝 久積浩二◇準優勝 山本賢治◇3位 寺山正巳
〈級の部〉◇優勝  荻原吉信◇準優勝 小川英男

【短歌会】
文化祭賞 
秋野菜並べて脇に切り花の鶏頭も売る農の庭先
  八島靖夫
〔評〕無人の直売所なのだろう。鶏頭の鮮やかな色彩が目をひく。ゆったりとした時の流れが感じられて心が和む。 

特選 
まばたきの如き優しさ海へだて夜となりたる島の灯し火
  横井朝子
〔評〕海を隔て微かに瞬く灯火。向うの島にも人の営みがあるのだ。比喩を功く使って優しい気持ちが素直に表現されている。 

佳作 
暑き日に熱きことされ素麺は負けたとばかりに鍋に沈みぬ
  小野五代子

初鳴きの蜩の声なつかしく夕餉の胡瓜はづみて刻む
 山本初美

玉葱をみじんに切れば悲しみも混じりて大き涙こぼるる
  鷲巣純子

路地の辺に咲きつづけゐる百日紅花軽やかに秋風にゆる
  山村秀子

一歳児の何やら解らぬ初電話の大声ひびくただに明るく
  高橋哲子

幾重なる山一つづつ消してゆく雨足速き峽の夕ぐれ
 河合アエ

【俳句会】
文化祭賞
房総の海を広げて烏賊を干す
  寺田絢子

特選
生まるるも死すも独りや流れ星
  牧文子

一入の生まれし藍に秋の風
  若山敏子

秋深し谷中の坂の猫だまり
  小泉秀夫

佳作
ジャンケンポン小さき秋の子等の影
  南みち

肩貸して夫の身軽し萩の径
  河合アエ

名月へこのまま昇れエレベーター
  岡田幸子

遺跡の地均し了へたる後の月
  山田みちを

バランスをとりもどしたり鳥渡る
  高橋哲子

しがらみを茎一本に彼岸花
  根岸敏三


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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