広報みたか2005年10月2日1面
■みなさんのご協力でごみの総量を18%削減!
成果あがるごみの分別・資源化
平成17年2月から開始された新しいごみの分別収集により、「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」の総量はこれまでの18%減と大幅削減となりました。その主な要因は、リサイクルできる資源物の分別量が2倍以上になっているためですが、ごみ・資源物の総計でも減少しており、みなさんのごみ減量の取り組みが表れた結果となりました。
しかし、新たな最終処分場の建設が困難であることから、現在の日の出町二ツ塚処分場に埋め立てる焼却灰と不燃物残さを今後もできる限り0に近づける必要があります。そのためにもごみの減量・資源化は重大な急務です。
今後も引き続き、市民のみなさん一人ひとりの一層のご協力をお願いいたします。
->ごみ対策課TEL内線2533
分別の成果
ごみの収集量が半年で4千トン以上減量
市民のみなさんのご協力により、分別収集の成果として、「燃やせるごみ」は2千24トン、「燃やせないごみ」は2千201トンが減量し、ごみの総量では約18%減少したことになりました。これは、「燃やせるごみ」は0.6カ月分、「燃やせないごみ」は4カ月分が減ったことになります。ごみが減ることで日の出町二ツ塚処分場の延命化やCO2の排出削減に大きく貢献できます。
市では、今後平成18年3月までに前年より20%の減量を目指すこととします。
リサイクルできる資源物が2倍以上に
「燃やせるごみ」から雑紙を、「燃やせないごみ」の中からペットボトルとプラスチック類の分別を行ったことによりリサイクル可能な資源物が2倍以上に増え有効に活用されています。
■収集された資源物のゆくえ
・古紙類は日本国内の製紙工場で紙に
・古着は中古衣料として東南アジアなどへ輸出、または工業用のウエスや反毛材料の加工品に
・プラスチックは工業ガスに
・ペットボトルは再びペットボトルまたは繊維に
今後も一層のごみの減量を
ごみ減量キャンペーン
ごみ減量とリサイクルへの意識向上のキャンペーン活動と駅前のごみ拾いを行います。
[日時]10月24日(月)午後4時〜5時
[場所]三鷹駅南口周辺、三鷹台駅前、井の頭公園駅前、つつじヶ丘駅北口駐輪場
ボランティア募集
対象は小学生(保護者同伴)・中学生・高校生。
▼10月18日(火)までにごみ対策課TEL内線2533に電話または[メール]gomi@city.mitaka.lg.jpで申し込む。住所、氏名、電話番号、学校名、学年を記入。
分別によるごみの大幅な減量化
みなさんへのお礼とさらなるご協力のお願い
三鷹市長 清原慶子
このたび、2月から実施したごみの分別による半年間の減量効果がはっきり表われました。一人当たりの1日のごみ量831.6g、これはすでにごみの分別化に加えて有料化も実施している近隣市を下回る数値です。今後引き続き皆さんのご協力をいただきながら、さらなる減量化を目指していきたいと思います。
ごみの処理には多額の費用がかかります。将来的には、やはり有料化も実施せざるをえないと思っています。しかし、その時期が少しでも遅くなるよう慎重に推移を見守っていきたいと考えます。どうぞ、みなさんのごみの減量化と資源化へのさらなるご努力をよろしくお願いします。
■市長コラム 三鷹市長 清原慶子
敬老のつどいと中学生の笑顔
9月17日、18日の2日間、3回に分けて、市の公会堂を中心に「敬老のつどい」を開催しました。両日は、3千人を超える77歳以上の市民の皆さんが参加されました。
記念式典に引き続いて、民生委員関係の皆さんがメンバーの白ばらコーラスの歌、三鷹市出身の方も含めたイリュージョン・マジック、参加者と同世代の歌手三浦洸一さんの歌謡曲を楽しまれました。
公会堂の席へのご案内やロビーでの茶道連盟のご協力による抹茶の接待、そして、中庭での麦茶のサービスなどには、市内の7つの中学校の生徒の皆さんがボランティアで参加してくれました。
ご長寿の市民の皆さんと10代の中学生の出逢いが、敬老のつどいに「やさしさ」と「なごやかさ」を増してくれます。つえや車椅子を利用する高齢者の方に、そっと手を差し伸べる中学生の笑顔は、会場までの移動のご苦労をいやしてくれるように見えました。
そして、参加者の笑顔には、中学生が運ぶ和菓子と抹茶、そして麦茶の味は格別であるとの思いが反映しているように見えました。
今の平和と繁栄を築くために、若い頃に大変苦労されたご長寿の皆さんに感謝し、敬意を表するこの事業に、若い世代の皆さんにも参加していただきながら行うことの意義を、参加者と中学生の皆さんの笑顔の中に再確認しました。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり